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2016年08月27日15:52

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僕の交友・社会活動・心のルーツ

  中学の時に交流した原一男氏や、マイミク専用日記に詳しく書いたS氏などから無言で教えられた事である。言っては何だが、先生たちの影響よりも強烈だったし、父母以上かもしれない。ところが皮肉な事に、ごく最近まで思い出せなかった。それでは、元患者の伊藤まつさんとの付き合いも、S園行った事も、今の子供向け文にもつながる高島平子供会の件も説明できない。それゆえ、下手に僕が話して、誤解された事も度々あった。誤解されても仕方ないだろう。
  S氏から無言で教えられた事は「他人に徹底的に関われ」である。それだけだったかもしれないが、強烈な教えである。最高の教えね。S氏のルーツは内村鑑三に違いない。2、3年前だろうか、NHK教育TVの「心の時代」と言う番組で内村鑑三が放送された。アメリカに行き、身障児の施設兼学校で、今で言う所の介護士を内村はするなど、福祉にも大きく関わった。内村の福祉関係の関わりについては、それまで僕も知らなかった。それをまず知り、次いで、最近、原一男氏とフェイスブックで再会し、そこから中学時代の事を思い出し、S氏の記憶も蘇り、更に以上の事も自分でも判ったわけである。また、内村鑑三もアメリカの介護経験から「徹底的に関わる事」を学んだわけだし。明治時代のアメリカと言う、非常に歴史的・地理的に広い因縁が絡んでいると。勿論、明るい因縁ね。
  S氏の結婚観も「一つのパンを二人で分け合って」という人が良いと言うなど、今思えば、内村鑑三の影響を強烈に反映していた。個性や世代も違うので、僕は全く同じではないかもしれないが、僕の真の結婚観もS氏の事を思い出さなければ出てこないものだと気が付きつつある。
  最後に、見てきた範囲内でも、ボランティア関係や身障運動関係は宗教関係以外、挫折例が多い。こんな事ではないかと。宗教関係は先輩から後輩に引き継ぐ性質が強い。S氏もYMCAで先輩たちに色々教えられたし。でも、非宗教はそれがなく、ある世代の者たちが話し合って理念を作ろうとする。古典も読まずに。「人間は新しいものを作る力はあるのか」と僕は疑問に思った。ないのならば、挫折にも本当になるし、そうだとも思う。新しい福祉理念を作ろうとした会を僕は複数見たが、どれも本当にムリだったし。作るとしても、聖書や仏典などの人類の古典を土台にしなければならないと僕も思うが。大切な事だね。
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