取り調べが済むまでは何とも言えませんが、今回の川崎市での殺傷事件の容疑者は学校時代だけが社会経験で、卒業後の本当に人生を作るはずの長い長い期間は社会経験がなく、家族とのやり取りだけだったらしいですね。養護学校、公立や私立学校など、出身校の別なく、身障者にそのような例が多く、僕も問題に感じている事ですが、何も身障者に限った事でもないようです。
今回の容疑者は日本のバブル経済崩壊の時に高校などを卒業した世代。「就職氷河期」。それで就職できず、ボランティア活動にも縁がなく、そのまま長くひきこもりになった人達が沢山いるそうですが、はっきりはまだ判りませんが、その経済の影響もあるのかもしれません。また、当時は首都圏のボランティア関係も廃れていたし。経済の影響で就職できなくても、何かの奉仕活動に打ち込めば、それなりの生き方も出てくるわけですが。今回の容疑者に限らず、卒業して社会経験が持てない人たちの問題は深刻だと思います。
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