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2020年11月07日10:51

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孤独のグルメは柄じゃない

今週も会社通い、おにぎり1個とバナナ1本を昼飯にする日々を続けた。

そういう中でのトピックスはローソンの新商品、その名もタコスミートマヨだ。

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メキシコの伝統料理のタコスはトルティーヤでこねた皮のことを指すのだと思う。

しかし、ローソンの新作はその皮の中の具をおにぎりの具にしたものだ。

これがメキシコっぽい香辛料を使っていてけっこうイケた。

どのくらいイケたかというと、僕は水と金の2回お昼にこいつをチョイスした。

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その金曜の夜はカミさんはお仕事だったので、恒例でボッチ飯を食った。

メインはCOOPさんのスパゲッティーだった。

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世の中には2種類の人間がいる。

独りで外食を楽しめる者と楽しめない者だ。


前者の代表格は井之頭五郎だろう。こういう人。

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テレ東のテレビドラマで人気がフィーバーしてるので、そっちでお知りになった人が多いと思うけど。

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僕の場合は原作の作画を担当した谷口ジローが昔から好きで、その流れで漫画本だけ偏愛しているもんだから、そっちで紹介すると。

井之頭五郎はワイガヤが定番の焼き肉、それも定食でなくてお好みのオーダーものを独りで楽しんでしまう強靭な精神力を有している。

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しかも、単なる独り言がクセのチョンガーではなくて

いざとなれば、腕が立ち

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あまつさえ、有名女優と恋に落ちてパリの逃避行になりかけたという華麗なる過去を持つ男なのだ。

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僕はそういうカサブランカなタフガイではないので、独りで外飯を楽しむことが出来ないんだよ。

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金曜の晩の食事はお互い自由にしようという夫婦間の盟約を結んだときも、最初は地元のお食事処をあれこれ探訪するよい機会だと思ったんだけど。

あっというまにへたれた。

特にきつかったのがいわゆる町の中華屋さんだ。

それは行き帰りの道筋にあるお店でね。なんていうか、まさに町の中華屋さんなんだよ。

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で、一回は試してみたいと思っていたので、入ってみたら、実際に安くて美味しかった。

それはいいんだけど。。

常連さんがたむろっていてねえ。 地元のおっさんらが四つのテーブルのうち三つに一人ずつ腰かけて、三人で酎ハイかなんか呑んで、テレビのプロ野球中継を見ながらワイガヤやっていた。 

おいおい、あんたら、仲がいいなら一つのテーブルに固まれよなと内心思ったけど。 

僕はしょうがないので、テレビの下の一つだけ空いていたテーブル席に腰を下ろした。

常連さんと一緒にワイガヤやってたお店のおばさんは僕には礼儀正しく接してくれたので、お店のせいではまったくないんだけど。 僕はこういうシチュエーションが丸出だめ夫なんでさ。

瓶ビールと冷やし中華をそそくさと片付けて退散しちまった。


そんなこともあって背伸びした孤独のグルメはやめにしたわけだ。

それでも去年まではなにしろ金曜の晩のことなので、なんだかんだで呑み会があって、僕も勝手知ったる仲間内ならデカいツラして楽しめるのでよかったんだけど。

今年の3月辺りからはコロナ、コロナで呑み会どころではなくなったので。

金曜の晩は常にネコとアニメとワインをお供に家食を楽しむことにしている。

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これが僕のハナキンなのだ。


昨日の晩はCOOPさんスパをレンジでチンして、生野菜に生ハムを混ぜて。

それぞれの皿に目玉焼きを乗っけた。

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さらにこれまたレンジでチンのCOOPさん焼きおにぎりも二個つけた。

