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2021年05月04日09:04

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ボブ・マーリイのジンバブエが mixi日記

ボブ・マーリイのジンバブエが・・・mixi日記
2008年04月02日20:03

 悲しい。こんなにひどい国になってしまった。ボブも嘆いているだろう。

<ジンバブエ>残るのは絶望だけ…豊かな農業国一変
4月2日12時38分配信 毎日新聞

荒廃した畑の横に立つ、壊れかけた自宅横で、厳しい自給自足生活を告げるハマッドさん=ハラレ北部で高尾具成撮影

 【ハラレ高尾具成】「絶望しか残らない」。大統領選(3月29日投開票)の結果発表が遅れ、ロバート・ムガベ大統領(84)による「不正」が指摘されるアフリカ南部・ジンバブエで、黒人農家は苦しい胸の内を明かした。大統領が黒人有権者の歓心を買うため、白人農家から土地を強制収用。黒人に再分配したが、技術が低下したうえ干ばつや欧米の経済制裁も重なり、農地は荒廃寸前だ。農家は「これが国の現実だ」と話す。 

【関連記事】 ジンバブエ:悲嘆…困窮にあえぐ農民

 ハラレ北部郊外。黒人に再分配された農地が広がる。弱々しく伸びるトウモロコシの周りに雑草が伸び放題に茂る。ポール・ハマッドさん(70)、ジャネット・ムチネリピさん(60)夫婦は「食べ物、水。すべてが欠乏している」と話す。

 畑に入るとかんがい施設があった。「もう何年も稼働していない。このメーターを見てくれ」。生活用水も電気も不通の状態が何年も続く。現金収入はわずかで、年率10万%のインフレですぐに紙くず同然になる。

 2年前、次女が病死後に夫が蒸発、8歳の孫2人が残された。「教育どころじゃない。食べさせるだけで精いっぱいだ」と天を仰ぐ。

 80年の独立当時、ジンバブエは豊かな大河を生かす一大農業国だった。輸出で外貨も稼いでいた。白人の大農場地主だけでなく、黒人の小規模農家も高い生産性を維持していた。「何でもよく実った。誇りを持って仕事をし、生活も安定していた」と振り返る。

 「経済の黒人主権の確立」。大統領が白人農家から土地を奪った理由だ。強制収用は00年から本格化された。

 技術のある白人農家は去り、用水など基盤整備も放置され、農業生産性は極度に悪化した。白人と黒人の対立をあおる大統領の強硬姿勢に欧米は経済制裁を発動、経済はまひ状態となった。

 「井戸も枯れた。お手上げだ」。ハマッドさんは約500メートル離れた土地を深く掘り、バケツで水を得て農地を必死に維持する。

 夫婦は選挙には口をつぐむ。秘密警察が目を光らせているからだ。「制裁で苦しむのは私たちだ。助けてほしい」。握手を交わした夫妻の深いしわから汗と共に涙がこぼれた。

退会したユーザー2008年04月02日 20:41
こんなはずや無かったんやろね
白人から解放され祝福された独立であったはずなのにね

(財)ウ冠次郎2008年04月03日 03:05
ここにも厳しい現実がありますね。
世界は依然として重たいですね。。


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コメント

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