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2020年11月12日10:53

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人を括る見方の恐ろしさ

「ハンセン氏病の人は素晴らしい」、「島田職員は魅力的」式の一からげのほめ方はそのまま、ヒットラーがしていた。「日本人は武骨があって素晴らしい」とか、「芸術家は魅力的」とか。それに気が付いた所です。一からげ的なほめ方・見方は障碍者やハンセン氏病差別につながり、僕も旧友たちから「身障者」と見られ、個性を無視されたように思えてこだわり続けましたが、差別よりも恐ろしい問題につながっていたようです。
因みに、ヒットラーやナチス幹部たちも愛や同情は強かったです。でも、これも「一からげ的な愛や同情」。「ユダヤ人に虐げられ、搾取されている人たち」に向けられ、やはり、一からげに「ユダヤ人はけしからん」になり、虐殺になりました。その結果の一つが「アンネ」ですね。アンネも個性を消されて見られた。最後は収容所に送られ、病死したそうです。また、特に、人々を一からげに見ての社会変革運動は禁物です。
一からげの見方は何もナチスや、僕の所属した所だけでもありません。全ての会派にあると思います。全世界に。外国映画を見ても「黒人は〇○だ」みたいな言葉が目立ちます。という事は、ナチス意識は全人類の心の中にあり、特に何かの会派を作ると出てしまう厄介なものですね。まさに「悪魔」です。悪魔はオカルト的なものではなく、人を一くくりする意識ですね。
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