或る新年会のこと　（２０１１年１月１５日）昨日、仕事で或る新年会に参加しました。重度の知的障害とてんかん持ちの男性の外出支援という仕事でした。札幌市内の１０前後の大きな障害者の事業所が合同で主催した集まりで、札幌市の担当部署の課長の挨拶をは

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紀州の秘境　龍神と教会ー３１初代・モリアルティ神父が在任二年で転出し、続いて三人の司祭が短期間司牧した。五代目主任としてケビン・フリン師が到着したのは昭和三十一年（一九五六）十二月。彼は十六年をここで過すことになる。　フリン師着任の前年三月

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映画「蟹工船」に考えさせられたこと僕より遥かに映画に詳しい友人が、この映画について感想を聞くと、一笑に付した。語る値打ちもないような映画なのかと、その時思った。それでも、機会があって観た。僕は彼とは正反対の感想を持った。おそらく映画自体が、

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紀州の秘境　龍神と教会ー３０龍神に潜入した最後の落人は、幕末史に名を残す「天誅組」の残党であった。これについては後に記す。　奈良時代の人・役小角（えんのおずぬ）を開祖とする修験道の行者が踏破した険路である。それをたどり、人目を忍ぶ落人が隠れ

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紀州の秘境　龍神と教会ー２９●源氏の落人と大塔宮　　時は少しく前後するが、世はまだ平家の時代であった。　源頼朝の蜂起に先だって、源三位頼政が以仁（もちひと）親王（後白河天皇の第二皇子）の令旨を奉じて、平氏討伐ののろしをあげたのが治承四年（一

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紀州の秘境　龍神と教会ー２８維盛が護摩壇を焚いた故事によって、この山が護摩壇山と呼ばれるようになったという。　彼が隠れ住んだ〈「御屋敷跡」と馬場がいまもその面影を残している〉と龍神では伝えている。　口碑によれば、平維盛が小森渓谷上流のこの御

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３６人の正義の人：映画「戦火の奇跡」ユダヤを救った男より久しぶりに骨太の映画を観た。戦前、ナチに占領されたハンガリーに、たまたま牛の買付けにきたイタリアの会社員が、暴行されて連行されるユダヤの人々を見過ごすことが出来ず、ふと思い出したのが、

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●どうしたら良くなるのか？ 　ブラック企業については企業の命令権限に制約を設けていくことが重要です。しかし、これには日本型雇用システムの大転換が必要です。　しかし、ブラック国家がバックボーンになってしまった（企業の生命維持本能が法律を破壊し

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紀州の秘境　龍神と教会ー２７しかし、龍神地方に、それと別の維盛の晩年が伝えられている。　それによれば・・・　源氏の厳しい追及が身近に迫った時、維盛は衛門、嘉門の二郎党を伴って紀州路へ逃れ、那智の海岸まで落ち延びてきた。彼はここで身に付けてい

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●「国滅びてブラック企業あり」　ブラック企業が社会にどのような悪影響をもたらすかというと、若者がどんどん使い捨てられ、鬱病になったり身体を壊したりする。　医療費負担が増えていきますよね。実際に鬱病にからむ治療費がどんどん増えており、厚労省は

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紀州の秘境　龍神と教会ー２６六、落人（おちうど）の里●維盛（これもり）伝説　深山幽谷に囲まれ、四方と隔絶した地域には、古来、落人伝説が多い。　紀伊山地北辺は大和南部の山岳地帯と合し、険阻な峰が重畳と連なっている。紀州の最高峰・護摩壇山（一三

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「きっこのメルマガ」よりイギリスで発見された従来の1.7倍もの感染力を持つという新型コロナウイルスの変異種に、世界が警戒を強めています。既にアメリカにも到達されているとも言われる中、菅政権は「我が国での確認はない」としていますが、どこまで信用

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第３次「コロナ緊急３ヵ月通信販売への参加のお願い”家なき人”とともに生きのびたい　コロナ緊急３ヵ月通信販売には、第１次９０００人余、第２次５０００人余、と多くの人々が参加してくださいました。本当にありがとうございます。　５月には緊急事態宣言

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●予見できない理不尽さ「ロシアンルーレット社会」　ブラック企業が存在する社会を「ロシアンルーレット社会」と表現する人がいる。　湯浅誠さんは現代の日本を「すべり台社会」と表現されていました。湯浅さんが言うような現象が起きていることは確かです。

