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2020年03月31日00:09

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音はすれども姿は見えず

数年前アメリカのコネティカット州で、
オナラをした事をからかわれた二十一歳の男性が、
腹いせに友人を殺害、逮捕されたという事件があったんですね。


この男性、パーティーの席でオナラを連発していた事をひどくからかわれ、
口げんかの果てに友人を殺害したという事らしいんですが、
殺人者になってしまった原因がオナラというのは、
ちょっと物悲しいものがありますよね。
オナラをからかわれたくらい、
屁とも思えなかったんでしょうかね・・・非常に残念な事件です。


俗に『出物腫物ところ嫌わず』と言いますが、
生理現象で出るものは止めようがないですよね。


信じられない事ではありますが、
アフリカ大陸南東部に位置するマラウイ共和国というところで
『オナラ禁止令』なるものが成立しかかった事があるんですね。


法案が通過していたら、
公共の場所でのオナラが『軽犯罪』に問われるという事だったんですが、
日本では、ちょっと考えられない話ですよね。
国民からは、リアルな『ブーイング』が出て廃案になったんですが、
もしも成立してたら、国内のあちこちで、
『無差別放屁テロ』なんかが起きそうそうな予感がしますね。


法案が成立してたら、
オナラがしたくなったらトイレへ行かなければならないようですが、
それはいちいち面倒ですよね。
オナラがしたくなって、慌ててトイレへ行こうと一歩踏み出した途端
『ブッ!』なんて事もありますよ。


それで逮捕しようとしても、手がかりは音と臭いだけですから、
『実行犯』の特定は、かなり難しいですよ。
どう考えても『冤罪』が多発しそうな予感がしますね。


音がしてしまうと気付かれてしまいますから、
この国の人々は『マナーモード』でオナラができるように訓練してたかもしれませんね。


オナラの犯人を捕まえたら捕まえたで、裁判にかけたとしても、その法廷で、
「・・・被告を、『オナラ禁止令違反』によって有罪とする・・・ブッ!」
なんてんで、裁判官がオナラしちゃったりしたら、即被告席行きですよ
。裁判が成立しなくなって、へえ廷(閉廷)も止む終えないですね。


誰でもオナラはしますが、それを気付かれたくはないですよね。
一日二十四時間、オナラをしてはいけないと気を張っていては疲れてしまうので、
自由にオナラをしてもいい時間を、一日のうち数分間だけでも
作ってあげた方がいいんじゃないでしょうかね。
ちょうどお昼の休憩時間あたりに、コーヒーでも飲みながらオナラをして英気を養うという事で
『放屁・ブレイク』と呼ばれたりするわけですね。


人前でオナラをするというのは、マイナスイメージしかないように思われますが、
中には得する方もいらっしゃいましてね。


その昔、有名な曽呂利新左衛門が、
秀吉の前でオナラをして秀吉に頭を叩かれた時、咄嗟に
『おならして 国二カ国を得たりけり 頭播磨に 尻は備中』
という歌を詠んで、秀吉を大いに喜ばせ、
本当に播磨と備中をあたえられたらしいですからね。
『愛は地球を救う』と言いますが、オナラがもたらすのは『天下泰屁ェ』のようですね。


微笑亭さん太
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