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日記一覧

除草剤の恐怖
2019年08月31日12:50

山田正彦さんより転載:日本では報道されませんが 、米国、EUでは 今大変なことが 起きています。 最後まで読んでよければシェア拡散して頂けませんか。最近、モンサントにラウンドアップで癌になったとして、米国では3件目の判決、癌患者夫婦に2200億円の賠

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 丁度その頃、モンテンルパの刑務所の中でカトリックの洗礼を受けた方々が、揃って私のために次のような慰問の手紙を送って下さいました。   モンテンルパ死刑囚よりの手紙 ♰ 天主の平安 松居先生から貴女の御病気の事

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聖母文庫 聖母の騎士社刊モンテンルパの朝顔北海道の水原久子様宛の書簡(昭和二十七年十月、王たるキリストの祝         日の未明) 久子様 私が家出をしたことについて、たいへん心配なさっておいでになるご様子ですね。 しかし実際はそれほど

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 できることならば、このことを堀池家の方々にも伝えて、新聞社やいろいろな団体に問い合わせた結果、やっと一月二十七日に堀池さんのお父様喜市さんと奥さんの豊子さんとたった一人のお嬢さん洋子ちゃんが、静岡の山奥から蟻の会へ

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 先生は、今迄日本の国内で気の毒な浮浪者が虐げられているのを守るために、蟻の会の運動を進めてきたのですが、世界にはもっと気の毒な蟻の会があるべきだったことを忘れていたとおっしゃいました。太平洋戦争のために日本も数々の

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聖母文庫 聖母の騎士社刊身も魂も 丁度その頃のことでした。フィリッピンのモンテンルパから私宛に、一通の手紙が届きました。それは堀池宏市という戦犯死刑囚の人から差し出された手紙でした。 その手紙によると、昨年の秋頃私の「蟻の街」の生活が、『サ

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 その翌日の二十八日には、蟻の会の子供たちは、浅草教会から贈られたクリスマス・プレゼントを、何一つ自分たちのものとせずに、上野の葵町にいる靴磨きなどをしている可哀そうな孤児たちを慰めるために、慰問に出かけました。 二

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聖母文庫 聖母の騎士社刊「オ嬢サン、ドウシマシタ」 その声にはっと気がつくと、懐かしい白い髭のゼノ様が後ろに立っておいでになります。「まあ、ゼノ様・・・クリスマスおめでとうございます。その後、お身体いかがですか」 私は、母の胸に抱かれた赤児

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 二階には祭壇が金銀の紙で美しく飾られ、金紙を張ったローソク立てが何本となく立てられておりました。私はその両脇に、抱えていった大きな花を飾って、その真ん中にあるイエズス様の聖心の御絵の前に跪(ひざまず)き、お祈りを始

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 それが二十五日のクリスマスの晩に、未信者である先生から、仏教のお話を聞かされた時に、私がたいへんな間違いを犯していることを教えられたのです。私はその時初めて、これからの進路をはっきりさせられたような気がしてきました

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 正直を言うと、初めて箱根旅行の時に、”蟻の街のマリア”として私の名が新聞に大きく掲載された時には、家中が大騒ぎをし、私も嬉しいような気恥しいような、なんとも言えない気持ちで、その新聞を何度も何度も読み直した位でした

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聖母文庫 聖母の騎士社刊第五章雪の箱根から   蟻の街の松居先生宛の書簡(昭和二十七年三月 仙石原の雪の日に) 松居先生 お見舞状ありがとうございました。ご同封下さいました子供たちの心尽しの絵や手紙、一つ一つ嬉しく拝見しました。こちらは今朝

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聖母文庫 聖母の騎士社刊最低のバタヤの生活にあまんじながら、自分で働いた金で学校に通う。しかも、毎朝一番大好きな先生と一緒にきよいお祈りをささげることができる。 もう一つ、白状するならば、難しい宿題が出た時には、晩に先生に渡しておくと、翌朝

