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2021年06月15日19:18

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梅雨入り前後

6月14日の月曜日、関東甲信愛知地方は一斉に梅雨入りした。

それを記念してかどうかは知らないけれど、昨日の月曜は雨降りだった。

まあ、梅雨も必要な四季のひとつ。カラ梅雨ってのは後々あんまりよくない。

と頭ではわかっていても、人間そうそう物分かりがよくなれるものではない。

ちっ、わざわざおいらの通勤の日を狙ったみたいに梅雨入りしなくともいいじゃねえかと舌打ちしながら、僕は傘をさして浦和駅まで歩いた。


そしたら、駅前にはこんなデコレーションが飾られていた。

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あまつさえ、東京のオフィス街には早くも交通規制が敷かれていた。

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やれやれ、、こうなるともう東京五輪の開催はほぼ確定だな。

僕はげんなりした。梅雨入りとオリパラ、ダブルショックだ。


まあねえ、一発かましてくれるんじゃないかと期待したコイケは音無しの構え。

もはや、外圧しかあるまいと思ったんだけど。

コーンウォールに集まったお歴々に向かってガースーが五輪をやるぜ、応援してくれよなと持ち掛けたら、ジョンソンもバイデンもメルケルもみんないいともexclamationと応じたそうだからねえ。

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その日の夕餉、ノンアルコールビールを飲みながらの僕らの会話。

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「人流を止めなくちゃとか医療が大変だとか言ってるのに五輪って支離滅裂だわ」

「GoToのデジャヴだ。お祭り騒ぎで繰り出す連中がまたぞろ大量発生するぞ」

「だいたい私たちみたいにちゃんと自粛してる人って、今でも少数なんじゃないかしら」

「うーん、俺の会社の人らや遊び仲間は誰も繁華街に近づいたりしてないけどなあ」

「でもこのニュースを見てよ。渋谷なんか人だらけだわ」


で、僕らはこうなったらオリ・パラが無事に終わるように家で静かにお祈りして過ごすしかないということで合意した。


というのが梅雨入り当日の月曜の話。なんだかじとーっとしてるでしょう、梅雨だけに。


そして今日、火曜は僕はテレワークなので問題なかったんだけど、夕方からまた降り出した。埼玉は大雨警報なんだと。

梅雨入り、舐めてんじゃねえぞって感じ。


しかし、週初めの日曜は晴れていたので、その日のことを書くここからはトーンを明るく出来る。


この日の朝、玄関の花瓶の水を替えたカミさんが声をあげた。

すごーい、色が変わって生き返ったわ

お向かいさんからおすそ分けしてもらった紫陽花なんだけどさ。

茎を切って水を替えるたびに瑞々しく蘇る。この日は色まで変わったんだよ。

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我が町、浦和はあちこちに紫陽花が植えてあって、散歩すると目を和らげてくれる。

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まあ、どこでもそうなんだろうけどね。中でも全国的に紫陽花が有名なのは鎌倉かな。

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京都の三室戸寺もすごい。

僕はかの地に単身赴任していたときに1回だけ拝んだことがあるんだけどさ。 そりゃあもうねえ、紫陽花がポン!ポン!って花爆弾みたいに膨らんでいてねえ。 おいらが知ってる紫陽花とは別のなにかのものかと目を見張ったよ。

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で、僕らは恒例のお洒落な喫茶店でランチを楽しんだ。

僕はバターチキンカレー、カミさんはマグロとアボガドのライスみたいなのを頼んだ。

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「バターチキンカレーって、普通のカレーとなにが違うんだ?」

「辛くないのよ」

たしかにそうだった。 辛くないカレーなんてカレーじゃない派の僕としてはやや不本意な味付けだったけど、それはそれでイケたよ。


マンボーの最中でアルコールの提供は不可につき、ブレンドコーヒーでデザートのふわとろパンケーキをいただいた。美味かった。

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その日はアルコール解禁の週末だったので、僕は帰宅してから居間で缶酎ハイのプルトップをあけた。

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そして、カミさんに見とがめられても問題ない作品を楽しんだ。