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なんで、焼きおにぎりをつけたかというと。

お腹を満たすためもあるんだけど。 主には目玉焼きのためだ。

西洋では皿に残ったサニーサイドアップの残りをパンですくって食べる

人もいると思う。

これに対して、我々日本人はおにぎりをその用途に供するのだ。


そして、アニメはストパンを見た。

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こいつがねえ、当たり回だった。

なにが当たりかというと、このアニメは昔の洋画を持ってくることが多くてね。その隠し味がわかる者には楽しさ倍増の作りになっているんだよ。

前回も「パットン大戦車軍団」をパロったイントロだったけど。

今回の主役はシャーロット・E・イェーガー大尉だった。

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イェーガーといえば、「進撃の巨人」の主人公も同じ名前だけどそれは関係なくて。

チャック・イェーガー、史上初めて音速を超えたパイロットだ。

映画「ライト・スタッフ」では、サム・シェパードが演ってた。

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しかし、こっちのシャーリー・イェーガーは飛行機でなくて、モーターバイクで世界記録に挑戦する。 

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その赤いバイクを見て僕は思ったね。これはあれだ。

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「世界最速のインディアン」っていう映画なんだけど、知ってるかなあ。

なんか、日本ではあんまり大々的に公開されたわけでもないんでね。

僕はそういうややマイナーな新作洋画をよく上映してくれてた銀座の映画館で見た。

インディアンってのは北米先住民族の人たちのことではなくて、米国にそういうメーカーがあるんだって。 僕らトーシローは米国のバイクメーカーというと、ハーレー・ダビッドソンしか思い浮かばないけど、通の人たちには有名な存在らしい。

で、映画はニュージーランドの田舎から出てきたおじいさんがカスタムメイドのインディアンに乗って世界記録を打ち立てるという史実に基づいたものでね。

ぶっとんで面白かったよ。

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で、ストパンのシャーリーがまさにそのものズバリでね。

ズッキーニちゃんと一緒にバイクの改造にいそしむところなんか、アンソニー・ホプキンスが子供と一緒にそうするシーンをもろだった。

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同じように思いながらこの新作アニメを見た人は多かったのだろう。

ネットにはこういう画像が貼られている。

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で、そのアニメを見ながらいただいたCOOPさんスパゲッティーなんだけど。

最初は火曜のお昼に食べるはずだった。

この日は文化の日で国民の休日だったじゃない。

僕は午前中に「食事にまつわるエトセトラ」という例によっておバカなタイトルの日記をアップして。 その中で、やけに美味かったビール、東京ブラックに引っ掛けて

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盟友のろまさんのことを春夏秋冬いつも黒いコスチュームに身を包んでいるサバタなやつと書き散らかした。

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で、そろそろお昼にすべえかと冷凍庫からスパを出したところで、当のろまさんからLINEが入った。 浦和で軽くどうだい? ぎりぎりセーフexclamation

で、ハクビシン化に気をつけてよという声に送られて

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あいかわらずのサイゼリヤに行って、あいかわらずのリー・ヴァン・クリーフな装束の相棒と、あいかわらずのマグナムワインで乾杯した。

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なので、とりたてて日記に書くことはないんだけど。

強調しておきたいのは、アラヴィアータはやっぱり美味いということだ。

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僕らは短いのでひと皿から自分の小皿にとり分けやすい、ワインのアテによいということで、この料理を呑み会でオーダーすることが多いんだけど。

あれはカイゼンを重ねているね。

今回いつになく感じたのは、オリーブの実っぽいのがキキメの力を発揮していたということだ。

そして、サイゼは安い。 大の男がそれなりに呑んで食って、お代は二人合わせて2,450円だからね。 普通の居酒屋だったら、呑み放題をつけても倍近くいくと思う。


この日はまさに軽くで、それでお開きにした。僕らにしては極めつけにライトだった。

それが証拠にのんびりぶらぶらと歩いて帰って、玄関のドアを開けたら、もう帰ったの?とびっくりされて。

夕餉には東京ブラックとともにカミさんお手製のつけ麺を美味しくいただいた。


そのカミさんとは土曜の晩に近所のはま寿司で会食した。

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これも毎度のことなので、気のついたことを二、三だけあげてみると。

