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日記一覧

  筒井康隆著「誰でも判るハイデガー」(河出書房新社)の後半に、キリスト教の聖餐式などの意味が簡潔に書かれてあった。終末の意味とか。人生には必ず死と言う終末もありますが、要するにそれを個人個人聖餐式で疑似体験して、死んでも悔いのないようなま

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  どこの小中高の学校でもそうらしいが、僕のいた頃の光明でも、先生たちは友情や仲間関係は推進したが、特定の生徒間が仲良くなる事には反対した。先生の中には「ベタベタした関係」とか「金魚の糞みたいだ」とか批判的な言葉を投げかけた例もあった。「金

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  それで僕の行った教派の牧師たちも教育勅語や天皇への反対の説教を続けている。アジア太平洋戦争以前の、日清・日露戦争の時からそうだった。「教育勅語は国による洗脳」という言葉が印象的だった。   しかし、今の僕が気が付くに、それは牧師によるキ

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  「長恨歌」の通り、玄宗が楊貴妃に贅沢三昧の暮らしをさせていたと仮定しての話です。  勿論、当時の低かった教育状況は考慮しなければなりませんが、玄宗には「女は、うまい物を食べさせ、美しい着物さえ与えれば、幸福になれる」という意識が僕には見

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自主性を伸ばすと、独自の見方ができ、各々権力やマスコミにも対抗できるようになる。これが大切な点だし、多くの人がそうなれば、良い政治家も選べるようになり、ファシズムにもならない。資本主義の矛盾も市民が次第に改良もできるようになる。  でも

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  日本でまだグルメという言葉がなかった1970年前後、フランスの高級レストランの様子が盛んに報道され、まだ小中学生だった僕は勿論、一緒に番組を見ていた父も「フランス人はご馳走をよく食べる。贅沢をしている」とステレオタイプ的に思ったものだ。

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例の実録小説ですが、僕と付き合った1949年生まれの身障園生の三浦修氏の登場の時期について考えている所です。というのは、1980年の卒園挨拶葉書に「S園に25年間いた」と書いてありました。でも、その通りならば、1955年に入園した事になりま

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大体、日本の身障運動は「命の尊重」が支柱だね。僕の子供向け文もその路線で走ってきた。それは良いが、それだけでも足らないのではないかとここに来て、感じ始めている。偉そうな事は言えないが、親鸞上人の説かれた深い罪業も改めて掘り起こさないといけな

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  この種の件で批判・反省すべき事は、自分を含めた、他者を傷付けてまでもおいしいものを食べたいというエゴイズムだけです。その他は批判などには当たらないと思います。  というのも、このような問題でよくガチョウにトウモロコシを無理やり食べさせる

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  昨日のブログの補足ですが、「共に生きるか」、それとも、「贅沢をするか」をフォアグラの問題は全人類に突き付けていると思います。他にも似た例はあると思いますが、僕はグルメの事はよく知らないし、お国を越えて一番判りやすい例なので、述べたわけで

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 まず、男女の見方の違い。対動物でも、僕に示唆を与えてくれたフェイスブックの一女性は写真を交え、本当に感覚に訴える述べ方をしています。これに対し、僕は根が理系である事もあるかもしれないが、このように論理的に書いています。感覚に訴える力はどう

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動物共生と障碍者問題
2018年09月17日11:56

  ペットを飼っていないせいか、世間で言う所の動物愛護の事に疎かった僕だが、フェイスブックでそのような記事を数多く投稿されている方と知り合い、考え込み、この面にも目を向けてみた。  まず、言葉の問題だが、僕特有の感じ方のせいかもしれないが、

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10時からラジオで30分間、漢詩の番組を聞きました。楊貴妃が殺された後の様子ね。その中に出てきた唐の中ほどに生きた詩人の李益の「馬嵬に過る」の第1節を書きます。  「金甲銀旌尽己回」。「金のかぶと、銀の御旗の儀仗兵は宮古に帰り」と日本語