今期放送中の僕の中のナンバー1作品「スーパーカブ」だ。

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今回はカフェ回でね。

コーヒー飲んだら世界が色付いた… バイク乗りってコーヒー好きだよね

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生活を楽しむ人はドイツパンなんか作らない なにをいうか、イタリア野郎が

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お店の名前はバターを意味するフランス語。

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ちなみにこの発禁本によると、インド語ではバターはギーだそうだ。

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じゃあ、インド語でバターチキンカリーは何ていうのかなんて聞かないでね。

ヒンディー語で「 बटर चिकन」だそうだ。


そして、今回もいい感じのピアノ曲が響いた。

主人公がカフェ「ブール」を後にしてカブで家路を辿るシーンでね、第2楽章が印象的に流れたんだよ。

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ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章(Piano : Arthur Rubinstein)


https://www.youtube.com/watch?v=Uf11oYa2taI


そして、夕餉は夏の定番。我が家では今夏初の冷やし中華だった。

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「誰にも教えたくないっていうのは大げさね」

「でも美味いよ」

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僕は冷やし中華には苦い思い出がある。

随分と昔のこと、息子らがまだ子供だった時分に今日はおとんが手作り料理をふるまってやるってな感じで冷やし中華にトライしたんだけどさ。

錦糸卵の製造に失敗しちゃってね。焦げ目がついて茶色くなって、なんだかババッチィ見栄えになっちまったんだよ。

まあ、みんな、見た目はあれだけどおいしいよと慰めてくれたんだけどさ。

しくったなあと心の中でぼやきながら、冷やし中華を手繰ったのだよ。


それに引きかえ、カミさんの錦糸卵は見事な金色だった。


「ところでナルトは入れないのか?」

「ナルト?冷やし中華にナルトなんて聞いたことないわ」

こいつはバカかという冷ややかな目で見られたので、僕は全冷中の話をした。

俺は学生時代に買った本で知ったんだけどさ。

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著者の山下洋輔が冷やし中華が冬に食べられないことに憤慨してだな。そんな差別は撤廃すべしと結成したのが「全国冷し中華愛好会」。略して、全冷中。

赤塚不二夫や坂田明、黒鉄ヒロシ、タモリら錚々たるメンツが結集したんだぜ。

中でも有名なのがナルト論争、冷やし中華にナルトは必須か否かの大激論だったんだよ。

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ええと、この話を聞いたカミさんがこいつは真正のアホだなという眼差しになったのはもちろんだし、皆さんの中にもそういう向きがいらっしゃると思うのであせあせ(飛び散る汗)


真面目な曲をひとつ。

まあ、真面目っつてもね、こういうのはしかめっ面して聴くんじゃなくて、ウイスキーのロックグラスを片手にタバコをくゆらせながら、仲間とワイガヤしながら聴くのがアンバイがいいと思うんだけどね。

たしか、「ピアニストを笑え」の中に「ミナのセカンドテーマ」っていう意味深なタイトルのおバカな由来が書いてあったはずだ。

Mina's Second Theme - Yosuke Yamashita (1969)


https://www.youtube.com/watch?v=GLLdS9KtVk8


ついでに冷やし中華じゃないんだけど、ちょっと似た料理が出てくる篇がある。

その名もフルーツ担々麺。

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けっこう美味いらしいよ。

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そこで三人がなにを打ち合わせていたかというと、マスクがないと生きていけない世界で女子高生が戦車と戦う物語などについてだ。

映像研には手を出すな! 「女子高生 対 戦車」


https://www.youtube.com/watch?v=CzmQSGPLiXc



そうこうするうちにネットでお知らせが届いた。

さいたま市は60歳以上64歳以下の市民に今月末から摂取券の発送して来月7日から受付を始めるんだと。

キタアexclamation

いや、危ないんじゃないかとかなにかとウワサはあるけどさ。 

そうはいっても、ワクチンを打たんでこのままずーっと引きこもってるという選択はあんまりないんじゃないか。

一方で、ワクチンを打たないまま街に繰り出すってのはあんまりな悪魔の選択じゃないかと思う。


ここはいっちょういてこましたるでえexclamation

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