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2016年08月03日10:41

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ミドリムシから思うこと・子供向け科学の文

   ミドリムシは目では見えない小さな生き物です。みなさんも名前は知っている人もいるでしょう。テレビやインターネット、本で見た人もいると思います。その名前のとおり、ミドリ色をしていますね。
  
  小学6年ごろに理科で習うと思いますが、植物のかなりは葉緑素(ようりょくそ)と言って、糖分(とうぶん)を作る緑色した細胞を持っています。ミドリムシもその働きがあるから、緑色をしているわけです。でも、顕微鏡(けんびきょう)でみると、ミドリムシは自由に動きます。走るし、べん毛と呼ばれる一本の毛みたいなものも動かせる。だから、動物みたいでもあります。
  
  ぼくもよく知らなかったため、インターネットで調べたところ、ミドリムシは1660年ごろのオランダで発見されたそうです。そのころのヨーロッパでは、顕微鏡(けんびきょう)が作られていったため、目に見えないだけ小さな生き物(微生物・びせいぶつ)も次々と見つかりましたが、ミドリムシもその一つだったのですね。それから300年近くたった1950年ごろには、ミドリムシには葉緑素も持っていて、植物の性格もあることがわかり、話題になったそうです。その後はかなりの栄養素(えいようそ)も含まれていることもわかり、ぼくが子供の時にはミドリムシから宇宙食も作ることが研究もされていました。小学や中学の時も理科の時間に「ミドリムシは動物でもあり、植物でもある、面白い生き物だ」と先生に教えられ、おもしろく思ったものです。今では、ミドリムシから体を元気にする薬が作られたり、ビスケットも作られています。食べ物の少ない国でミドリムシからビスケットを作り、食べてもらうことも日本などの科学者たちは考えています。

  ミドリムシが地球に生まれたのは5億年前らしいです。古い生き物ですね。そのころの地球は目に見えない微生物だらけでした。その微生物の中から、後の動物になるものや植物になるものが進化して、大きな生き物になりましたが、ミドリムシはミドリムシのまま、ほとんど変わりませんでした。でも、もし、何かのきっかけで、ミドリムシが進化していたら、動物・植物の両方の性質を持つ生物も生まれたかもしれません。その中から人間のような知能を持った生き物も出たことも考えらます。緑色の皮膚(ひふ)をして、晴れた日は日光浴をして、自分で糖分を作る人間が。そう考えると面白いし、宇宙は広いですから、どこかの星にはそのような「ミドリ人間」もいるかもしれませんね。そのほか、ロボットが進化した人間みたいな生き物とかも。宇宙の人たちもいろいろいると思います。また、われわれ地球人もいろいろな人がいますね。理科の好きな人もいれば、国語の好きな人もいる。体育の好きな人もいれば、歌の好きな人もいる。走れる人もいれば、歩けない人もいる。目が見えない人もいる。でも、みんな「命」を持つ人間です。でも、一人一人ちがうからこそ、助け合い、友だちになって生きていけるわけですね。そして、地球を生きていきましょう。

  読んでくれて、ありがとうございました。

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