いきなり古いCMソングで恐縮だけど。
おいら、かつての若かりし頃、ツイストのあんバラと銃爪をカラオケの持ち歌にしていたことがあってね。
その流れでこいつもときどき歌った。 ただ、これは転調ってのかな、そういうのが入っているので、途中でアンバイが悪くなったのを覚えている。
資生堂 CM - ナツコビューティーパクト - 1979
https://www.youtube.com/watch?v=KFkuHf8EML8
この麻美・亜美コンビのCMも好きだった。
資生堂 クリスタルデュウ CM(1977年) マイピュアレディ
https://www.youtube.com/watch?v=Qc9bjnxzOdk
そして、これがある。 おいら、りりィが大好きなんでね。
オレンジ村から春へ 1976年資生堂CM
https://www.youtube.com/watch?v=VascLPUChnA
こうして並べてみると、資生堂ばっかりだな。
まあ、カネボウでもコーセーでもいいんだけど。
いつだったか、ふと気がついたことがある。
これまでの長い人生で化粧品CMはいろいろ見てきたけど、実際に身近にいる女の人がどこのメーカーのを使ってるのか考えてみたことがない。
まったくなにも知らん。
そもそもカミさんは何派なのだろう。 資生堂なのかカネボウなのか、マイナー路線でコーセーなのか。 それともおいらが知らない化粧品メーカーを愛好しているのだろうか。
で、本人に聞いてみた。 今さらなんだけど、君は何派なの?
そしたら、ふんと鼻で笑われてしまった。
CMを見てそういう風に勘違いしてる男の人が多いのよ。 いっぱしの女に何派なんてあらへん。 安いのを組み合わせてるだけや。
そんなもんなのかねえ。 あのCMラッシュを見てると、煽られてる女の人は世の中に多いような気がするんだけどなあ
とそのときは思ったけど。
今やその化粧品の売れ行きは相当悲惨なことになっているんじゃないかと思う。
少なくとも、うちのカミさんはこの3か月くらいスッピンを続けている。
家の中にいるときはもちろんのこと。
外出するときは帽子、グラサン、マスクの完全防備だからね。
お化粧しないと簡単に顔を洗えるのでいいわあ、だと。
ここまで極端でなくとも、道行く女の人は皆マスクをつけている。
ここはタリバン支配下のカブールなのか?目元だけしか見えないとみんな美人に見えるではないかの世界。
これでは少なくとも口紅に対するインセンティブは皆無になっているであろう。
しかし、文句をいってもしょうがない。まさにこのタイトルの通りだからね。
そんなことで、今週も浦和駅のマスコット、ウライオンの言うことを聞いて朝から晩までマスクをしっぱなしで通勤を続けたよ。
世の大勢は経済を回すのが大事だ、自粛なんかやっとれんという雰囲気になっていて。
50や60くらいじゃビクともしないタフガイが増えたけど。
僕は呑みにもいかず
もちろん、P店やカラオケなんてのは論外にして
埼玉県知事の指示に従って、真っすぐ家に帰る日々を続けた。
でも、そうはいってもそろそろということで、総帥、巨乳派と映画館詣での再開の日どりを相談し始めたところで、こいつが炸裂した。
そりゃあ、万単位で陽性の人が発生してるどこぞの国に比べたら、たかが百人だけどねえ。
そうはいっても、ワンハンドレッドクラブ入会のインパクトはそれなりに大きかった。
かつてはハンドレッド・エイト・ドラゴンという暗黒組織もあったしね。
そういう中で、木曜は125人前後という速報が入り
こりゃあかんわと総帥が決断を下したのだった。
そんなわけで、昨日も速攻で帰った。カミさんは仕事に出ている。
で、料理の腕をふるった。 ゴーヤチャンプルーの残りのSPAMとブロッコリーとアスパラと卵をまとめてフライパンで焼いただけだけど。
それにレンジでチンのライスバーガーとファミマのささみフライパンとスペインワインで一丁あがり。
その豪華な夕餉のお供はこれにした。
僕は凄腕のフリーランサー、ナタリア・カミンスキーが大好きなんでね。 何回見てもかっこいい。
と言われても、大半の方は「Fate/Zero」のことをご存じないだろうから、なんのこっちゃだろうけど。
「風の谷のナウシカ」だったら、多くの人が見たことはなくともタイトルくらいは耳にしたことがあると思う。
劇場公開されたのが1984年。
どんな年だったかというと、巷ではこのポップスがしゅっちゅう流れていた。
Madonna - Like A Virgin (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=s__rX_WL100
当時の僕は兵庫県宝塚市にある独身寮住まいだった。で、神戸の映画観に見にいった。
そして、黄金に輝きながら風にそよぐ草原のシーンを見て、日本のアニメのクオリティーはここまで来たのかと感極まったもんだ。
それから30数年を経て、ナウシカが再び全国のTOHOシネマズで上映されている。
まあ、こういう折の映画観の再開なので、イケイケ系よりも癒し系のジブリの方が無難である。 という東宝の狙いはわかるし、実際受けているようだけど。
その中の一本がナウシカだというのはちょっとした皮肉も入っているかもしれない。
かのアベノマスク・プロジェクトがついに完遂した折も折だけに。
というのも、ヒトはマスクをしないと生きていけない「瘴気」に満ちた「腐海」が拡がる世界を描いたのがこの映画なんだよ。
そういうことで、僕はこの週末も家に引きこもる。
こういうときにヲタクは強い。
アマプラでアニメも映画も見放題だし、本もある。 例えばナウシカだ。
多くの人がこの作品はアニメーター宮崎駿の作品がすべてだと勘違いしているのではないかと思う。
少数の人は歌舞伎で知ったかもしれない。
でも、実は漫画家宮崎駿が発表した原作が先にありきで、マンガの方はアニメの公開が終わった後も別の展開が続いた。
なので、ファンの中ではこういう評価もあるんだよ。
まことにヲタクの海は広大なので、コロナ時代に耐性を有していると言えるんだよ。
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