さて、GWも三日目。5月5日までの7連休のうちの3日間を過ごした。
ターンのときだ。
だからというわけではないけれど、今日は夫婦で「明るい農村」をしたよ。
うちとこの庭先の生垣と金木犀なんかの庭木の葉っぱを二人してせっせと刈ったんだよ。
まあその、庭といってもネコの爪先の先っぽぐらいのちっぽけなものなんでね。
バカボンのパパみたいな職人さんだったらあっちゅうまなんだけどさ。
僕らトーシローだからねえ。
枝切って道路に落ちたのを拾って生ごみ用のデカいビニールが6袋満杯になるまで2時間ぐらい。
もうバテバテになっちまったよ。
ほんとだったら、今日は寄席に行くはずだった。
生粋の大阪人のカミさんが文珍を聞いたことないなんて信じられへん、おっもしろいでえ、ぜったい腹抱えるから、せっかくの黄金週間なんやから行きましょ
ということで、前売り券をゲットして夫婦落語する予定だったんだけど。
緊急事態宣言のせいであえなくパーになっちまったんでね。
そんなことで、夫婦で明るい農村したわけだ。
そういう銘の焼酎があることを知ってる?僕はいっときけっこう呑んだよ。
養老乃瀧だったかなんだったか、今はなくなっちゃったお店なんだけどね。
職場の近くのビルの地下街にそういう安い居酒屋チェーンがあってさ。
職場の気の合う仲間と仕事帰りによく寄った。で、必ずそのボトルを入れて干した。
味というよりは名前が気に入ったんでね。
昔はそういうタイトルのNHKのテレビ番組があったそうだけど、それはあんまりよく覚えていない。
代わりにNHKラジオ番組のこれはなんとなく耳に入ってきていた。
「昼のいこい」のテーマ
https://www.youtube.com/watch?v=9QLuvzjLlQo&t=56s
そして、ラジオといえば花澤香菜だ。 いや、桂文珍の独演会がパーになった代わりに昼間は明るい農村して、夕方はマイミクさんに教えてもらった香菜姫のTBSラジオ番組の
「パンの耳」を視聴したんでね。
まあその(こればっかり
)、実はこのGWはけっこうパンずくしなので、そっちを日記にするときに出そうと思っているので、あれなんだけど。 パン好きのハナザーさん、いい感じだったよ。
そんなことでいきなり話題を変えるけど、それはカリーなのだ。
今やラーメンと並ぶ国民食となったカレーでなくてカリー。
1週間前の土曜、カミさんが仕事帰りで料理作る気にならへん
というのでね。
その気持ちはよくわかるので、デリバリーもんにした。
出前といってもいいんだけど、やっぱりデリバリーの方がしっくりくる。
それはこういうものだったからだ。
ちなみにカリーはひとり2種類、辛いのが苦手なカミさんは両方とも「普通」にした。
辛いのが好物の僕は「辛口」と「大辛」にした。 さらに上の「激辛」もあったんだけど、さすがにそれはちっと躊躇せざるを得なかったんでね。
ところが、宅配してもらったカリーには表示がなかった。
で、まあ、普通はこっちの真っ赤いのが「大辛」だろうと思うじゃない。
なので、最初は僕がそっちのレッド・ホット・チリ・ペッパーズっぽいのにしたんだけど、あんまり辛くない。 おかしいなあと思ったら、辛いのが苦手のカミさんが顔をゆがめている。
あっちゃあー、そうだったのかということで、慌ててルーを交換したよ。
まあ、そんな騒動はあったけれど、本格カリーをナンにつけて食べるカリー、ナン&タンドリーチキンは美味しかったよ。
僕らはこういう食事をけっこう日常的に口にしている。
生協のレンジでチンものを週末のランチにすることが多いんでね。
これが実にね、インド人もびっくりならぬネコもびっくりの美味さなんだよ。
しかし、多くの同世代がそうであると思うけれど、かなりの間、カレーというものはライスに乗っけるものだと思っていた。
途中から揚げパンに入れるカレーパンがやけに美味いということにも目覚めたけれど。
そういう和風にアレンジしたカレーでなくて、本場のカリーをナンにつける、サイドメニューにタンドリーチキンがつくという料理を知ったのは社会人になってからだ。
アジャンタでキーマやらマトンやらのカリーを食べて、へえ、日本のカレーライスとはぜんぜん別物だと思ったときだ。
今は麹町の日テレ横に移転して業界人御用達のお店になっているけれど、僕が東京で駆け出しサラリーマンをやった頃は職場の近くの九段下にあってね。
タンドリーチキンなるものもあそこで初めて賞味した。
どの辺かというと、グラパレの横の坂をちょっと上がった辺り。
といっても、そのホテル・グランドパレス自体が休業しちゃったそうだけどね。
九段会館はまあ、しょうがない。 フェアモントホテルも桜の季節以外はひっそりしてたのでしょうがないと思うけど。
グラパレよ、お前もか!っていう感じだったよ。
金大中事件のときはまだ子供だったのでそんなホテルのことは知らなかったけどさ。
ドラフト会議の会場になってたときは界隈の雀荘でぶってると同じ店にスカウトの人やブンやさんらの関係者がたむろしていたからね。
あのエントランスにあった滝っぽいのも懐かしい。
おいら、バラライカが双子の片割れを始末するシーンを見て、この噴水はグラパレそのものだと思ったよ。
一方、タンドリーチキンも今では一般的な食物になっているね。
この鎌倉物語にも出てくる。
あの海岸の別れのシーン、沁みたよ。
そんなことで、みんな、別に遠出しなくとも楽しいことは身近にいくらでもあるぜ。
美味しく楽しくGWを満喫しようぜ
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