「僕は友達が少ない」という作品がある。
そのわりには主人公は色とりどりのかわいこちゃんに囲まれているような気もするが。
これはそういうリア充経験に乏しいヲタクにウケる内容にしたからだと思う。
実際、子供の頃から一貫してクラスの人気者だったような者はあまり二次元世界には走らない、少なくとも昭和の頃は
というように思う。
なので、「僕は友達が少ない」はヲタクに対してキャッチーなタイトルなのだ。
かくいう僕もそういう友達が少なかった時代、いわゆる黒歴史を持っている。
保育園、小学、中学校時代は転校を経てなお友達が多かった。
自分で言うのもなんだけどクラスの人気者に準じるくらいの者ではあったと思う。
それが高校に入って一転直下した。
いうまでもなく中高一貫の私立でもない限り、高校はそれまでのサークルを離れて新しい仲間を作る試金石のような場だ。
ところが当時の僕はそういうのが苦手な人見知りのやつでね。
クラスで浮いた。
ものごとは多くの場合、出だしで躓くと回復するのが難しい。
幸いなことにたまたまお互い「傷だらけの天使」が大好きなことがわかって、昨日のあれはどうだったこうだったとダベってるうちにツーカーになったやつがいて。
一緒に授業をさぼってモクを吹かしたり、P店に行ったり、南沙織のコンサートに行ったり、映画館に行ったりの相棒が出来たので救われたけど。
高校の修学旅行はお決まりの京都で
宿ではクラスの男子全員が一緒の部屋で寝る。相棒は別のクラス。やれやれでね。
東海村の駅に向かう手前の写真屋さんにあった百恵ちゃんのタテカンに向かって、しょうがないので行ってくるよ、守ってくれよなと拝んで、なんとかしのいだ帰りにおかげさまでなんとかなったよとお礼をした。
で、久しぶりで見てみようかなと思って、YouTubeをチェックしてみたらあるもんだねえ。 拓郎が唄を書いてたのかあ、さすがアイドル好きの男。
フジカラーCM 山口百恵 ♪ 私は小鳥
https://www.youtube.com/watch?v=_QgDAwNGWpQ
そういう時代を経ているので、友達は大事にしたいと思うわけだ。
昨日は40年来の盟友のろまさんと昼呑みしたよ。
彼は僕の直近あげたエビ日記を読んでくれていてね。浦和でエビを食おうと声をかけてくれた。
で、まず、西口に最近オープンしたここに行って、エビの握りを賞味した。
で、デュワーズ(190円、激安
)のハイボールなどをいただきつつ、お互いの近況やカール・マルクスなどについて話し合ったところで店を出て。
インターバルで浦和の知の殿堂といえる書店に立ち寄った。
そこでいったん散開して、僕は地階の専門書コーナーに行って。
かつてここには岩波の撰集がずらっと並んでいたのに今はこれだけかよ、丸山眞男は威勢のいい復古調が幅をきかせている今こそ読まれるべき日本の誇る知の巨人なんだぜ
と、トホホになり
2階の漫画コーナーに行って。
男がダメダメ過ぎるので途中で落ちた今期アニメの原作がやけに版を重ねていることを知った。 ここまで落ちたらあかんぜよ、今どきのヲタク〜という感じを持ち。
1階の新刊文庫本コーナーでろまさんと再合流して、へえ、俺らの学生時代は単行本しかなかった砂の女、今はこういう装丁の文庫になっているのかあと確認しあったり。
土方歳三は五稜郭に立てこもった時分にはものわかりのいいおっさんになっていたという当時の部下の証言があるとろまさんに教えてもらって。 へえ、あのなんでもかんでも切腹を申しつけたと伝えられる隊規の鬼がねえと応えたりした。
で、もう一軒いつもの店に寄った。
そこで僕はエビ日記にちなんでエビフライを食べた。一皿350円、この店で2番目に高い超高級料理だ。
で、秋田の銘酒、北秋田などをいただいてお開きにした。
カミさんには出掛けにハクビシン化に気をつけてよ
と送り出されたのだが、まったくノープロブレムだった。
どのくらい正気を保っていたかと言うと、浦和駅のロビーでやっていた物産展でカミさんの好物の塩釜の生どら焼きを買って帰ったぐらいだ。
そして、明後日にはもう一方の友達、総帥と巨乳派とともに映画館に赴くことになっている。 実に半年ぶりの映画館入りだ。
しかし、理不尽な放火、さらにはコロナ禍で公開が遅れに遅れた京アニのこの一作がついに上映されるとあっては。
はせ参じねばヲタクの名がすたるのだ。
ということで、今の僕は友達には恵まれていてありがたいことなんだけど。
なぜ、冒頭に「僕は友達が少ない」を出したかというと。
僕はMIXIの足跡の数が少ない。
9月20日17:51現在の総アクセス数を見てみたら、29512だった。
これは交流のあるマイミクさんたちがよくボイスで打ち出すキリ番よりひとケタ、あるいはふたケタ、さんケタ少ない。
まあ、僕はボイスはやらないからね。だって、コメをもらっても返すヒマがないし。
日記も同じ理由で原則は週末一本しかあげない。
なので、ボイスや日記を頻繁にアップしている人たちに比べたら、圧倒的にアクセスが少ないのは当たり前なんだ。
と、思いつつも、僕もブロガーの端くれなので、なんか金字塔を打ち立てたいなあとは思っていた。
それがコメント数なんだよ。
いいね!は正直言ってあんまりあてにならない。 今までの経験則によると、人の日記にいいね!を打つ人を大別すると二種類いる。 少数例外は体力その他の事情でコメは入れられないけどいいね!を打つ人だけど、それは例外的な人たちだ。
で、大別の一つはほんとにその日記をいいと思った人なんだけど。 もう一つはコメを入れるほどじゃないけど、あるいはコメは入れたくないけど、とりあえず付き合いがあるのでいいね!は打っとくよという人。
その点、コメをくれる人はよかれあしかれなにかを感じてくれた人のハズ。
ボイスや日記の回数はダメダメなのでアクセス数はお話にならない。 いいね!もあてにならん。 したがって自分は週末にあげた日記のコメ数を重視したい。
で、長年、僕の日記のコメント数は2012年9月にアップしたこの日記の56が最高記録を保持していた。 この日記にもらったコメにレスを返すときは気持ちよかった。
2012年9月9日の日記 「魔女っ子の研究」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1869874747&owner_id=17610207
その後幾星霜を経て、つい最近、この日記のコメ数が62に達して記録を更新した。
2020年8月23日の日記 「白い帽子」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976701964&owner_id=17610207
そして、ついに。。今日。。
「入浴回」というひでえタイトルをつけた日記でコメント数が百を突破したのだ。
僕の日記の成功の定義は簡単だ。コメントの数が多いこと。そのための必須条件は同じ人から更コメをもらうこと。 そうしてもらったコメントにはなにかのしゃれっ気をこめて長いレスを返す。
それでも普通は10くらいのコメントしかもらえない。 それにレスを返すので、コメ数20が標準。
それを突破するには更コメが必須。 さらには僕に関係なくマイミクさん同士で横レスが始まったらありがたいことでね。
それが実現したのがこの日記だったんだよ。
2020年9月5日の日記 「入浴回」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976825883&owner_id=17610207
ということで、これからもMIXIに励む所存です。
仕事やら呑みやらなんやらあるので、そうそういつもアップは出来ないけど、これからもよろしうお願い申し上げます。^^
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