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2021年04月27日17:30

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M氏も「求めよ、さらば与えられん」の通りになったようです

  島田の身障園生のM氏。一女性職員に結婚を求めて、失恋し、深い孤独に。本人もだろうが、僕も新約聖書にある「求めよ、さらば与えられん」の通りに、上べはならなかったため、40年以上、変に思ってきたし、僕は氏に同情もしてきた。でも、以下の通りだった。現行結婚制度の面も見ていくと、矛盾はしていない。聖書の通りになっている。


  現行結婚制度やその生活は、結婚後は夫婦がべったり顔を合わして暮らす事になっている。多くの夫婦はそうする。最初は幸福に感じる。でも、幸福のメッキは次第にハゲ、互いに煩わしさや反発をしていくという。結婚した人たちの100%はそうなるそうである。中学の時に習う初期物理学の作用・反作用のように。そのような法則は心理学にも当てはまりそうである。くっつき過ぎた人間関係は必ず離れたがるようになる。倦怠期とも呼ばれている現象が必ず起きる。多くの夫婦は子供がつなぎ役になるのと、世間体で離婚は踏みとどまる例も多いが、夫婦の心は「孤独」をむしろ選ぶ。子供の件を別にすれば、少なくとも、現行結婚制度では、結婚の結果の姿は「孤独」であり、求めた通りになったのではないだろうか。


  90年代に世界的ベストセラーになった「神との対話・ニール・ウォリッシュ著」によれば、「神」の言葉として「結婚生活は、施設生活みたいなものだ」という皮肉な言葉が出てくる。この場合、「相部屋生活」の意味である。日本では90年代の施設は個室化が進んだが、アメリカでは相部屋のままだったようだ。それはともかく、確かに夫婦はプライバシーもなく、何でも一緒くた。当時のM氏もいた島田療育園と大して変わらないようである。「一緒くた」の生活をイヤと言うほど、味わっているM氏ならば、当然、現行結婚制度にも気が付き、その上でまずは愛と結婚の問題を探れば良いのに。あと、本当に結婚したければ非常に重い障碍を持つ人でもできる結婚生活を考え出せば良いのに。それは五体満足とか聴障や各種マイノリティの結婚問題改善にもつながるし。あるいは、「神」はM氏にそのような事を求めたが、氏は気が付かなかったとも言えます。

  もし、M氏が結婚改善運動をしていたら、僕も共鳴し、一緒に加わっただろうし、明治以来の結婚制度に強い疑問を持つ、以前述べた東大法学部Aも、法律面の不備を色々と説明してくれて、その時点で僕はAの話も完全に理解できたのにとも思います。残念かもしれませんが、まだその時が熟していなかったのでしょうか。

  とにかく、以上に気が付き、M氏への同情も消えました。


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