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2020年07月06日19:02

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大分名物「りゅうきゅう丼」を食す

旅行三日目(3)

 地獄での温泉体験を後にして、街に出ることにした。
 「紺屋地獄」のバス停から24番のバスに乗る。鉄輪温泉を経由してR500を下っていく素直な路線のバス。海側に出るとバイパスではなく旧道の方を走っていくのも地元密着路線の路線バス。このバスは終点が別府駅なので別府駅まで通して乗る。
 昨日立ち寄った、スーパー「マルミヤストア別府駅前店」に行って、今夜のデザートとしてカットされたスイカを手に入れる。勿論、大分産のスイカ。そのあと「りゅうきゅう丼」を食べられる店を探す。いくつか物色した後、商店街からは一本折れたところにある小さなお店「うまみ処 一笑」というおばちゃんんが一人でやっているお店に入る。
 ちょうど、「りゅうきゅう丼定食」というメニューがあったのでそれを頼む。最初に小鉢が出てきて、小エビのから揚げや漬物などをつつく。そのあと、お待ちかねの「りゅうきゅう丼」と味噌汁が出てきた。お味噌汁はレンチンで温めているのか、器まで熱々で出たよ。
 味付けは全体的に濃いめで、たれが魚に良くしみ込んでいる。どんぶりは大きめで、ご飯がいっぱい詰め込まれた上に、ドドーンと「りゅうきゅう」が載せられている。ボリュームは満点。野球部の男子高校生が食べるのにちょうどよいぐらいの量かな。
 酒も飲まずに、どんぶりをたっぷり味わった。この店は、大分の料理を定食で食べさせてくれるお店で、他にとり天やしらすの釜揚げ、カボス鍋なども定食で食べられる様子。地元の心温まるアットホームなイメージのお店。設定価格もリーズナブルでお財布にも優しい。只、ここでも他にはお客がいなかった。観光産業は本当に大ダメージを受けている。各地の優良で頑張っているお店がこのコロナ騒ぎで次々息絶えていくのでは本当に困った問題だと感じる。
 政府や自治体が色々な手を打っても、そもそも感染が怖くて人ごみにはなかなか行けない。飲食店などは繁盛すれば混雑する訳で痛し痒し。黙って食事をするのも結構つらいものもあるし、どうしても人と会話しながらご飯を食べたりお酒を飲んだりする。人と言うのはそういうもの。ワクチンや治療薬などの決定的な問題解決策が見つからない限り、先細りで苦労する人々が余りにも大勢いる現状は見ていて本当につらい。
 店を出る時に、おばちゃんが「どこからいらっしゃったの」と聞くので「大阪から」と答えると、「保健所の方がうるさくて」と言っていた。これは本当かどうかは分からないが、店にもよるのかな。

 昨日、びわを投げ売りしていた青果店を見に行ったが、今日はまだ200円で販売されている時間帯だったのでスルーして宿に戻ることにした。スイカは手に入れてあるしね。別府駅西口から3番のバスに乗って「中津留」のバス停に戻る。この二日間で都合11回亀の井バスに乗車した。パスは1500円だから一回当たりは136円ほど。まあまあお得感はある。この路線バスは最低運賃が150円なので、回数券よりも安いかもしれない。路線バスを使いこなせるのは旅には必須のスキル。(海外でもしかり)

 ローソンでオレンジジュースとアイスを買って宿に帰る。「りゅうきゅう丼」の味が濃かったのでのどが渇いていた。アイスを食べ飲み物で喉を潤してから、また温泉タイム。一日に一体何回温泉に入るの?
 今夜は貸切風呂が「ひのき風呂」だった。たった5500円/泊で贅沢三昧。風呂から上がると、デザートで買ってきた大分産スイカを食べてみる。なかなかうまい。そのあと、焼酎をちびちびと晩酌。大満足の一日でした。

 明日は、「砂湯」を体験してみようと思う。

 おやすみなさい。
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