韓国政府の真の意図はどこか？

■世耕経産相、「考えただしたい」＝韓国ＷＴＯ提訴の動きで
(時事通信社 - 08月28日 19:01)
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韓国水産物規制WTO勝訴したので今回も勝てると韓国は思っているのでそう言っているのだろうと推測できる。ただ、普通に考えればそもそも訴訟の対象にもならない案件である。日本が韓国に輸出を禁止したのではなく、また、恣意的に輸出を制限もしていない。ホワイト国制度自体は輸出する側の裁量の範囲である。ホワイト国制度が無くても輸出はする。実際、日本はホワイト国から韓国を外しても書類審査した案件についてはいまも通常通り輸出している。なにひとつ韓国経済には影響は出ていないのが実態である。それではWTOも著しく韓国に害が出たと考えるのは難しいだろう。そもそも、根本的なこととして韓国はホワイト国から外されたことに対して何か損害があるかということだ。たぶん、ない。ことの発端が戦略物資の最終仕向先に関しては懸念があるということだった。韓国政府に再輸出管理体制の強化を依頼していたが残念ながら、韓国政府からはそれに対する回答がなかった（故意かどうかは不明）。そうなると日本は国際社会での安保上の問題として不本意ながらホワイト国から外して輸出を厳格化せざるをえないわけである。もっとも、厳格化というより「通常」に戻すだけである。ちなみにEU圏内の国はどこも韓国をホワイト国にしていない。話を戻すが韓国政府がなぜにホワイト国に固執するのかが正直わからない。そもそも、ホワイト国制度は2004年からのもので2003年までは存在すらしていなかった。さらに言うと韓国はグループＢである。中国、台湾など他の諸国はグループＣである。まだ、韓国の方が他のアジア諸国より優遇されている。そうなると韓国政府がここまで固執する理由が通常なら見当たらない。考えられる理由は大きく3つである。まずはプライドだ。韓国は基本的に日本より「上」という考えである。その下の日本ごときが韓国を侮辱するとは何ごとか？ということになる。まずはそれが考えられる。次に韓国国内の問題から韓国国民の意識を逸らせるためである。今の韓国経済は決して良い状態ではない。韓国政府の経済政策がうまくいっていないのだろう。高い失業率とかが問題になっている。さらに最近では大統領の側近による不祥事とあまり韓国政府にとって良くないことが起きている。こうなると韓国政府への求心力低下が懸念されるだろう。具体的には政府の支持率だが、どういうわけだか反日運動をすると韓国内では政府の支持率が上がるので歴代の韓国大統領は自分たちにとって都合が悪いことになるといきなり反日運動をしてきた。今回も実はそうなのかもしれない。最後の理由はあくまで推測であり、何も証拠はない。そもそも、再輸出先に懸念があると日本政府が言ったがこれも正式発表があったわけでもないので推測の域は出ないが戦略物資がテロ国家に渡っていたのではないかと思われる。99％ないと思いたいが韓国政府がここまでホワイト国に戻して欲しいと言うとテロ国家への再輸出をしたいと言っているようにも聞こえる。まさかだが韓国政府はテロ国家への輸出をしたいがためにホワイト国に戻して欲しいと言ってるのだろうか。だとしたらそれはあまりにあり得ない理由だろう。そもそも、しっかり管理すれば従来とおりホワイト国で取引しますと日本政府が申し入れしていたのを韓国政府がそれに応じなかったのが原因なので、常識的にいえば韓国政府が再輸出管理体制をしっかりすると日本政府に再提示すれば良かっただけなのだ。逆になぜにここまで問題がこじれたのかがある意味、理解できない。韓国政府がここまでホワイト国に戻して欲しいならまずが韓国側の再輸出管理体制に問題ないことを主張し、その上で日本政府の態度を非難すべきだと思うがどうだろうか？