「幸せの青い鳥はどこに?」
https://9001.teacup.com/sfk/bbs/21420 (写真入り記事)
「この人さえいなければ!?」「この夫、この妻さえいなければ!?」「この病気さえなければ!?」「この借金さえなければ!?」「あの上司さえいなければ!?」
思い通りに行かないと、「コレさえなければ幸せなのに!?」と考えてしまうことはないでしょうか。
でも、そう考えている限り、幸せはいつまでたってもあなたのもとには来ません。
モーリス・メーテルリンク (Maurice Maeterlinck, 1862- 1949)作の「青い鳥」は、2人の兄弟であるチルチルとミチルが、幸せの象徴である青い鳥を探しに行くけれど、青い鳥はどこか遠くではなく、最も手近なところにいたというお話です。
本当の幸せは、思い通りに人生がいくところではなく、「コレさえなければ!?」という、悲しみやつらい経験の中で見つけ出していくものではないでしょうか。
思い通りにいかないできごとは、それを拒絶するためにあるのではなく、それを受け入れるためにあるのです。そこに青い鳥が隠れているからです。
だから、もう、「コレさえなければ!?」と思わないで、「コレ」と共に生きていく人生を選び取っていきましょう。
聖書は、「曲がっていないものを、まっすぐにはできない。なくなっているものを、数えることはできない。」(伝道者の書1:15)と語ります。
曲がっているものを、「まっすぐであればいいのに!?」と考えたり、なくなったものを数えて「ないものねだり」をするのではなく、現状を受け入れ、感謝することです。
そして、現状が完全ではないからこそ、理想を追い求め、希望を持ち、夢を追いかけて行くのです。そして、その人生のプロセスの中に幸せの青い鳥と出会えるはずです。青い鳥は、あなたの最も近くにいるかも知れません。
今日も素敵な一日でありますように。
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