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2021年02月15日17:25

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旧友たちへのメールから

結婚制度で思い出すT夫婦・旧友たちへのメールから

  夫が元VYSで学生中退、妻が身障運動家・手足不自由のT夫婦である。彼らは「純粋な結婚と愛」を究めようとして、若い時に結婚し、一男までもうけた。二人は「身障者が結婚から相手にされないのは、資本主義的価値観と身障差別のせい」と言い、夫が妻の車イス押して、よく外出していた。「身障でも結婚できる事を世間に見せる目的」だと二人は。
  何があったか、判らないが、数年で離婚。疲れ果てた夫の声も僕は聞いた。弱弱しかった。過去に「もしも」はおかしいが、もっとゆるやかな結婚生活を目指せば、又、それ以前に、今の僕みたいに、明治以降の結婚制度の事に疑問を二人が持てば、かなり変わっていたのかな?とも思う。昭和末=80年代の出来事でした。二人も当時は結婚制度の矛盾に気が付ける状況ではなかった。
  仕方なかった、とは言いたくないが、悲しみを痛感します。その悲しみはハンセン氏病差別、島田療育園、更にはもっと大きく戦前の諸々の戦争にもつながっています。第二次世界大戦だけではないですよ。

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