mixiユーザー(id:17922359)

2020年09月19日11:57

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フェイスブックのコメントから

先日、福祉関係の人から「これからの世の中は(経済状態のため)今ある施設は成り立たない。グループホームや在宅介護になる」という指摘コメントを頂きました。
  「モモ』を書いたミハエル・エンデの説明番組によると、園でもそれに問題意識を持ち、ヨーロッパの歴史を徹底的に調べたら、中世の施設は町中にあったと。小規模。今のグループホームに近かったわけです。近代以降の施設をエンデは盛んに批判していますが、興味のある人は自分で調べてみて下さい。
 ヨーロッパ中世にも共生文化はあった。暗黒ではなかったわけです。「魔女狩り」は、むしろ、中世が終わり、近代の初めでした。その文化を近代科学と経済は受け継いでいる。果ては原爆にもなりますよ。ヨーロッパでは歴史の歪曲が起き、我々も信じ込んだ。
  経済関係の水野和夫氏は、経済成長が止まった後、世界は「新中世」になり、精神的に恵まれた世界になる事を予測しています。
  僕の見た島田療育園でも、一番の問題はお金でした。東大法学部のA氏が「貨幣制度を消さなければ、障碍者関係も、児童福祉関係も成立しない」と指摘していたのを思い出します。それでも、日本の経済成長期だから、何とかそこは成立したわけです。今はムリでしょう。
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