mixiユーザー(id:17922359)

2020年09月05日14:21

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人口停滞社会の今後

  日本では1990年から人口が頭打ちだし、ヨーロッパ諸国も同様。一方、資本主義とマルクス主義は人口が無限に増える事を大前提にしたものだし、早く潰れたとは言え、ナチズムやファシズムも同様。つまり、それらでは日本とヨーロッパは対処できないわけである。それらの国々は1990年から新しい社会構造を模索しなければならなかったわけだが。
  例えば、非正規社員雇用法も、介護保険や障碍者支援法も、医療や年金システムも、資本主義=人口増加が無限に続く事を大前提にしたものである。教育関係なども。銀行も。でも、人口停滞がすでに10年、20年と続けば、脆弱な所から破綻してくるのも当たり前。また経済構造はすでに社会に合わず、未來への展望も誰も見えなければ、将来への希望も誰も見えず、ウツや自殺者も多発するわけである。自己責任の問題ではない。
  以上の事は安倍晋三や取り巻く大臣、官僚たちは気が付かなかった。人口増加した昭和後半の夢ばかり追っていた。本当は2010年代に、小泉さんの時よりも大規模で、根本的な構造改革しないといけなかったのに。「気が付かない」ほど、性ちの悪いものはない。果ては、コロナも絡み、アベノミクスは挫折。コロナがなくても、オリンピック後は日本発の世界不況にもなったはずだし。
  遅すぎたと思うが、これから労働、教育、介護保険、障碍者支援法、農業関係と、根本的な改革になるはず。見えている。今までの資本主義的な利己心や、旧ソ連みたいな官僚主義に変わって、ジャック・アタリ氏の言うような「連帯と利他」が根にある社会構造になる事を切望する。そうすれば、誰もが希望を持ち、愛に満たされた暮らしもできるわけだが。難しいが、役人と政治家たちもそのような「連帯愛と利他」の価値観を持ってほしい。
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