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2021年11月19日11:58

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地域ファーストの政治にしたら

     今回の衆議院選挙の各党の公約も、コロナ給付金ばかりで、違いは特になかった。それならば、有権者としては何党が政権取ろうが、同じだと思い、自民党か棄権になる人が増える。当たり前である。では、なぜ、公約が似たものになるのだろうか。

  全部の党が東京の本部に集まり、東京からの視線で政策を決めるからだと思う。大まかにもなる。出身地は違っても、東京で会議していると自然に東京視線になるのかもしれない。全政党が東京党みたいにもなっているわけである。国の役人の政策はもっとそう。農業関係はその典型らしいし、福祉や教育も過去には地域の実情を無視した政策で多くのトラブルがあった。新エネルギー開発も県レベルにやっていれば、早くから火山地帯では地熱発電、風の強い地帯では風力発電、海沿いならば、潮力発電とかなり進んでいたのではないか。中央政府主導ならば、フランスのように、エネルギーは原子力しかできないのである。大まかならば、新しいものも生みだせず、フリーエネルギー研究などもできないかもしれない。更には、中央政策の非常な汚点として、戦前のハンセン氏病強制隔離と、戦後のライ予防法も挙げられる。

  政党中心の今の国会議員選挙の制度もおかしいし、国会採決で各党が党議決めるのもおかしい。何党でも、出身地域の実情に合わない政策を賛成や反対させられる。党議拘束に反したら、罰則。ひどいと思う。基本的人権にも反しているかもしれないし。アメリカはその点はゆるやかだが、ワシントン視線の政策には変わりがない。宇宙人から見れば、各国の政治は中国や北朝鮮と全部変わりがないかもしれない。中央首都独裁と言おうか。でも、各国共、それは行き詰まっているのは確かである。中央支配で行き詰まり、最初に潰れた国は旧ソ連だろう。潰れた理由もかなりが以上だったかもしれない。大体、あのように大きければ地域も多様で、中央中心ではどうにもならないわけである。

  中央集権化の19世紀の各国の大きな目的に徴兵があった。中央中心の国ほど、軍隊が動かせやすく、強くなる。19世紀から20世紀に戦争が世界で多発した一番の原因もそこだっかもしれない。

  すでに行き詰まっている各国の中央独裁だが、地域ファーストの時代に地球がなれば戦争は消えるし、経済構造やエネルギーも、福祉なども大きく変わると。

   それから、日本にしろ、世界各国にしろ、今の政党の性格も大きく変えないといけないし、そうなる時期が必ずあるに違いない。中央にこだわるのならば、日本に限らず、そのような政党はある時期に消えていくかもしれませんね。
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