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日記一覧

「自分が知ったから」である。それ以外の理由は存在しない。人体実験は元島田園生のM氏から、医療用麻薬投与の事は良識ある島田職員から聞いた。前者はそこの他、M氏が後年入所した千葉県の身障施設でもあったわけである。  イニシャルで書いている事

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更に思う事・世間ずれ
2019年08月30日13:20

先に書いたものの補足だが、昔の島田療育園は園生児の心身の状態によって、部屋が分かれていた。僕が行った所は身障児者室だったが、その他に知的障碍室もあれば、植物人間みたいな者ばかりの室もあった。「島田に行くと、他への同情が薄れる」は事実だが

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書いた後、まず思った事は、島田療育園関係では、「神・歴史・M氏に与えられた任務を淡々とこなす」だけで僕は良い事です。これから実録小説は非常に難しい事がいくつも出てきます。特に、「人体実験」の事は。でも、以上の延長ならば、書けるでしょう。

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  どうも昔の島田療育園に行き、深入りすると、同情不感症になるらしい。僕がそうだったし、一緒に行ったVYS島田班の人たちがかなりそうなっている。その証拠は、例えば、全生園で判った。僕にしろ、かなりの島田深入り者にしろ、全生園に行っても、元患

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M氏とは、島田療育園の男性元身障園生。出会って間もなく、僕に手記文を下さった。内容の核心は、「(1977年から)数年前、私は脳のロボトミー手術の実験台に選ばれた。当日、仮病で難は免れたが、代わりの女子園生の一人が選ばれ、そのまま実験され

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人体実験
2019年08月28日11:33

恐らく、最初は純心でも、「病気の解明・医学の向上」の二つに医者たちがこだわるようになると、初心は忘れ、患者の苦痛も大した事ではないと思うようになり、人体実験もするようになるのだろう。僕も色んな真理を探究したいという気持ちが強いから、その延長

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  アポロ月面着陸50周年に想う                             文芸誌投稿  アポロ11号が月面着陸して、今年の7月で50年経つ。1969年7月、夏休みに入っていた当時中学2年生だった僕はその日は白黒テレビで、食い

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 今の子供たちは仲良くできないと色々な所から聞く。もし、昔の高島平班が集まり、今、どこかで子供会したら、手を焼き、失敗だろうね。仲良くできない理由だが、今は小学低学年、早ければ、幼稚園あたりから子供たちの自我が強くなっているせいだと僕は心理

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  その手記には、自分が(77年から)数年前に人体実験手術を受ける予定だった事、仮病で難は免れ、代わりに女性園生が手術を受けた事が書かれていた。つまり、M氏は僕に「話を広めて欲しい。医者たちに伝えて欲しい」と無言で頼んだわけである。別に僕と

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  「医者の人体実験」の中で、70年代、北海道に住む脳性まひを持つ一人が首の手術で寝たきり状態になった件は、原因が2つあると考えられる。  1.   手術により、首から下に通じる神経、及び、経脈の一部が切断されたこと。  2.  手術により

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 こだわりの理由の一つは言うまでもなく、社会面。障碍者・医療の件をはるかに超える大きな問題がある。それだけでも、書く価値は高い。でも、他にもう一つある事に、今日気が付いた。 「心の同行者求め」。例え物理的に一緒に島田に行かなくても、僕の書い

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島田にも色んな園生がいた。77、8年の僕は職員ばかりを憎む園生K氏の言う事ばかり信用した。話し方がシンプルで判りやすかったから。今日書いた文の中の園生はM氏だが、二人はケンカばかりしていたし、M氏を当時の僕は無視した。でも、その手記の中には

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医者の人体実験
2019年08月24日11:33

麻薬投与の他、手術の人体実験も島田療育園でも、1970年前後あたりから行われていた。脳のロボトミー手術の実験台に選ばれていた一人の男性園生の手記に書いてあった。仮病の為、彼は免れたが、代わりの女性園生が手術を受けた。彼はずっとその罪意識

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 理由は今後の話の展開予測。小説を書き始めたのは去年5月、第6章公開は去年10月である。それらの時点では、秋田から多くの新人職員が来た後、林田博士と職員の姿は後退させて、僕の行った身障室の様子を詳しく再現させる予定でいた。身障園生たちの

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  ここで時計の針を巻き戻して、1949年9月1日。東京の足立区の秦野家に長男が誕生した。幸男(ゆきお)と名付けられた。生後、間もなくの高熱で全身まひになった。乳児期は多病。生後一年しても起き上がれず、電信柱みたいに全身が硬直している。方々