僕らは食べなかったけど、こういうメニューがあった。

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そしたら、とあるマイミクさんがやっぱりはま寿司のラーメンのことを日記の話題にしたので。 僕はうろ覚えのまま、今のあそこのラーメンは横濱家ブランドだよねというようなコメントを入れた。

そしたら、そこはきちんとしとくけど、横濱家ブランドでなくて横濱家系ラーメンだよというレスを返してもらえた。

これはしたりexclamationだった、系が入ると入らんとでは意味合いが全然違う。

ラーメン二郎と二郎系ラーメンではまったく違うのと同じ理屈だ。


あるいは、僕ら二人とも賄い寿司というのを頼んだら、こういうのがきた。

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で、二人とも、美味しいと言えば美味しいけど、ネタになにが使われてるのかよくわからんねという感想だった。


この賄い飯、厨房の余り物を利用して料理人の仲間内のサラ飯にしていたものが名物料理に発展した例はラーメンにも多い。

横濱家は元祖の店がはっきりしている初めから外向けのものだったけど、同じ神奈川の賄い飯から発展したというサンマーメンは名前の由来もはっきりしていないらしい。

そもそも僕は神奈川には住んでた時期は長いし、仕事場にしていた時期もあるけど、一度も食ったことがない。 魚のサンマには関係なさそうだということくらいしか知らないんだけど。 一応、神奈川の名物料理とされている。

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台湾ラーメンもある。

僕はこの存在を「ラーメン大好き小泉さん」というアニメで知った。

小泉さんは台湾ラーメンが食べたくなってやもたまらなくなって、新幹線で名古屋に乗り込むんだよ。

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このように台湾ラーメンはいわゆる名古屋飯の一翼を担っている。

あくまでも台湾が本場の料理ではなくて、名古屋発の料理だ。

なんでも名古屋在住の台湾の人が開発したから台湾ラーメンなのだそうで、その原点は仲間にふるまうための賄いだったそうだ。

それが今では、台湾でも名古屋ラーメンと呼ばれて地歩を固めているそうなのでたいしたものだ。


最後にひとつ、僕は土曜の晩、はま寿司で月桂冠の冷やを呑んだ。

そのアテに寿司でなく刺身を頼んだ。

これは僕としては珍しいことだった。いわゆる晩酌の形態に近いんでね。

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僕の理解では、「晩酌」というものは昭和のオヤジの間で行われた風習であり、今でもそれを実践している人はあんまりいないと思う。

どういうのかというと、家族の夕餉のおかずとは別に妻につまみを用意させる。 刺身とか冷ややっことかそういうの。 それをちびちびつまみながら酒を呑むスタイルだ。

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僕はそういう習慣をまったく持ち合わせていない。

これは子供の頃のライフスタイルが原因だ。

僕の親父は昭和のオヤジだっただけに晩酌っぽいことをやっていた。 なぜ「っぽい」だったのかというと、僕らとは別のおかずを用意させるところまではいかなくて、同じおかずを肴にして酒を呑んでいたからだ。 

それでも「っぽい」かったのは、お米のご飯は最後に回して、おかずをアテにしていたからだ。

で、僕も子供の頃から親父の酒をお相伴していたもんでね。 といっても、子供のことなので、お米のご飯をモリモリ食べながらお酒も呑んだ。

で、それが習い性になっちまったもんだから、結婚しても、子供が出来ても、皆と一緒にご飯を食べながらお酒を呑むのが普通になって今に至っているわけだ。


ああ、念のためひと言。 子供のころ、そうやって毎晩呑んでいたわけじゃないよ。 日曜だけのことだった。

なにしろ、親父は昭和のオヤジだったんでさ。 毎晩、外で飲み食いしてたので、平日は一緒に食卓を囲むことはなかった。 当時は土曜も出だったので、平日と同じようなもんだった。 で、親父がいない食卓に酒が出るわけもなかった。

なので、子供の頃から毎晩呑んでいたとんでもない奴ではないので、誤解のないようにしてください。
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