mixiユーザー(id:17922359)

2022年05月16日14:29

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高島平団地,島田療育園、全生園に行き、X君と関わった目的

  人権、経済、医療、教育と、この自分と多くの共通点があり、他人事ではないし、自分を知り、改善するヒントもあるはずなのがまずですね。又、それは日本に住む人たちはもちろん、世界のすべての人たちにも通じる事です。今のウクライナや北朝鮮の人たちにも。だから今も忘れられない。でも、その目的が見えてきたのはそれらに関わり合った10年以上後の放送大学で、特に法律や経済系のものを学ぶようになってからです。高島平団地に多かったカギっ子の件、島田の麻薬投与や恋愛抑圧、ハンセン氏病関係の隔離、精神障碍者の差別問題と、根は憲法や法律の不履行と、世界的とも言える経済問題であることに次第に気が付き、関わり合った時よりもはるかに身近にも思えてきて、特に島田の件は熟成期間を経て、小説にまで書けるようになっています。それらに行っていた時も一応通信大学はしていましたが、法律と経済は学ばないなど、偏った学び方で、それら以前に法律や経済が自分の生活に深い影響を与えていることには気が付きませんでした。それらに同行していた学生・若者たちもほとんどそうでした。中には経済の大切さを説く人もいましたが、僕も皆も話が判らなかった。島田の状況も僕は単に「施設だから悪い」と言っていたし、学生も「権力者だから園長が悪い」と言うだけだった。短絡的でしたね。また、行く目的が誰も見えず、「何のために行くか」と自問にふけり、皆早くやめました。「皆で遊んで楽しくやれば、心の壁も消え、差別は消える」と言い出した者も出たわけです。

  今思うと、同行者に限らず、小学から高校まで公立校にいた人たちは社会科と理科を暗記科目と誤解し、試験のための暗記ばかりしていたから、基礎学力がなく、大学に入っても法律や経済のテキストを読んでも人権の事には気が付かない。自分の生活に絡んでいることも。恐らく、憲法の柱の基本的人権や国民主権も理解できていないでしょう。それならば、以上の場に行っても人権や経済との辛みは判らず、訳も分からず、早くやめていった。僕も大して変わらなかったですが、放送大学で経済や人権の事に目覚め、行った所の状況が見えてきた。放送大学が判った理由はそれらの見聞と共に、母校の光明養護学校の社会科と理科の勉強が思考をさせるものだった。母校の教育が良かったからかもしれませんね。公立校で学んでいたら、放送大学も判らず、一生「何しに島田などに行ったのか」と自問にふけっていた気もします。光明養護学校に入れてよかったと思います。乙武氏とは違い、僕は教育学は学んでいないので、光明の事を著書にはできませんが、島田小説や子供向け文の背後には光明の教育があるわけです。
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