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2019年12月13日18:44

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加藤竜雄新聞

 
 掃除してもすぐに落ち葉が降り積もるので、やってもやっても切りはないのだが、やらないわけにはいかないので、今日は玄関前の掃除。掃除している時に、八朔の実がアジサイの株の中に引っかかっているのを見つけた。ちょっと小ぶりな実なのだが、状況が状況だけにいつ落果したものかは不明。地面だけ見ててもダメなんだね。

 学生時代に、表題の加藤竜雄新聞、というのがあった。本名なのかどうかも知らないが、加藤竜雄さんが自分で書いて、駒場キャンパスの前で車掌さんみたいな恰好をして配布していた(らしい、現場を見たことがないので聞いた話。)
 そもそも、駒場キャンパスに行くことはあっても、代々木上原から歩いて行っていたので、配布されているという駒場東大前の門からキャンパスに入ったことはほとんどない。
 記事の内容は、今でいうフェイクニュースなのだが、もっともらしい取材を基にして記述したように書かれているので、知らない人が読むと本当のことのように感じるかもしれない。いわゆる、東スポとか日刊ゲンダイなんかに近いメディアだろうか?
 確か東スポだったと思うのだが、記事の内容で訴えられた裁判で勝訴したことがある。裁判官の判断は、「東スポのような、本当のことを書いていない新聞」に基づく訴えは棄却する、みたいな判決だったと思うのだが、そういう判断って名誉なのか不名誉なのか分からない。
 前世紀には明らかにそのような、「嘘メディア」というのはあった。おおらかな時代だったといえばそうだろう。日常的なちょっとした楽しみに、そういうメディアの発信する内容の記事を読んでいたものだった。自分の空想の世界を広げるのにも役に立っていた。
 いわゆる嘘メディアではないのだが、NHKなんかは大事なところで嘘をつくので、いつまでたっても信頼を築けないメディアである。

 「人肉を食べられるレストラン」という話は、昔からあって、行方不明になった子どもは実はそういう店で食べられている、という話はいろいろ聞く。現代では臓器移植も技術的に可能になったので、こんな話が出てくればなお信ぴょう性が上がってしまうようにも感じる。もっとも、本当の話なら、大金を積んでアメリカで手術を受けよう、とする日本人の子どもはいなくなるだろう。命を金で買おうとする行為は、親の立場なら自分の子どものために悪魔にでもなる、ということなんだろうが、関心はしない。
 一方で、臓器移植をもっと現実的にするには、脳死からの移植を広げる必要があるのだが、日本の文化的背景では到底無理な話。ヨーロッパやアメリカとは違う。魂が天国に行った後の死体はどう使おうと誰も文句を言わない文化ではない。
 江戸時代に、オランダなどから、近代的な科学が日本にも入ってきて、理論的に組み立てられた学術が、物事を合理的に説明できるということが分かった。とはいっても、すべての事象が説明できるわけでもなく、分からない部分はある。その分からない部分を、キリスト教では「神が」と言ってしまって解決させておく。その考え方も合理的だと思うよ。しかし同時に入ってくるキリスト教はやっぱり根付かない。先般、ローマ教皇が来た折に関連グッズが売り切れるといった事象が分かり易い。関連グッズを買う信者って、自分は信者のつもりなんだろうが、キリスト教がどういうものか余りよくわかってなくて信者になっている。
 人肉が「旨い」という話も色々あって、高校の時には倫理の授業で、アンデス山脈に墜落した航空機の話を習った。倫理の授業で、人肉を食べる話を教える、というのもどうかと思わないわけでもないが、そういう人間の根本的欲求を無視していて本当のことを分かろうとする方が無理があると言えばそうだろう。
 人肉を食べる話は、現代国語の授業でもあったなあ、、、、
 小説だと「野火」が人肉を食べる話を扱ったもの。

 まあ、普通に高校の授業に出てくる内容なんだが、具体的にどこで食べられる、とは教わらない。性教育で子どもの作り方を習っても、具体的にどこのお店に行けば本番ができる、とは教えないのと同じだろう。
 人肉が「旨い」と聞いていれば、それを食べてみたいと思う人は当然だがいるだろう。それは、麻薬が気持ちいい、と聞いていて、本当に薬物を使っちゃう人がいるのと同じぐらいの話だと思う。
 昔付き合っていた女が、まじめに「一度、麻薬を試してみたい」と言っていたことがある。理由を聞いてみると「セックスが良くなる」とか言っていたが、今から思うとそれは全然違う方向性だよねと思う。一方で、違うプレーをお望みだったのか? などと今ふと気が付いた。今ならそう思って一生懸命やるのかもしれないが、当時はその女のことは余り愛せなかった。付き合っていただけ、みたいな状態で、そう真剣でもなかったんだよね。

 たとえ「通りすがり」、ぐらいの関係であっても、出会う女は常に深く愛さなければならないのだろうか? 実際、そうなのかもしれない。 一夜限りの関係でも、あたかも「人生すべてを共にする関係」、とするのが大人の対応なのかもしれない。

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■「日本で人肉売買」FB拡散 南米でフェイク写真と報道
(朝日新聞デジタル - 12月13日 12:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5900586

 「『日本で人肉売買』とされる写真はフェイク」。ブラジルのニュースサイトが12日までに、こんな見出しの記事を報じた。フェイスブックなどを通じ、数年前からポルトガル語やスペイン語で「日本の人肉売買の実態」などとする写真や動画が広がっていたという。

 AFP通信やブラジルメディア「G1」によると、拡散していた写真は、人の遺体がいくつも冷凍庫につるされたり、切断された手や顔がパック詰めされたりしたように見えるもの。いずれも2012年ごろの、タイの芸術家の作品や、ホラーテレビゲームのキャンペーンを写したものだったという。

 しかし、数年前からフェイスブックなどで「日本で人肉売買」「東京のレストランでは1万2千ユーロで売られている」などとして、写真や動画が拡散していた。朝日新聞が確認したところ、ある動画は28万回以上再生され、別の動画は3万件以上共有されていた。

 スペイン語のニュースサイトを装った、「独立系メディア」を名乗るサイトが、2016年7月に投稿した記事が発端とみられるという。元になった記事は17年に、米国のファクトチェックを行うサイト「スノープス」で偽ニュースと確認されていた。

 また、発端となった偽ニュースサイトは今年11月にも「日本に人間動物園が開園へ」という記事を掲載。「人権は適用されない。日本は資本主義が優先される国だ」などと書いている。(サンパウロ=岡田玄)
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