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2020年12月02日10:44

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例の教派に行ったいきさつなど

例の教派に行く前、僕は全生園訪問者の集いの会にもいた。そこで例の教派の人たちと知り合ったわけです。その他、ルター派やカトリック信徒たちもいました。
 ところが、その会にいたルター派やカトリックの人たちは自分の属している教派が大嫌い。「(日曜学校は子供たちのためのものなのに)日曜学校は教会組織維持のために行なわれている。おかしい」と自分の教派を批判していた声も聞きました。彼らも教会組織に神を見出せなかった。それゆえ、全生園に来た人たちが多かった。そこだけでは飽き足らず、宮古島のハンセン氏病療養所にはるばる行く人たちもいたわけです。次第に、例の伊藤まつさんを預言者みたいに思う人たちもいた。それはそのような人たちの内面の問題て僕が述べるような事ではありません。但し、「クリスチャンほど、天皇を神と思う人たちが多い」とよく聞きますが、そのような問題にも通じます。内村鑑三が指摘した通り、ヨーロッパで発達した教会組織を日本に移植してもこうなるのかもしれません。
  ともかく、ルター派やカトリックの人たちも自分の教会が嫌いならば、他人に勧められませんね。それゆえ、僕は例の教派に行ったわけです。当然のいきさつでした。
  80年代、カトリックの一友人から「(東京の)カトリック信徒で自殺者が多い。私の親友が自殺した。彼女は孤児として育った人。悲しい」という手紙を頂きました。「その人は煉獄で反省の後、必ず、神様が天国に行かせる。安心して祈りましょう」と返事を書きました。その友人は後に修道女になられた方ですが。
 更に、その前にいた「いきなり人類愛」の福祉会で、その聖書に反する理念を「聖書と同じだ」と思い、積極的に協力したカトリックやルター派の人たちの件や、島田療育園のクリスチャンの信仰心がおかしかった理由にも通じるかもしれません。内村鑑三がいた時と、日本の教会事情は変わっていないようです。
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