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2017年02月04日11:36

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今のアメリカと、第二次世界大戦後のイギリスの社会の変質

  毎日、トランプ大統領の想定外の政策のニュースが世界を駆け回る。驚いている人や、トランプさんに注目している人も多いと思うが、その背後にあるアメリカ社会の変質について注目しなければならないだろう。過去には暴言を述べる大統領候補もいくらでも出たが、全て早くに候補として潰れている。それが。あり得ないことが去年起きたわけである。理由だが、まず、白人たちの間で貧しくなっている人が激増したこと。そのような人たちが強い言葉を発するトランプ氏に強く期待して投票したこと。及び、対立候補のヒラリーも白人であり、多くの有色人種の人たちが棄権した事だろう。恐らく、アフガニスタンとイラクの戦争に多額の戦費と軍隊駐留費を使ったため、それらにアメリカの国家予算を多く使い、他はカットされ、アメリカ経済も非常に悪くなったせいもあろう。それがリーマンショックも招いた遠い原因にもなっている。オバマ政権下でもアメリカ経済の衰退と、それに伴う社会分断は進んでいたわけである。それが大統領選挙で表面化し、今のトランプ政権につながった。


  アメリカは特に戦後は最も資本主義と軍隊の発達した国として、世界に君臨してきた。でも、貧しい人が増えたり、社会分断も起きるようでは、世界に君臨もできないではないか。似た変化を経験した国がある。1945年後のイギリスである。それまでは「7つの海を支配する超大国」として世界に君臨してきた。でも、1945年以降は新興の超大国であるアメリカやソ連に抑えられ、又、インドなどの植民地を独立させたため、経済的にも貧しくなり、それまでの世界の警察官としての役割を放棄して、内向きな福祉国家に次第に変質している。

  勿論、時代も違うし、両国は社会構造も違うので、今後のアメリカが戦後のイギリスと同じ道をたどる事はないだろう。でも、「超大国の変質」を見る上では、イギリスの例も参考になるし、世界は絶えず変化するので、アメリカも今までの延長でない事も判ろう。

  トランプさんが大統領を去った後も、アメリカは今までの状態には戻らないはずであるが。それゆえ、アメリカは勿論、世界も、日本もこれからは予想不可能な変化が次々と起きるかもしれない。何が起きても良いように、常に世界に目を向けて、落ち着いていたいものである。

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