思い出のお風呂

　昨日、mixiでアップした『ケロリン』の湯桶がキッカケで思い出したことがあった。ぼくの郷里の家風呂は、画像のように壁面が富士山の絵であしらわれ、お湯の出口はライオン🦁の口で、浴槽の横には掛け湯専用槽が設けられていたのだ。ぼくが高校を卒業するまでそんなお風呂を毎日使っていた。
　何を思って、こんなお風呂を作ってしまったのか？　・・・毎日、家風呂で銭湯や温泉気分でも味わいたかったのだろうか？　そうだとしたら何とも子供っぽい発想であるな、と思ってしまう。
　幸いなことに、現在、そのお風呂は超モダンな浴室へと変貌を遂げてしまっているので、帰郷の折には快適なお風呂をいただくことが出来るのだが、どことなく味気ない気がしてしまうのは、良くも悪くもぼくの育ちのせいであろうか？