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 あれから数日後でしたね。先生が、自発的に公教要理を勉強したいと思う人があったら申し出なさいと言われた時、僕は誰よりもさきに志願しました。勿論洗礼をうける意志があってのことですが、それでは、カトリックのどこがいいのだ

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 僕はその時、フッと北原先生って人は、この台ケ獄みたいだと思いました。毎日顔を見合わせていると、なんでもない低い岡で、すぐ頂上まで登れそうな気がしますが、さて、ぶつかって見ると限りなく上には上があって、とても僕などに

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 今日もまた僕たちは出かけてゆく。今日は北原先生は僕たちの組ではない。守男ちゃんの組のひろ子ちゃんはもうそろそろあきてきたらしくなかなか出てこない。班長の守男ちゃんはそれをいっしょうけんめいよびにゆく。それを北原先生

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聖母文庫 聖母の騎士社刊よく朝、朝のお祈りをすませてから昨夜のをよりわけた。その時、これだけで一体全目標一万二千円になるのか、各班一日百円の目標はむずかしい、それだったら昨夜、もう少し、ろじにはいるんだった、と思いながらよりわける。 友だち

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 出発!もう三班は出かけたのに僕らは鶴木さんがどっかに行ってなかなか帰ってこないので、しばらく待っていた。まもなくして小沢先生の家の方から鶴木さんがなにか持って走ってきた。 鶴木さんが車をひいて行ってくれるので、僕ら

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 夜教会で組の編成をした。まず出る時間だが、これはロザリオの終わった後。班は現在まできまっている四人の日直を班長とし、その下に班員をおく、各班は責任者をおき、十月一杯する。班は一班僕と静夫。二班吉田兄弟、小美野良子。

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 蟻の会についてからは明日からの準備で、北原先生や松居先生はじめ子供会は大騒ぎだ。 その為には一しょうけんめいやらなくてはならないと思った。そう固い決心をしても父の理解がないために家を出られないかもしれない。現に父は

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聖母文庫 聖母の騎士社刊どういう動機で共同募金の話がでたかはよくわからない。なにしろ、ふっと北原先生の口からその話がでたのだ。その時の会話は忘れたが、大体次のとおりだろう。「ねえ、今度私たちも共同募金をしない?」 とこういうふうに北原先生が

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聖母文庫 聖母の騎士社刊共同募金                        宮坂源一 九月の最終日曜日の朝、浅草教会でのことだ、今神父様がお説教しているんだが、どういうことをいっているのかわからない。なぜかというと僕はうつむいて公教要理

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 いよいよ小泉一家が蟻の街を去るという朝は、小糠雨が音もたてずにふっていました。いつも寝坊の玲(あきら)も俊行ちゃんも、静夫ちゃんも珍しく、みんな早くから教会の二階に集まって、そわそわしています。 でも、いくら待って

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聖母文庫 聖母の騎士社刊九月一日、 北原先生は五時頃から見えて、一人一人の子供の部屋をのぞいて、「もうおきてる?」「お弁当の仕度は?」 と念を押してあるいている。はたせるかな、小泉の吉ちゃんとカッちゃんが、今日は学校に行かないといいだした。

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 どの親も、あまり気のりしない顔で渋々あつまってきたが、さて、こうやって自分の子供たちの作品がずらっとならんでいるところを見ると、万更(まんざら)でもないらしい。それに、誰にでも取り柄というものはあるもので、箸にも棒

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 だが、吉ちゃんも、弟のカッちゃんも、油断すると、すぐ「松屋学校」に通学してしまう。「松屋学校」というのは、松屋の四階にあるスポーツランドのことだ。」ここへ行くと、室内の遊び道具がなんでもそろっているから福島の「山の

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聖母文庫 聖母の騎士社刊 夏休みはあと一週間しかのこっていない。だのに子供たちは、まるで宿題をやっていないのだ。九人の子供たちの四十日間の宿題といえば、のべにして三百六十日分だ。それを一週間でやるのだから、一人一人教えていたら北原先生は、一

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