全国のマイミクの皆さん、お元気ですか。
こちら、関東地方は東海地方以西よりも一足早く梅雨が明けたよ。
昨日はもうねえ、浦和駅近辺も
皇居近辺もバリバリのピーカンだった。
で、今週の僕のメインイベントだったファイザーワクチン第1回接種の続報だけどさ。
7月13日(火)の昼前に夫婦で接種した。チクッとしただけだった。
その後もなんともなかったので、そういうことを書いた日記をアップしたんだけど。
その日の晩飯を食べる頃になって二人とも注射を刺した左腕が痛くなった。
じっとしている分にはいいんだけど、下手に動かすと痛い。
左腕に気をつけろ状態に陥った。
僕は「攻殻」の中でもこの一篇が特に好きでね。
そして俺たちは彼女のことを少佐と呼ぶ
痺れるぜ
で、まあ、翌水曜の朝も左腕は痛いままだった。
しかし、痛いといっても経験者から聞いていた範囲の一番軽い程度だったので、僕は早朝の散歩に出て近所をぐるっと一回りしてシャワーを浴びて、自分の部屋にこもってテレワークに就いた。
そうこうするうちに腕の痛みはとれたので、まりんと一緒にウッドデッキに出て、両手をぐるぐる回したりする柔軟体操をした。
一方、カミさんの方は腕の痛みは引いたものの微熱を出した。注射を打つ直前が36.2度だったのがピーク時37.2度まで上がった。
まあ、微熱だったので、さほどぐったりにはならなくて、むしろ威張られたけどね。
若いと抗体が出来るまでに熱が出るのよ。私は若い、あなたはおじんの証拠ね
しかし、微熱とはいえ病身の妻に夕餉の支度をさせたとあっては面目が立たない。
料理はおいらが担当すると申し出たんだけどね。
拒否された。目玉焼きを乗っけただけの雑なものなんか食べとうない。
ご飯だけ炊いてちょうだい。おかずは簡単なものを用意するから。
で、銀シャリだけ炊いて、カミさんが焼いたハムと万願寺唐辛子をいただいた。
そうこうするうちにカミさんの微熱が下がり始めた。
36.9度になったわ。体が楽になっていくのがわかる
で、木曜は彼女も平熱に戻った。35.9度。
僕の方はますますピンピンになって、早朝散歩とテレワークにいそしんだ。
そして、昨日の金曜、僕は梅雨明けの東京に出勤。
カミさんも仕事に出て帰りが遅くなったので、いつものようにソロ飯を楽しんだ。
そんなことで、僕らは日常に戻ったわけだ。
僕の場合はアニメ漬けの日常だ。
先日、とあるマイミクさんが「ドラマ漬け」という日記をアップした。
「孤独のグルメ9」、「ナイトドクター」、「ハコヅメ」、「緊急取調室」、「古畑任三郎」の再放送。今季は楽しみ楽しみ。
という日記だったので、僕はこういうコメを入れた。
「新番組が並ぶ夏クールが始まりましたね。ワタシも夏アニを見始めています。週に3〜40本放映される中から10数本に絞り込まねば身体がもたないので大変です。^^」
そしたら、こういうレスだったので
「アニメってテレビの子ども向けしか知らないんですが、週に3〜40本放送されるんですか?それはどこで?全て新作ですか?」
こう更コメしたら
「はい、すべて新作です。そういうのはお子さまと普通の大人が寝静まった深夜枠で放送されます。
真のヲタク、いわゆる廃人は深夜のリアルタイムに視聴しますが、僕はヤワいのでそれらがアマプラとネトフリのラインに乗っていつでも見れるようになったら適当な時間に鑑賞しています。リアルタイム放映時よりも1〜2週間後ずれしますが、大きな支障はないです。^^」
こう返ってきた。
「へえ〜、アニメの新作はそんなに作られているんですか?それは実写版のテレビドラマを遥かに凌駕してますね。
昔はアニメーター残酷物語と言われてましたが、今は労働条件などは少しは改善したんでしょうね。そうでないと若い才能が集まって来ませんよね。」
実は3〜40本というのは多少サバを読んでした。いや、逆サバというべきか。
あんまり驚かしちゃいけないと思って少なめの数字にしといたんでね。
じゃあ、実際はどのぐらいあるんだろう、確かめとくかということで、ネットの新番組サイト(いっぱいある)を開いて数えてみたら。
