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2021年02月23日17:05

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僕の独身継続は差別だけでもない

結婚できなかった理由を差別のせいだと言っていつまでも怒っている身障者が多いとヘルパーさんたちから聞いている。僕もそのような面はあるが、他に僕自身が出会った女性たちを恋愛や結婚の対象として見れない例がかなりあったせいもある。僕自身について言えば、差別よりもその方が大きいわけである。理由は、20歳前後で子供などはいないのに、お母さん感覚・視点になっていた女性とばかり出会っていたからである。僕に対して子供扱いする・しないに関わらず、そのような女性に対しては母のイメージが投影されてしまい、女として見れないわけである。落語や漫才に「お母さんを女として見る男はいない」という冗談もよく聞くが、その通りである。もし、好きになれば、マザコンに当たるわけだ。


  一時は日本人女性の特色とも考えたが、そうではなく、昭和の戦後にあったマイホーム主義が根にあったようだ。すでに小中学生の時から自分もマイホームを持ち、お母さんになる姿を心の中で描き、少女の時から母性を発達させ、18歳過ぎたらマイホーム作りの相手を全力で探す。マイホーム作りの為の異性探しは恋愛ではないわけだが。そのような事ばかりしていると、みずみずしい女らしさも出ないわけである。女らしさが見えなければ、僕も好きになれない。同世代の元学生ボランティアの男性旧友にも同じように、そのような女性たちを好きになれない人がいて、その事をよく話したものだ。彼はすでに1978年の時点で「マイホーム志向が女らしさを消す」事に気が付き、しきりにマイホーム主義の悪口を言っていた。その通りだったと。彼はその後は身障女性の運動家と深い恋愛に落ちて、結婚され、一男をもうけた。結婚制度の問題点には気が付かなかったが、素晴らしい恋愛をされたため、僕は二人を尊敬している。それはともかく、男の旧友にはその人の他にも、僕と同じような気持の人たちもいたようである。マイホーム社会が崩れた今はそのような女性たちはいないか、いてもごくわずかだろうが。

  最後に、島田の身障男性園生の悲恋を今年は僕は書くわけだ。恐らく、その人は僕とは全然違う恋愛感覚を持っていたと。僕の気持ちの投影は禁物である。その成否に、この小説の失敗と成功のカギの一つがあると見ている。因みに、もう一つのカギは「人体実験」である。それはもっと難しい描写になるわけであるが。...。


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