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NHKスペシャルの昭和天皇極秘資料関係の放送を見ました。その中で、若き日の中曽根康弘氏の国会答弁の姿も出て、昭和天皇の退位の日取りを質問し、吉田茂首相に「天皇に失礼じゃないか」という意味で、叱咤される場面も写っていた。断片的で、そこからは何

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  明日にでも小説の第6章の改訂版を公開します。それに先立ち、その説明文を各ブログとSNSから削除しました。そこには、障碍児の親の問題を書いた。確かに、それも大切ですが、何も島田から書く必要はない。書きたければ、僕の母校の光明養護学校の事か

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マイナス金利
2019年08月22日11:56

昨日の朝日新聞の夕刊に、デンマークとスイスのその事が載っていた。その他、今調べた所、マイナス金利を最初に導入した国はスウェーデンだとか。勿論、それらの国々の人々の生活に与えている影響については新聞からは判らない。TV放送や旅行者からの話

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実録小説は自分がそこに行った経緯をほとんど述べなくても書けます。だから、僕には書きやすい面もあります。でも、例えば、島田療育園の園生たちとの交友記ならば、行った経緯も書かなければなりませんが、それには僕の意向の他、77年当時の所属会の「島田

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今、シマハタ入園前の一園生の様子を書いた所の名前を変更しました。今日の作業はここまで。明日以降は内容を変更します。残す所は残し、削る所は削ります。介護面は大切だから残し、今後の話の筋に関係ないものは削る。思えば、大作家の夏目漱石も何度も訂正

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「施設の社会化」の文の中で「施設」という言葉の曖昧性を指摘したが、もっと根本的な問題として「社会化」、又は、「社会」とは何か?という問題がある。それゆえ、「社会」という言葉を検索してみた。  「人が集まっている状態」とか「仲間意識で人が

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大まかな言葉の恐ろしさ
2019年08月17日14:23

「映画・旅猫リポート」のブログの終わり近くにも少し述べた事である。終戦直後から、日本・首都圏のボランティア関係は、養護施設(孤児院と昔は言われた)中心に活動し、そこから問題意識を持ったボランティアたちが、地域住民が養護施設の子供たちに関

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 犬や猫を愛好する独身女性が特に日本では多いですね。世間では、寂しさを紛らわすためと言われています。その見方も間違いではないでしょう。でも、もっと深いものがあるはず。 犬と猫は生態はやや違いますが、言葉を話せない点は共通しています。ペットに

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先週、テレビで放送されたその映画を録画して、見たわけです。内容は、主人公は一応は一匹の猫。夏目漱石の「吾輩は猫である」を模して、飼い主の事を語るわけです。飼い主は、悟(さとる)という少年。彼が複雑で、まず元々孤児。生後間もなく、養父母

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「2000年のシドニーから2016年のリオデジャネイロまでのオリンピックの会場総経費が合わせて、2480億円。これに対し、来年の東京オリンピック会場創経費は、2520億円。非常に問題です。国は財政危機と騒いでいますが、本当に財政危機なら、オ

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「シマハタ・光と陰」の実録小説ですが、すでに実名で出した園生になる方の幼少期を再現した章は、名前の他、内容も変えます。その作業を来週に行ないます。予定では幼少期にぜいたくを親にさせられた後、園の食事に苦しむ事を再現する所でしたが、そのような

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今日は、1945年に日本の対連合国戦争が終わった日(国際法上は、9月2日)とされているので、まずは第二次大戦で無念の死を強いられた世界中の多数の人たちに哀悼の祈りを捧げる。戦死者の他、銃弾や爆発事故、戦争に伴う栄養不良で病死された多く

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例の実録小説。次の山場は1974年を設定。石油危機直後で日本の経済が不安定になり、島田でもその関係のストが行われたわけだから。それまでの9年間の話は、島田の他、全共闘の事も少し書きたいです。それに挫折した元学生運動家も職員になったから。関係

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「共生と偽り、実際は非共生みたいな政治勢力が出たら?」という質問を頂きました。でも、尺度の如何に関係なく、いつの時代にもそのような人たちは出ていますね。ナチスが左翼を装ったのは有名な話だし、そのような例は世界の政治史に多くある。無論、右を装

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  政治の左右は何だろうか。昔から僕は変に感じてきた。その極例がナチスとポル・ポトだろう。ナチスは「右の極の政治思想だから極端な国家主義になり、ユダヤ人虐殺や大戦争を起こした」と何回も聞いた。ならば、ポル・ポトはどうなるのだろうか。これも

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