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2019年10月21日11:15

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精神世界の随筆71;天職

 人として生まれたということは、Dの世界で成仏するチャンスを与えられたと考えられる。お釈迦さまはとても少ないチャンスなのだとおっしゃっている。この世で何らかの与えられた役目を果たし、プラスのエネルギーを加算し(徳を積み)成仏の道を歩むチャンスを得たということだ。 
その役目にはライフワークもあり、仕事も含まれる。天から与えられた職業として天職という言葉がある。これが自分に与えられた天職だと意識して活動している人は生き生きしているし、幸せそうに見える。人にはそれぞれ個性があり、得手不得手、能力や特性がある。自分の適性に合った仕事で、人の役に立つ職業であれば天職だと意識することができるだろう。
 就職活動で、仕事を選ぶとき、収入や外見だけが良い仕事を選んでしまって、後悔する人がいる。自分の適性に合っていない職種は疲れるし、人の役に立たない仕事は遣り甲斐がないし、徳積みにならない。
 社会経験が少ない若者が職業選択をする時には、大人がしっかりアドバイスをする必要があると思うが、よく考えずに就職してしまい、後悔して転職する人がいる。それも人生と言えば言えなくはないが、苦しい時間があり、満足と幸せを感じる期間が短くなり、プラスのエネルギーを加算することが少ないことになる。
 今の画一的な学校教育では、一人一人の能力を十分に伸ばしていないことが多い。学習能力以外の領域に才能を持っているのにそれを磨かせてもらえてないのではないか。「それでは食っていけないぞ」などと言って、才能の芽を積んでいる親がなんと多いことか。自分で気がついている子供は悶々として学校からはみ出すしかない。欧米では特別な才能を持っている子供を集めて教育する施設があるようだが、日本の教育は遅れている。

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