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2020年04月10日00:03

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百円玉の秘めたる可能性

全国各地で『商店街』と呼ばれるところが苦戦をしていますよね。
閉店が相次いで商店街でありながら、営業している店が少なくなって、
いわゆる『シャッター通り』になっちゃってるところが多いです。


そんな閉塞状況の起爆剤になるようにと、
商店街全体を『百円ショップ化』しているところがあるようですね。
『百円ならば買ってもいい』という消費者心理を巧みに利用して、
新たなお客さんを呼び込み、商店街全体を活性化させようという試みですね。


どこのお店に入っても百円の商品がズラッと並んでいたら、
ちょっと行ってみたくなりますよね。
そんな中で、随分ボロボロの古〜い造りのお店があったもんですから入ってみたら、
売ってる物は百円じゃなかったんですね。
「あれ?ここは百円ショップじゃないんですか?」
「百円ショップ?違うよ。ウチはね、創業が大正元年というだけだよ」
百円ショップじゃなくて『百年ショップ』だったという・・・。


しかし、百円ショップというのは、やはり人気がありますよね。
文房具から食器、台所用品、食品・・・ありとあらゆるジャンルの物が売られてましてね。


中には『有名人のサイン』を売ってるところがありましてね。
大体が、かつて一世を風靡した一発屋芸人の方々だったりするんですけど、
そこでもず〜っと売れ残ったりすると、悲しいものがありますよね。


下着も売ってたりするんですね。
見てたら女子高生が下着を買いましてね。
それを持ってトイレに行って、一度はいてからまた脱ぎましてね。
その下着をおじさんに一万円で売ったって話がありましてね・・・
あっという間に百倍の値段にしてしまうという、ちょっとした錬金術師ですよね。


大変便利なお店ではありますが、そこはやはり百円ですから、
売っている物のクオリティには限界がありますよ。


靴下なんかでも百円なら安いと思って買ってみると、一度洗濯しただけで、
『この靴下は毛玉で出来ていたのでは?』と思うほど、毛玉だらけになったりしますからね。
ですから、百円ショップで買っていい物と、買わない方がいい物というのは存在します。


プラスチック製品など、
大して精度や強度を必要としない製品は百円ショップで買うに限りますね。
逆に『布団叩き』なんか買いますと、ベランダで布団を三回叩いただけで、
先端が折れて飛んでいって通行人に当たり、
怒ったその人に袋叩きに遭ったなんて事もあるわけですよ。


今後、各業界がお手頃感を全面に押し出して、
百円ショップ化していくかもしれませんね。


お医者さんなんかでも『百円医者』なんてんで、
百円で診てもらえるようになるわけですね。
しかし、何しろ百円ですから、レントゲン写真も携帯でお腹を撮るだけだったり、
薬もオロナミンCを三日分くれるだけだったりするんですね。
しかも診てくれる方は医者じゃなくて『子供の頃、一番お医者さんゴッコをやった人』
だったりするんですが、まあ百円なら、それも仕方がないんでしょうね。


微笑亭さん太
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