濃い2月だったの？

　埼玉のはずれの生活も、すっかり落ち着いた気がする。とはいえ、まだひと月も経ってないんだよね。
　実際、近隣のこともまだ知らない場所も多いし、土地に不慣れですが、アシスト自転車をやっとこ購入したので、今日は慣らしも含めて午前中、町のあちこちを走ったら、いろいろなところで桜が満開。
　
　慣れたら、ぽちぽち仕事も探さないとなあ、と思いつつ、いや、それほどのんびりは出来ないんだけど一応夏ごろまでには、と考えていたのだが、最後に仕事してから随分と経っている気がしていたんだけど。
　一月末で以前の仕事終了だったから、まだ、二か月なんだと。
　いや、なんか、西新宿で働いたのはエライ昔のように思えるんですよ。
　これは、場所の移動もあるけど、それ以上に、引っ越し準備が大変だったことが大きいのかなあと。
　
　親が住んでいた実家の遺品整理が大変という話はよく聞きますが、うちの母の場合、元々片付けが嫌い（というか、家事全般が嫌い）なくせして、ものを買う事は大好きで、不仲な父が死んでから、好き勝手に生きていける開放感もあったのか、意地でも片付けないぞ！という強い意志(^^ゞでいたから、まあ、ものが堆積してまして。
　そのうえ、家の売買や、それに伴う弟との話し合い、新しい家探し。まあ、これらは、昨年からぽちぽち行っていましたが、とにかく、最後の実家の片づけが、ホンマ大変でして。
丸一か月以上あったのに、これなら仕事している方が百倍楽！と思えるほど、疲れてました(^^ゞ

　とはいえ、その反動か、埼玉の家に来てからは、すごく開放感というか、さっぱりした気分になっているのは、物理的疲労だけではなく、自分が育ってきた家や親の記憶が怨念のようにドロドロと澱んでいて、それが精神的に負担になっていたのかしら？とも思います。
　
　今回の引っ越しは自分の意志でない分、なんでこんな苦労せにゃならんのだ！と重い事はしばしばでしたが、結果的には思い切って良かったです。
　多分、嫌な記憶もある程度は断捨離できたのかもしれません。

　そのせいか、時間がすごくたったように感じるのかもね。