1945年まで戦争を多くした国は日本とドイツ、戦後はアメリカとロシアですね。それらに共通するものは「外交が下手」という事です。
確かに、ドイツはヨーロッパの内陸の奥に位置して、近代になるまで他国との交流経験が少なかったし、日本は元々島国の上に江戸時代は長く鎖国していた。アメリカは歴史の浅い国だし、ヨーロッパやアジア諸国からは地理的に離れている。ロシアは1年の半分が雪に閉ざされて、外国との交流は昔は難しかった。
今まで4国が外交下手だった理由もあったわけです。外交が下手ならば、戦争にもなると。イギリスも、フランスも、スイスやスェーデンもはるか昔は戦争を多くしました。でも、その歴史の蓄積から外交の方法や大切さを学び、次第に平和国家になっていったわけです。
すでにドイツは立派な外交大国であり、平和国家です。日本含む、3ヶ国もその方向に進まなければならないわけですが。日本の場合も明治維新から150年近く経ていますから、「鎖国」は言い訳にはなりませんね。
政治家たちはもちろん、我々庶民も気持ちを広く持ち、外国にも目を向けましょう。
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