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2020年01月17日23:17

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強い力の解放

 今朝の朝方、とても寝苦しくて目が覚める。鼻が詰まっていた。
 風邪は治っていたと思っていたのだが、昨日スーパーに買い物に出かけたのが原因?
 お買い物ぐらいで、毎回感染して来るというのはかなり変だが、それしか対人接触が考えられないので、不思議ではある。勿論、同じウイルスにもう一度感染するというのも変だから、スーパーマーケットに次々と異なるウイルスが回ってくるような仕組みがあるのだろうか? 熱は計ってみたが、熱はない、けれど身体が何か熱っぽい。


 原発が「地震で壊れる」という事実は新潟の原発で証明されている。その事実を、きちんと受け止めないで運転を続けたことが福島原発の悲劇につながった。未だ故郷に帰還できない人がいる現実は重く受け止めるべきだろう。単に発電所からの距離ではなく、事故の起こったその時の風向きで汚染エリアが何処になるのかは全く違うこともはっきりした。現実的に、発電所から半径50キロを無人にしてから運転するなんてできようはずもない。現代の技術力では原発の運転継続はそもそも無理、という判断があってしかるべきだと思う。どれほど大きな地震でも、放射性物質を必ず外に逃がさない封じ込めができる、そんな技術力が備わった時に改めてこの「強い力」を使ったエネルギー利用法を考えるのではなかろうか?
 日本で本格的な発電が始まり、京都で路面電車を走らせたのが蹴上の発電所。琵琶湖疎水を使ったこの発電は、「重力」を電気に変えることに成功した、と言える。「電磁気力」の方は、蒸気機関として産業革命を興すのに使われた。その後、本格的な発電は1882年にエジソンによって作られたニューヨーク・マンハッタンの発電所だと考えられる。
 水力発電は、かのアームストロング砲で有名なウイリアム・アームストロングが1878年に行ったのが最初だと考えられている。蹴上での発電は1891年から稼働しているのでわずか10年ほどで日本で商用発電にまで持ってきている。重力と電磁気力という全く異なる力で、あたかも同じように発電ができるという成果をアームストロングからわずか4年後にエジソンが実用化しているのには驚くものがある。
 人類が強い力の存在に気が付き始めるのは、おそらく中性子が発見される1932年ごろからだろう。もっとも、だからと言って、強い力をどうやって取り出すのか、どのような形でエネルギー変換をするのか、に関してはちょっと簡単に見つからなかったのではなかろうか。原理的には、相対論で質量とエネルギーに等価性があることが示されて、初めてこの強い力を取り出してみよう、という意欲が湧いたのだろうと想像できる。

 人類が弱い力よりずっと弱い重力を最初に発電のエネルギー化している点から、いずれ弱い力のエネルギーさえ取り出せるようになるのだろうと想像できる。
 しかし、その一方で、「破断」のような速い事象を十分に理解できず、そのコントロールも十分できないのは現実でもある。現代では、部品個々に耐用年数や負荷させる力のコントロールで「部品交換」でしのいでいるのだが、地震のような予期しない大きな力が瞬間的に加わった場合にどうなるのか? に関して十分理解されているとは言い難い。これが技術的な限界であって、この点を克服できる時が、原発再稼働の時なのだろうと思える。 
 まあ、普通に考えれば、そこまでの技術革新は、現在利用されてきている原発の耐用年数の間に実現できるとはちょっと考えにくい。もしあるとするなら、AIの進歩で、複雑な構造物の場合でも、地震のような負荷に対して力を逃がすような計算ができるようになる、という話なんだろうか?
 ちょっと分からないです。

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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5939788

 山口県の住民3人による仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁は四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めるよう命じた。阪神大震災から25年を迎えた17日の司法判断に、住民の支援者からは「日本が地震国であると裁判所が改めて警告してくれた」との声も聞かれた。

 広島市中区の高裁前。決定を受け、住民側の関係者が赤い字で「運転差止」と書かれた幕を掲げると、集まった支援者らから「勝った!」との歓声が上がった。住民側の弁護団事務局長を務める中村覚弁護士は「阪神大震災から25年のこの日に、地震を理由とした決定を裁判所が出してくれた」と感慨を込めた。

 瀬戸内海の島しょ部に住む3人が、山口地裁岩国支部に運転差し止めの請求訴訟と仮処分を申請したのは2017年3月。岩国支部は、四電の安全対策を一定評価して仮処分申請を却下したが、抗告審では原発近くの活断層に関する四電の調査は不十分だと認定された。

 係争中の差し止め請求訴訟で原告団長を務める木村則夫さん(63)=山口県光市=は「司法の正義を信じながらどこかで失望し、裏切られ続けてきた。正義を信じて本当に良かった」と声を震わせた。

 ただ、同じ広島高裁では、火山の噴火リスクを理由に伊方3号機の運転差し止めを命じた17年12月の決定が、四電の不服申し立てを受けた異議審で取り消されている。決定後、中村弁護士は広島市内で支援者らと記者会見し、「決定を覆されないよう、更に全力投球していこう」と呼びかけた。【小山美砂、手呂内朱梨、李英浩】


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