mixiユーザー(id:17922359)

2019年05月13日14:30

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心つなぎの乏しさの弊害

   日本に絞って述べても、至る所で現れていますよ。介護や保育、僕が行った教会関係だけでもありません。


  恋愛・結婚の大幅減。出生の低下。学級崩壊。あるいは、老舗だった東芝や雪印の崩壊も関係しているのかもしれない。一番大きい所は、政治への無関心・投票率の慢性的低下ですね。人々がつながりを持てなければ、民主政治も成立しないわけだし。恋愛でも、人間の感情はバラバラだから、歌謡曲のようにいきなり相思相愛みたいになる事は確立的に極めて少ない。一万分の一でしょう。男でも、女でも、異性に惚れられたら、例え自分が恋愛感情を持てなくても、惚れてくれた事に感謝して、相手の感情をしっかり受け止め、双方が気持ちを想像し合い、付き合い、愛を育んでいく。それがまともな恋愛交際ですが、心つなぐものが乏しく、又、多くの人たちの想像力が発達していないと、そのような事もできず、ずっと寂しい状態になるわけです。

  更に、過去に目をやると、戦前の日本は同だったのか。同じだった気がします。否、同じだったと言えるでしょう。但し、イエ制度がまだ強く、親の意向の結婚が定着化していた点が違っただけで。離婚も非常に多く、その姿は古典落語にも伝えられています。又、特に「政治への無関心」はひどかった。だから国民が政治家同士の足の引っ張り合いを許し、政治は弱体化し、軍部の独走も結果的に許す政治になり、大変な事になった原因の一つになりました。「昭和初め、国民の多くはエロ・グロ・ナンセンスの刹那的な楽しみと、お金にばかり目が行っていた」ことが多くの歴史書や時代劇に描かれていますね。更に、新聞報道は戦意ばかり煽り、いけなかったですが、国民のかなりも戦地の兵士たちの様子や、侵略される中国の人達の事も想像できず。無論、植民地にされていた元朝鮮王国の民の気持ちも察せず。それらの延長で、アメリカ人たちの気持や、そのアメリカと戦えば大変な事になる事も判らなかった。むしろ、現在よりも想像力は弱かったのかもしれない。困ったものでした。

  ただし、昭和初期と共通するからと言って、同じ歴史は繰り返さないでしょう。物理的に見ても不可能です。何故なら、昭和初期は若者が非常に多く、軍人に招集もできましたが、今は同様な政権ができても、若者は少なく、高齢者を軍人にする事はできないから。介護状況の厳しさも日本を軍国主義化はできません。その介護は、心つなぎ・意思疎通が非常に必要。それゆえに、心を大事にする新文明が出てくる気もしますが。また、そのように我々はしないと、日本もダメでしょう。

  日本だけでもなく、世界各国が20世紀前半も、今も同様な状態なのですが。現れ方にお国の違いがあるだけで。アメリカでは、世論の分断が深刻化していますし。ベトナム戦争の時からありましたが、今はそれがひどくなっているわけですね。今までの物質本位の文明は限界になっているようです。

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