この夏のクールの新作はぜんぶで52本
あった。
これらが週一で放映されているので、週52本放映。
しかも今どきはテレビ放映を前提としないネットフリックス制作のこういうのもビシバシ作られているので実際はもっと多い。
アニメは見てなくともドラマを見ている人は多いと思う。
テレビ界は四半期、3ヶ月をワンクールとして、その期に作ったドラマを放送する。
アニメも一緒で4ー6月期の放映分を春アニ、7−9額のを夏アニと呼ぶ、
で、それぞれの期に50数本+アルファを制作して放映する。
ねっ?おそるべき本数でしょう。
おいらが週当たり10数本アニメの新作を見てるというと、異世界人かなにかを見るような目付きをされることがあるんだけどさ。
全体の5分の1かそこらしか見れていないケチな野郎なんでござんすよ
で、今週辺りから新作をボチボチ見始めているんだけどさ。
先週までは春アニの最終回のラッシュだった。
なので、このところ週末はそれらをソロ飯のお供にしていた。
例えば、こういうの。
あるいは、おうちプレミアムを呑みながら
こういうのとか。
佐賀県産麦100%使用の佐賀焼酎を呑みながら
こういうのを見た。
決まってたよ、サガ・アイドルのフィナーレ。
そういう前期の中で僕のナンバー1はこれだった。
カブというバイクをまったく知らないという人はあんまりいないと思うけれど、こういうむさいおっさんが乗ることが多い車種だ。
それをかわゆい女子高生と組み合わせたのがひとつのミソ。
でも、かわゆい女子と無骨なメカの組み合わせはガールズ&パンツアーの大ヒットを嚆矢にして花盛りになっている。
「スーパーカブ」はそういう派手さを徹底的にそぎ落として、地味で起伏のない物語に仕立てている。
そもそも主人公が無口なこともあって登場人物のセリフがやけに少ない。
その代わりBGMに使われるピアノ曲の数々がね、雄弁に語るんだよ。
こないだなんか、ラヴェルが流れてさ。それが黄昏どきの風景にフィットしてたなあ。
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 【ピアノ版】
https://www.youtube.com/watch?v=2oBpojZM1w8
で、その最終回を見た。
地味な物語には珍しく三人の女の子がカブで冒険の旅に出る。
どういう旅かというと、僕はバイクってものに触ったことがないんだけど。バイク乗りなら若かりし頃にたいていやったことがあるんじゃないかな。
おいらがちょくちょく引用するこの漫画でもおっさんらが懐かしそうにダベってた。
田舎のバス停で野宿するオレ!ペンションの娘と仲良くなるオレ!
ローカル線のベンチのオレ!まあ、女将とねんごろになるオレ!はあれだけど。
「スーパーカブ」の三人娘もそういう長旅に出たんだよ。
女子高生のことなのでバス停で野宿はないけど、ネットカフェに泊まったりしながらね。
旅のテーマは桜。
今の日本列島の話題は梅雨前線がどこで切れるか。
「スーパーカブ」の最終回は桜前線に追いつく旅を描いた。
主人公たちが暮らしている山梨はまだ冬。でも、南下すれば、桜前線をつかまえられる。
カブで行ける日本の最南端はどこか。
もちろん、ここだ。
千里の道も一歩から。バイク界には魔の1時間っていう警句があるんだってね。
最初の1時間走ったところでマシンをチェックする。長旅をこなすための基本だそうだ。
そうやって走り続けて、名古屋を超えて
木曽の古カフェに寄ったり
琵琶湖畔を眺めたりしながら
三人は鹿児島に着く。
そこには
一面に桜が咲いていた。
桜と乙女たちとカブ
絵になっていたよ。
そして、彼女らが長旅から戻った頃には故郷の山梨でも桜が咲いていた。
特にドラマチックな盛り上がりがあったわけじゃないけれど魅せてくれた。
そんなわけでおいらの春アニは桜とともに終わりを告げた。
しかし、すでに夏アニのシーズンが始まっているのだ。
お楽しみはまだまだ続くぜいっ
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