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2014年11月11日05:12

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女子高生コンクリート詰め殺人事件

1989年に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件

憶えているだろうか?

東京都足立区綾瀬で起きた当時、未成年だった加害者、

横山裕史(事件当時 宮野裕史)

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神作譲(事件当時 小倉譲)

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湊伸治

渡邊泰史

の四人組に三郷市高州1丁目県立八潮南高校3年生の被害者

古田順子さん(当時17歳)


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が誘拐され、湊の自宅2階に約40日間に渡って監禁され、陰惨な暴行、虐待を受け殺害され、ドラム缶にコンクリート詰めにされて江東区の海岸沿いの埋め立て造成地へ遺棄された日本の犯罪歴史上、最も卑劣で悲惨な殺人事件の一つを…


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当時の順子さんは暴力により不良少年の自宅に監禁され、筆舌しがたい暴力を受けつづけた。


公判記録によると地元で有名な監禁女として毎日何十人、合計何百人もの少年たちから犯され、暴力を振るわれ、リンチ虐待され、皮膚や顔や性器をジッポライターのオイルで焼かれ、釘や縫い針を身体に何本も刺され、膣内で爆竹などの花火を爆発させられ、膣や肛門に焼き鳥の串を差し込まれ、サンドバック代わりに打ちのめされ、ペンチで乳首を握りつぶされ、大量の糞尿やゴキブリや精液を飲まされ、膣内に入れられたガラスのビンを外からハンマーで割られ、最期には顔はもちろんのこと、膣や肛門が破壊され繋がってしまい原形を保てないほどめちゃくちゃに壊され、健康ドリンクのビンが2本、女性器に突き刺さったままの状態でドラム缶へ入れられてコンクリート詰めにされ、埋立地へと捨てられてしまったのです。


長期間にわたる拷問、あまりの惨たらしい仕打ち、その極限の苦痛に彼女の脳は萎縮し自死(あまりの苦痛に自ら活動を停止すること)していたという。


彼女はあまりの苦痛に毎日のように殺してくれと懇願していたようである。



そして、そんな状況の中でも彼女は少年たちから妊娠させられていたのである。



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あの事件ほど衝撃を受けた事件はありませんでした。


およそ人間の所業と思えないような残虐行為を一体同じ血の通った人間がどうやったら行えるのか想像もつきませんし、集団心理の中で生まれる人間の残虐性は果てしない冷酷さと暴力性を持ってしまうという事実にただただ驚愕し、戦慄を憶えてしまいます。



探偵は柔道の試合などでJR綾瀬駅からすぐそばにある東京武道館によく行きます。
その建物の横にある東綾瀬中学校は当時の少年たちが通った中学校です。



そして、東京武道館から目と鼻の先には、当時、湊が家族で住んでいて女子高生を監禁し殺害した自宅があります。


いつもいつも、綾瀬に行くたびにその事件を思い出します。


そして、湊の自宅のすぐ近くにラブホテル ホテルウイングスがあります。


このラブホテルは被害者の順子さんを宮野が脅して最初に連れ込んで無理やり犯したホテルです。近くにもう2軒、ニューヨークとチェリーというラブホテルがありますが、ホテルウイングスの方が入館チェックが甘いので、少年たちは悪さをする際には頻繁にこちらのホテルを利用していたようです。東京都足立区綾瀬6-25-4


利用といっても利用する料金は近所でひったくりを繰り返して強盗した金なんですが少年たちは当時このラブホテルに綾瀬近辺で因縁をつけた女性たちを無理やり連れ込み強姦する行為を繰り返し行っていました。


こちらのホテルも探偵は仕事がら今までに3回ほど泊まったことがあります。
(泊まったといっても浮気調査の仕事なのでこちらは一睡もしていませんが)



