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2018年11月14日14:00

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眼瞼痙攣障害年金裁判報告10証人尋問

証人尋問簡易報告

午前中リハーサル、午後から本番とそんな長時間しゃべってられるんですか!!と不安の中、どうにか終えることができました。

視覚障害者仲間を中心に私側の支援者も数人傍聴に来てくださいましたし、ネットで多くの方々からのエールがあり、とても心強かったです!!本当に皆様ありがとうございます!!

さて本題。
原告側の弁護士からの質問で、今回重きが置かれたのはボトックス前とボトックス子の病状変化。
これは今までの論争中ではあまり大きく取り上げて来られませんでした。

国はボトックス前の軽症時代のことも持ち出して反論してくるし、こちら側もボトックス以前から既に重症だったように反論していましたし。ただ、ボトックス以前からも読書困難であった事は確かですけど、白杖なしで外出できたと言う点が大きく違います。

つまり、今まではそこのところは強調されずに、眼瞼痙攣発症をしてから今に至るまでの病状全てで論じられてしまっていたのです。

でもねぇ、皆さん、何度も言いますけど、年金申請って、今までの平均値で判定されるんじゃないんですからね!!申請した時期の病状が争点です!その時の病状で等級が決まるのが正当です!
だから、今は年金申請時よりも状態が幾分良いことも正直にお伝えしましたよ。

そこでこちら側の弁護士が、ボトックス前の病状とボトックス後どうなったのかなど悪化の流れについての質問を多くしてくださいました。

問題の漫画も、たった8ページのものであり、ほとんどはボトックス以前に書き上げていたこと、2年後に友人たちに頼んでようやく完成できたことも明らかにできました。

そして、自分の障害に対応するためスクリーンリーダー、白杖、日傘、電気熔接サングラス(申請当時はその存在を知らなかったので使っていなかったが)、ドキュメントスキャナ、視覚障害者向けアプリ、点字器等の各種道具に頼っていること、他に書籍のテキストデータ化ボランティアを頼っていることなども強調できました。

そして国からの質問では
芸術学部の何学科に行ったのかとか、毎月いくら支援してもらってるのかとか、私の彼が自営業なら雇えないのかとか、実家に帰ることを考えなかったのかとか、いったい一人暮らし何年続けているのかとか、争点とは直接関係のないことばっかり!!

私が立ち上げたジストニア漫画部のことも聞かれましたよ。どっかから情報仕入れてわかったんでしょうね。ところがNPO法人ジストニア友の会の牽引役と勘違いされててそこの誤解は解いておきました。

この友の会の会報に2度にわたって私の漫画が掲載されたため、国は私が続編を書いたと思ったようですがそれも誤解でしたので単に同じ作品を分割して掲載しただけだと明らかにしておきました。

そして、やはり予測通り診療内科カルテの記載からいろいろな部分を抜粋しての質問がメインだったのですが、これがもう、こっちは西暦で覚えてたのに向こうは昭和で言って来て「平成25年11月の記載にこういうものがあるのですが」「平成26年3月の記載にこう言うものがあるのですが」と言ったように質問してくるので「え?もう一度日付お願いします。えーとその年は、」と悩んでやっとこ回答など大変苦労しました。一応事前に記憶は蘇らせておいたので、私はまだ大丈夫だったのですが、彼はもう頭混乱しておりました。

ボトックス副作用についてピーエムディーエーの棄却理由、その後どうだったのか聞かれましたが、不服申し立ての最中と回答しておきました。ここで不服申し立ても棄却と出ていたらここぞとばかりにボトックスの副作用ではないと攻められたでしょう。

最後に国は「申請当時あなたはボランティアをしていましたね。それはどういったボランティアでしたか?」と聞かれたので、「視覚障害者にパソコンを教えるものです」と回答しておきました。

目を使うボランティアだったらここぞとばかりに揚げ足材料にしたんでしょうけど。

あともう一つ、改定するときに「私は嘘つきません」といった内容の簡単な文を読み上げさせられます。

これを、その時だけ一瞬目で見て読んでもらうように促されましたが、私は拒否しました。できない事は無いけど目に負担がかかるのでやりたくありませんと。
その時裁判官が「受付時の署名は目を使ってやったのですよね?」と言いましたが、
「いえ、全く見ないで書きました」と回答しました。

実は以前社労士さんも署名ができてしまうと、「目が見えるじゃないか」と責められてしまうなんて心配されてたんですけど、
んもう!世間の人って全然わかってない!!署名なんて目つぶっててもできますよ!
投票だって目つぶって書いてます!
どこからどこまでの範囲で書けばいいか教えてもらえればかけてしまいますので。

晴眼時代に文字を覚えた人ならこれが可能です!生まれながらの全盲の人はなかなかこうはいきませんけどね。


さて、確かに必要な場合は私は人を頼らず自分の目を使ってこのようなことをやることもあります。それを心療内科の心理士が評価したように「できる言葉で人を頼ろうとして病状で他人を操ろうとするのが顕著」とされるのは困ります。だってでもスタミナが極端に少ないんですもの!!できるだけそのスタミナ温存しなければいけないんですもの!!

だから目を使わなくてどうにかなる場合はそのような道を選ぶだけです!

書く場所を人に教えてもらうなんて相手にさして負担かかりませんし、大して重要でない儀式的なことをやるのに自分の貴重な目力使う必要ないじゃないですか!

ここで裁判官に促されてその時だけ目を使って文を読んだら一体どうなっていたのでしょう?これもまた揚げ足材料にされるのが落ちです!!

このように他人に促されて仕方なく目を使うことも過去ありました。それがまさに心療内科の心理テストだったのです!!あの心理テストのせいで頭が痛くなるわ、苦労してやったのに難なくできると評価されるわでもうこりごり!

もうワナに乗るかって!!

ちなみに終わった後は視覚障害者仲間とお茶をしました。かなり国からの質問に全盲の仲間も憤っておりました。
「洗濯物干して畳んでタンスにしまえますかとか、視覚障害者馬鹿にしてんのかと思ったよ」と。
署名の事もそうですけど、意外と目を使わないでできることって多いものです。時間がかかったり正確さにかけたりはしますけどね。

しかしそれが本題ではない!!私の裁判がうまくいくか、勝てるか、眼瞼痙攣で障害年金2級以上の事例を作れるか、私が障害年金を受給できるかです!!

皆様、引き続き裁判官えのテレパシーお願いします!!
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