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2018年03月09日14:09

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昔のS園の粉薬

  S園では食後に、黄色の粉薬を園生児たちは飲まされていた。それについて、秘密に一職員から「それは毒物だから、良識ある職員たちはそうっと捨てている」と聞いた覚えがある。又、間接的に聞いた話だが、薬の正体は医療用麻薬とビタミン剤を混ぜたものだと。ビタミンBで黄色に見えたようである。何分、脳神経の関係から脳性まひを持つ人たちの手足などは硬直が強い傾向にあるが、脳神経の働きは麻薬を投与すると鈍くなる関係で、硬直も一時的に緩和されるから、それで医療用麻薬投与にもなったらしい。これを書く前に、インターネットで日本で認められている医療用麻薬について調べてみた。「オピオイド」というものだけが今は認められている。40年前はどうだったのかは判らないが。但し、そのオピオイドも毎日飲み続けると、呼吸障害、肝機能障害、眠気、多尿、など、たくさんの副作用が出てくる。何分、呼吸中枢神経の働きも抑えるそうだから。つまり、命にも関わるわけである。


  硬直を抑えるためとは言え、このような恐ろしい副作用のある薬を何故投与したのだろうか。医者だから、副作用の知識は当然あるのに。

  その園長は医学博士で、実は僕が3歳の時に診察してもらい、脳性まひ用の何かの薬を与えた。でも、父の話によると、その薬を飲むと僕は激しく下痢をしたため、父の判断で薬は止め、その医学博士の所に行く事も止めたそうだ。3歳の時に僕が飲まされた薬と、77年S園での薬が同じものかは判らない。でも、その医学博士は「強い薬を投与する癖がある」と父から聞かされた。父は「非常におかしい」と怒っていた。

  話は戻るが、知的障碍児者の場合、身体硬直はないが、それでも毎食後に薬を飲まされていた。脳性まひ児者向けと同じだったのかは判らない。

  薬の問題も大事なので、付け加えたわけである。

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