このホテルの部屋の雰囲気は暗く、締め切ってあるのでラブホテル特有のかび臭さが充満していてコンセントも少なく昭和の時代のラブホテルです。


2階と3階の部屋に宿泊しましたが、今自分が居る部屋が当時、順子さんが連れ込まれた部屋かも知れないと思うといたたまれない気持ちになって仕事中ではありましたが、心の中で静かに順子さんのご冥福をお祈りしてしまったのを思い出します。


公園のすぐ脇にある路地から2軒目の当時の監禁場所であった湊の自宅は改築されましたが、当時の自宅の造りとはほとんど変わっておらず、周りの家も当時のまま残っている状態です。東京都足立区綾瀬7-8-6(今は事故物件として宅建関連の建物となっているようです)


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探偵は何かにつけて、この事件にかかわりのある場所に関係することが多く、他人事とは思えない何か因縁めいたものを感ぜずにはいられないものがあります。


探偵の仕事場であるラブホテルが関係する事件といえば東京都渋谷区で起きた東京電力OL殺人事件の被害者、渡辺泰子さんとも探偵は直接生前の本人と会話を交わしたことがある一人なのだが、それはまた別の機会に書こうとおもう。


当時の事件の所轄署である綾瀬警察から近くにある警察署に勤務する私の知人に当時の事件の話を聞いたり、綾瀬でラーメン屋を経営する柔道仲間や地元の丸B(ヤクザ)からも何気ない会話の中で当時の事件の話を聞いたりすることもあり、こちらからその話題に触れたわけではないのに、そんな会話が自然と出るたびにほんとに何か自分と因縁めいたものを感じてしまう。


ほんとにほんとに酷すぎる事件だった。


先日深夜2時ごろだったが、東京へリポートのある東京若洲海浜公園で浮気の調査があり、現場で撮影を終えて調査が終了したこともあり、ちょうどいい機会だったのでこの事件の被害者である古田順子さんがドラム缶に入れられコンクリート詰めにされて捨てられてしまった現場に立ち寄り、心から彼女のご冥福を祈り、手を合わせてきた。(東京都江東区若洲2-3-2)


若洲本社がある北西の角の三角に切られた部分

当時は空き地で柵で仕切られていた場所である

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.50.3.199N35.37.30.668&ZM=12


別のサイトから転用した地図

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同じく転用した写真 白い車が停車しているところが遺棄場所

事件当時この現場は何も無く更地だった。

しかし、建物が建ってからのこの写真も古いようで今現在はこの場所には白いガードレールが設置されている

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寒い日だったが、海風が吹きすさぶこんな真っ暗な場所に、無残に捨てられた彼女を思うと本当にやりきれない思いがこみ上げてきて胸が熱くなった。


時折、牽引されたトレーラーが遠くを通るが、人っ子一人いないこの場所は本当に寂しい


現場で写真を何枚か撮って来た。


ちょうどミラーの右側の真っ暗な部分のこの場所が順子さんがドラム缶に入れられて捨てられていた場所だ。


写真の右側に女性の顔のようなものや人の顔ともとれるようなものが映りこんでいる


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精神世界をあまり信じない探偵だが、彼女の遺した念が映っているんだとしたらその冥福を祈らずには居られない。


今迄気になって仕方ない事件だったし、一度きちんと区切りを付けたかったので本当に現場にいって手を合わせて来れたことはよかったと思う。


これを読んだ人も機会があればこの事件をもっと知ってもらいたい。


最近若者の殺人事件が多いが、この事件は人々の記憶から永遠に忘れ去ってしまってはならない事件だとおもう。


Vで現地を訪れ、帰りは晴海を抜け甲州街道を通り帰路に付いたが、途中まで後ろの座席に彼女が乗っているような気がして、なんとなく彼女の無念さに少しだけ寄り添えたような気がして自分自身が少し楽になれた。


筆舌に尽くしがたい拷問を受け死んでいった彼女の魂の行く先が、安らかでどこよりも温かい場所であって欲しいことを私は心の底から切に願った。


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