1977年。顔や身体が腐敗死体みたいに朽ちつつも、懸命に生き、絵や俳句、菊の園芸をしたり、盆踊りを踊る元患者たちの姿を見て、僕は「人間の本質は心だ」と当時も悟りかけた事を思い出せた。しかし、その悟りは間もなく、忘却の闇の中に入ったわけだが。理由も当時の社会状況のせいだったと。それはともかく、僕が思った事は、結婚制度を批判していた東大法学部Aに通じるものもあったし、もっと大きな面では、ポスト資本主義&マルクス主義に通じるものもあったと思う。
とにかく、ハンセン氏病元患者の姿は強烈な印象がありますよ。今のコロナ患者よりも強烈ですね。
人は心です。心=魂=命かもしれない。この3つは同じものである気がします。
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