反自粛ヤクザ

「自粛警察」が問題視されている、営業中の店に誹謗中傷の貼り紙を貼ったり、他県ナンバーの車に投石したりすることは、とんでもない行為だと思う、つか、犯罪だ。

　けれど、一方、反自粛を訴える人たちの中にも「反自粛ヤクザ」ともいうべき人たちがいる。
　コロナに罹患したある学生さんが、ツイッターやｙｏｕｔｕｂｅで、自分の闘病体験を通じて、コロナの危険性や苦しさなどを訴えていた。
そのアカウントが、酷い嫌がらせ田誹謗中傷を受け、大げさではなく身の危険まで感じて、しばらく発信を止めることになった。
「https://twitter.com/ioio060?lang=ja

　コロナ禍が長引くと、自粛生活にストレスが溜まる人が増えてくるせいか、自粛反対の声が出てくる。
　反対と言ってもイベント等をなんでも中止じゃなく、どこまでなら大丈夫か検証して開催した方が良いんじゃないか？といった穏健なものから、渋谷のクラスターフェスみたいな過激なものまであるけど、共通しているのは「自由にみんなで表で遊びたい」です。
　それがいけないとか言いません、実際、各種イベントなんかが開催されない経済的文化的損失も大きいですし、対策を取ってなら、やっても構わないと思います、
　ただ、「自粛いやいや」な人たちは、どうしても、コロナチョロい論を支持したがる傾向はあるんですよね。「重症化するのはほんの一部だけ」「日本人はもう集団免疫を獲得してる」「ウィルスは弱毒化してる、その証拠に死者減ってる、これからどんどん減る」
　実際、専門家でも人によっていう事は違ってて、どれが正しいのか素人が判断は出来ないのは事実ですが、上記の「コロナチョロい説」は「自粛いやいや」派にとっては、都合よい、チョロいんだから、もうマスクせんでもいいじゃん、集まって飲んでいいじゃんとなるから。

　そういう反自粛な人たちにとっては、若い罹患者が半年も後遺症に苦しんでいる、という事実は受け入れがたい、だから、どうあっても潰したい。

　自粛警察にも困ったもんだが、反自粛ヤクザにも困ったもんだと思いますたです。