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紀州の秘境　龍神と教会ー２５日高川から筏と筏乗りが消え、龍神材の搬出がトラックに代わったのは、昭和二十八年（一九五三）七月の水害以来である。これは明治二十二年の大水害に次ぐ災害をもたらした。日高郡だけで死者二四二人、行方不明五五人。龍神地方

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●ブラック企業の見分け方　ブラック企業を識別する方法は、よく「カタカナだと危ない」「社長が有名人だと危ない」とか言いますよね。そのような傾向もないとは言えないですが……まあ、都市伝説ですね（笑）。　　実際、名前とか社長の気質といった、いい加

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紀州の秘境　龍神と教会ー２４彼女は立ち止まって、むするような緑に覆われた山を指し、親から聞いたという明治二十二年の山崩れと大水害を説明してくれた。　杖をつき足を引きずる彼女と共に応地の道を歩いてゆくと、　「ホレ、あっこの衆も、こっこの家もカ

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●良くあるパターン　交通系の企業がブラック企業のコンサルタントを雇いました。そのコンサルタントが「契約社員を増やせば、利益が上がる」とアドバイスをした途端、今まで安定していた会社が、残業や大量のノルマを社員に課すようになり、「ブラック企業」

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紀州の秘境　龍神と教会ー２３教会の近くに原という集落があり、上原と下原に分かれる。下原では全戸がカトリックに入信したとさえ言われた。吉本武雄氏もこの下原の住人である。　村人を教会へ引きつけたものの一つに外国人司祭の常住があげられるだろう。終

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新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の累積患者数が8000人を超えた埼玉県。埼玉医科大学総合医療センターで、COVID-19患者への対応の指揮を執る岡氏は11月26日、自身のFacebookで一般の方向けのメッセージを書き込んだ。今回は“番外編”としてそのメッセー

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ビッグイシュー日本版より転載第３次「コロナ緊急３ヵ月通信販売への参加のお願い”家なき人”とともに生きのびたい　コロナ緊急３ヵ月通信販売には、第１次９０００人余、第２次５０００人余、と多くの人々が参加してくださいました。本当にありがとうござい

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●「ブラック企業」とはなにか 「ブラック企業」という言葉自体は、もともとネット上でスラングとして使われていたものです。それが多くの人に使われるようになったのは2008年くらいだと思います。今までのブラック企業を扱った本や記事は、酷い事例を出し「

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紀州の秘境　龍神と教会ー２２集団洗礼の第二回目が翌年の三月二十四日で五十六名。大島仙吉氏一族九人のほか池田、玉置、小川、下村など原、応地在住の同姓が目立つ。　第三回が同年（昭和二十六年・一九五一）五月十二日の三十三名。そのほかにも三十名未満

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●「若者の意識が変わった」だけなのか企業が変わっただけなのか？ 成長の限界〜バブルの崩壊と、小泉さんの「痛みを伴うｘｘ」や非正規雇用や雇用の問題がこの１０年２０年日本を襲った。非正規雇用の増加を若者の意識変化に求める議論がある一方で、当時の

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紀州の秘境　龍神と教会ー２１下柳瀬から六地蔵峠越えで柳瀬に通じるこれまでの村道が、柿硲（かきさこ）線に代わって、県道に昇格するのは昭和二十七年（一九五二）十二月二十七日。教会落成の二年後である。南部（みなべ）からのバスも通じるようになった。

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ブラック企業に操られるブラック国家、このとんでもない妖怪に立ち向かうために 若者の心身が擦り切れるまで労働させ、働けなくなると使い捨てる「ブラック企業」。まるで、映画マトリックスに出て来る様な世界がそこに来ている。大本営をプラグで注入され、

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紀州の秘境　龍神と教会ー２０この教会の前庭に広いグラウンドが取られている。これについても挿話がある。　日高川の狭い谷あいに山と川にはさまれて、わずかな耕地を耕してきた人たちにとって、広場を持つことはこれまで夢でしかなかった。小学校の運動場は

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住宅弱者を支える：４　路上から心安らぐホームへ北九州市にある東八幡キリスト教会の牧師、奥田知志（ともし）（５７）は、生活困窮者を支援するＮＰＯ法人「抱樸（ほうぼく）」の理事長でもある。この３２年間に約３５００人を路上生活から自立へと導いた。

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紀州の秘境　龍神と教会ー１９●秘境に建つ教会　龍神地方にカトリック教会設立を、という動きは、当然、前もって和歌山教会の聖コロンバン会地区長・オブライエン師に伝えられている。和歌山県の布教を委ねられた聖コロンバン会としては、罹災した和歌山教会

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