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2019年10月15日14:28

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台風19号から想う

台風19号により、死亡された方たちのご冥福をお祈りします。


  8日(火曜)の天気図や衛星画像をテレビで見て、勢力とコースは日本にとって非常に危険なものになると僕も思いました。イヤな予測が当たったものです。10日などは最大風速が55メートルの猛烈な強さになり、巨大な雨雲を伴い、小笠原付近から一気に日本を直撃。12日(土曜)夕方には伊豆半島に上陸。9時には町田市を通過。僕の住んでいる世田谷区もその時が最も暴風が強く、雨戸越しにその音が常に「ヒーフー」言い、又、雨戸を叩く音が「ドン・ドン」。まるで神様が台風を借りて、日本に住む人々に何かを怒りながら、語り掛けている感じに僕には聞こえました。翌日、庭の草は暴風でほとんど吹き飛ばされており、木はかなり枝が折れていて、ものすごさを更に感じさせたわけです。


  13日の朝のテレビで、長野県などが河川が氾濫し、ものすごい洪水で大変になった事を知りました。これを書いているのは15日午後ですが、ものすごい数の死傷者が出たわけですね。建物も頑丈になり、台風予測も正確になった近年としては、台風による大災害と言えます。避難所で水にも困っている人たちも非常に多いし。しかも、広範囲に。台風災害としては、こんなに広範囲に被害が及んだのは僕の記憶にはありません。一大臣の「この程度で良かった」は何の根拠の発言でしょうか。わかりませんね。一人でも死者が出たら、絶対に言えない言葉なのに。

  台風が近付いた12日午後、直接メールや、フェイスブックのメールで、知り合いのかなりに「台風に気をつけて」と声を掛けました。何気ない事ですが、特に危機の時は人間は声を掛けられると気持ちが休まり、落ち着く事が心理学でも確認されているからです。6年前の東日本大震災の後でも、僕もメールとか、ヘルパーさんたちの何気ない声掛けに気持ちが落ち着いたわけだし。それを今回は多くの人にしたわけです。喜んでくれた方もいました。何気ない声の掛け合いも、人々の連帯を結果的に促すわけですね。今の日本も親子殺人も多発するなど、殺伐とした状況がありますが、こうして声を掛け合えば、市民意識もはるかに上回る、人間としての強い連帯も生まれるでしょう。何分、人間の遺伝子は99%以上同じらしいですから、遺伝子を通した結びつきも生まれ、親子殺人などもない、共生社会もできると。

  今回の強力台風を産んだものは、地球温暖化による海水温の上昇です。10月の今でも、日本のすぐ南の海の温度も真夏並みに熱くなっているわけです。水蒸気も多くなっているから、それを巻き込むように今回の台風も急発達した。今年もまだ来るかもしれないし、仮に今、CO2輩出を全部やめたとしても、すぐには大気は戻らないから、温暖化も続き、海水温も暑いまま。CO2排出を今の人類は止められない訳だから、今後は更に世界の海水温も高くなり、台風の類が世界中で激増し、災害が当たり前の時代になるわけです。来年以降も日本にももっと強い台風が来る事は間違いありません。日本に限らず、災害の時は助け合わなければ生きなれないし、被災しなくても、声を掛け合わないと心も皆落ち着かないでしょう。災害多発から、共生の新文明もできてくると僕は見ています。

   キリバスなどの島の国々は地球温暖化の海水温上昇で、地球の海水が膨張し、そこに極地の氷も解け、水位も上昇し、住めなくなっている事も書いて終わります。今までの文明価値観は「自分さえ良ければいい」というものだったようですが、それは段々通用しなくなっているわけですね。一時は僕もそのような個人主義に魅かれた事もありましたが、その考え方は大間違いだと今は思います。その根拠の一つが地球温暖化です。

  

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