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2020年03月03日08:12

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キリシタン紀行 森本季子ー56 聖母の騎士社刊

私の奄美紀行ー20

一、浦上教会の班会
 大熊(だいくま)の福音の光シスターズに会うことが、目的の一つだったので到着を知らせた。すると今夜八時から大熊教会地区の班会があるから、と出席をすすめられた。こうなれば計画はすべてあなた任せである。第二班に入れていただくことになった。
 大熊、浦上地区を幾つかの班に分けて、月の第一木曜が例会で、信者の家庭が回り持ちで開く。第二班は浦上に属し、カリタスのシスターズもこれに参加する。私は彼女たちの車に便乗して出かけた。
 この夜は十七名ほどの集会で、まずロザリオの祈りで始まった。次に前回の反省、司牧評議会役員から議事の説明、班の取り決めなどが話し合われた。班毎の意見、希望が役員から司牧評議会へ提出され、吸い上げられる。また評議会の動向、決定が伝えられる。雰囲気がのびのびとして自由な発言が出る。評議会決定と言っても上意下達式のものでなく、「まあこんなことでしたが、それでいいんでしょうか」と確認をとり、更によい意見の提出をうながす。
 こんな話し合いの間に夜食が出された。驚いたことに、これは全く晩さんのご馳走である。お刺身、吸物、酢のもの、煮物、漬物プラス種々のお茶菓子。男性には黒糖酒も回ったようである。奄美で酒と言えば黒糖焼酎で、黒糖から蒸留酒を造るのは奄美でのみ許可されている。班会は信者ぐるみの司牧を円滑に行うだけが目的ではない。近隣の信者間の一致と親睦の機会でもある。

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