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2019年02月22日06:07

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1985年ジャマイカの旅ー23

二日後、キングストンからネグリルに向かった。モンティゴベイとルシアで乗り継ぐミニバスの旅だ。(トヨタ、ニッサンなどのワンボックスがミニバスとしてジャマイカ中を走り回っている。猛スピードとめちゃくちゃな運転で有名で、客たちも、まるで「すし詰め選手権」のように詰め込まれる、という恐るべき乗り物だが、運賃が安くて、大事な庶民の足。レゲエを大音量で流して走っていた。ジャマイカ名物だが、やわな白人観光客は恐れをなして、まず乗らない。だから、レンタカーと飛行機の国内線が発達している。)
デニス・ブラウンのメロウな歌声を撒き散らしながら、ミニバスは突っ走った。カーブでは「キキー」と耳障りなブレーキ音を鳴らし、傾いて通り抜ける。怖い、怖い。若い女の客を隣りに座らせた若者ドライバーは、「ジェットコースター」でデートしてるように「キャッ、キャッ」と言わせて、喜んでいる。ミニバスはいつもすっ飛んだ世界だ。モンティゴベイ(モベイまたはモンテゴバイとも言う)で乗り換えたミニバスのドライバーはジャマイカでは珍しい物静かな中年男だった。車内には、おだやかなスカ(レゲエの先祖)が流れていた。今度のミニバスはのんびりした気分で走った。

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