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子供向け文
2018年09月14日10:47

 佐久のみなさんへ.2018年9月   9月6日(木曜)の午後1時に書いています。起きた時、ヘルパーさんから北海道の地震(じしん)のことを聞き、ぼくもおどろきました。かなり強い地震で、この作文を書いている時はまだくわしいようすはわかりません

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会組織社会と結婚問題
2018年09月12日11:36

  会組織関係の続き。  日本でも戦後のかなりの期間に渡り、至る所で会組織社会は続いているわけだが、縦社会で、その中では横の関係は確かに難しく、交友も満足にできない例が多い。ならば、男女交際も元々難しいようである。それを補ってきたのが、親族

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福祉事業とギャンブル
2018年09月11日11:40

  S園のサポーターたちは経済学に疎い人が多かったせいか、S園の資金の話は出ず、昔の僕も気に留めなかったが、最近、調べてみると、その名の由来にもなった小説名の島畑氏はパチンコ経営で、当時の日本橋遊技場組合の会長でもあったわけであり、大金持ち

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  その文の後半に書いた「異なる教派のクリスチャン同士のケンカ」で僕が中立を貫いた理由です。  1983年でしたか。長野県のある知的障碍者施設の交流キャンプの場でした。詳しい事は書けませんが、両派は教義や偶像・聖像崇拝の問題で対立があるわけ

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  調べましたが、戦時中はムッソリーニを崇拝したから、GHQから戦犯に疑われたが、東条の戦争政策にも反対したから、釈放されていたんだ。戦争遂行者とも一味違っていたと言おうか。無論、ナチスや日本軍部とは別の意味で、ムッソリーニも問題だが。  

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  まず、誰でも判る事だが、莫大な資金と組織力、ハンセン氏病説明スタッフが必要である事だね。その財団は笹川良一が生きていた時は彼のワンマン会だった。死後は作家で統率力が疑わしい曽根綾子を象徴にする形で、これも役員のワンマン指導体質。  確か

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  ケース・バイ・ケースだが、トップクラスの人たちは反発する事もあれば、意思疎通しようと相手と接触を試みて、共存や協力を探り合う事もある。トップ・会長・役員の能力次第だと思われる。  でも、下と言おうか、一般会員や、国で言えば国民に当たる人

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組織の中心と辺境
2018年09月06日16:59

  僕が出会ったものにしろ、歴史で見たものにしろ、ニュースで伝えられたものにしろ、何かの組織は特にその存在が長くなると、どうしても「中心人物」と辺境ができ、ろくな事はないらしい。中心人物は一人である事もあるし、何人もいる事もある。また、自分

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今朝いらしたヘルパーさんから北海道の地震の事を聞きました。震源地は陸地。その付近の震度の様子はまだよく判っていないようですが、大変怖かったと。お見舞い申し上げます。本当に被害が出ているのならば災害だから仕方ないかもしれませんが、これをきっか

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  教派の別なく、協調性を欠いたり、友人作りが出来なかったり、独善的だったりした人が多かった。光明の先生にもいた。おかしかった。理由の一つも教会で、神父や牧師との付き合いばかりしてきたせいだろう。実際、西日本に住み、部落関係に取り組んでいる

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  例の教派。何かの用事で行った品川区の教会。そこは金持ちばかりで有名。たまたま一信徒の母親が嘆きの言葉を礼拝の後に公表していた。抗議するように。その中学の息子。ある土曜日に忘れ物を取りに教会に行った。そうしたら、一信徒から「何しに来たの。

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今は封建時代末期か
2018年09月03日14:40

40年前、僕が入ったり、見てきた福祉会、身障会、施設関係といずれも似た構造だった。誰か中心人物が居座り、それを取り巻く役員の人たちがいて、それから平会員がいるという。中心の会長がワンマン的に命令する例もあれば、取り巻く役員が会長に代行する

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   マルクスは経済分析は見事だったが、中世以来の組織形態分析などを著しく欠いていた。それもムリもないと思う。その時代のヨーロッパの各企業は資本家が個人か家業みたいな形で企業を運営していたから。中心人物が誰かいて、取り巻く重臣がいて、更にそ

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