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2020年06月13日11:29

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今日も元気だ、タバコが〇×

給付金申請書、キタアexclamation

いや、前回の日記にアベノマスクは来たけど肝心の給付金関係の書類が来ないと書いたら。 両方来たよという人とマスクは来ないけど給付金は来たよという人のコメントばっかりで。

どうなっとるんじゃあexclamation アベノマスクなんかいらん それよりも10万円じゃあexclamation

埼玉は東京の北の果ての赤羽から荒川を渡った向こうの極北の地。 金目のものはブリッグスの北壁が遮ってるのか  だったんだよ。

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ということで

「やけに遅いね」と君が言ってた書類が届いたから、6月10日は給付金記念日

なのだ。

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ついでに今日はうちとこの結婚記念日なのだ。 しかも、もうすぐ父の日なのだ。

だから、どうということもないけど。

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雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ハ降ラナカッタケド 夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナクハナイケド 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰナガラ

今週も毎日、電車に揺られて、川を渡って都心に通ったよ。

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黒いスーツにマスクの暑苦しい格好のおっさん三人が職場のことを喋ってるのを聞いて、うざいなあ、電車の中では黙ってるのがコロナ時代のエチケットだろと思う一方で

ピカピカの1年生OLっぽい黒のスカートにマスクの娘さん三人がキャッキャと新生活のことを喋ってるのを見ると、初々しいなあと思ったりしながらね。

酒場も再開したけど、わき目もふらずに職場と家を往復する日々を送った。

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そういう中で、今週一番のニュースは何だったか。

それはビル内の喫煙所が再開したことだった。

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アデューラミ世界でも ドル箱世界でも

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エヴァ世界でも ブララグ世界でも

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かつては、どこでもタバコはOKだった。

まさにD.T.B.B.の唄の通りだった。久々に聴くといいノリだよ。

「スモーキン’ブギ」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド


https://www.youtube.com/watch?v=Qyu2sNF-hSE


しかし、そんなのは遙かな昔日のこと。

翼よあれが巴里の灯だ! 闇夜に浮かぶ希望の灯的な存在になっていた喫煙コーナー。

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それすらもコロナのためにいったん閉鎖されていたのが、ようやく再開された。

これを今週のハイライトといわずして、なにをいおうや だ。

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いや、僕自身はタバコをやめて1年半くらいになるんだけどね。

もはや、まったくヤニを吸い込みたいとは思わない。

したがって、まったく関係ない。

在りし日の日常が戻ってきたという感慨がある わけでもない。


しかし、よいことだとは思ったよ。

というのも、この時代になっても愛煙家を続けている者は昭和のおっさん族に多い。

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おっさんなので親しい人も多い。 しかも、おっさんなので、それなりのポジションに座っている人も多い。

そういう人らが喫煙場所を失ってイライラしてる。

そういう姿を見るのは個人的な付き合いの上でも、業務の会議の上でも困ったことだったんでね。

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今週はそのおっさんらがこういう感じだったので、こっちもよかったよかったと思ったわけだ。

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僕がタバコをやめたのは石垣島のホテルのラウンジでコロナビールを呑んだり、ブラウン管の厚型テレビでネコと一緒にモヤさまを見たりしていた頃。

今となっては牧歌的な出来事の多かった2019年の初めの頃、2月16日の土曜日のことだった。

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なんでそんな細かい日付がわかるかというと、別にその日に禁煙の書初めをしたわけじゃなくて、例によってMIXI日記を書いたからだ。

実際、断固とした決意の下にというわけではなかった。

精神的にも肉体的にもしんどい思いはしなかった。

お医者さんにかかった。禁煙用のクスリを飲んだ。あるいは唇が寂しいので飴ちゃんをしゃぶっていたらデブになった。

といった苦労話をよく聞くけど、そういうフランク・シナトラ的あるいはムンク的なのはまったくなかった。

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なんというか、気分はもうタバコじゃないので、フェイドアウトしたという感じだった。

当時、風邪をひいて咳が止まらなくなってね。 今だったら大変なことだけど、あの頃は咳こむ人はけっこういた。 

で、会社を休むほどのことではなかったし、マスクをすれば人に迷惑をかけるわけでもなかったので、普通に出勤した。

出勤したからには、おっさん族の社交場たる喫煙コーナーに行った。 そこで仲間とダベッたわけだけど。 肝心のタバコがまったく美味くない。 あまつさえゲホゲホになって吸い差しを途中で灰皿に投げ出したりした。

そういうときに週末が来たので家でおとなしくしていた。

それまでは玄関先でちょくちょくやっていたホタル族もやめた。

月曜になって出勤しても、咳は止まらなかったので喫煙コーナーには行かなかった。

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そうこうするうちに咳は引いたけど、特にタバコの欲求は戻ってこなかった。

これはいけるかもと思った。

たいていの喫煙者はそうだと思うんだけど、なにかの信念があってタバコを吹かしているわけではない。

身体によくない、カネはかかる。 言われなくともわかっている。

しかも周りからは白い目で見られる。 冬のキリギリスだ。

なので、やめられればそれに越したことはない、なにかきっかけがあれば。

そういう潮目が自分にも巡ってきた、非喫煙派宣言のときは来たと思ったわけだ。

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それは2月26日の火曜日だった。 いくつかの部署の幹部連中が集まるおっさん族の宴会があってね。

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おっさんのことなので世間一般の趨勢よりもタバコ比率が高い。 日頃付き合いのある主だったタバコ人が集まる会合だった。

で、喫煙派と非喫煙派に分かれて席決めをする。

そこでおいらは高々にイチ抜けた宣言をやらかして、非喫煙派の席に座ったわけだ。

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これまた、たいていのところがそうだと思うけど、今どきもタバコを吹かし続けているおっさんは猛獣系、ガハハ系が多い。

で、その日も喫煙席は日本酒をかっくらいながら、仕事のことでああだこうだ噛みつきあう場になった。こんな感じ。

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一方、非喫煙席は草食系の人たちの場だった。 そこで僕はスコッチのハイボールなどをいただきながら、趣味の園芸的な話題で談笑したわけだ。

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猛獣系には裏切り者と罵倒されたけど、どこ吹く風だった。

そうやってワタシはタバコと縁を切ったのだった。


ちょうど時を同じくして、喫煙者のオアシスだったチェーンもそれまでの分煙体制から全面禁煙に大きく舵を切った。

時代は大きく変わった。 ひと昔前だったら考えられないことだ。

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僕がカッコつけでタバコを始めたのは高校生のときだった。

ちょうどこんな感じ。実際に授業をさぼってモクを吹かしたこともある。

RC Succession - トランジスタ・ラジオ


https://www.youtube.com/watch?v=zbs2GmULcmA

えっ、未成年じゃないか、法律違反だ?

チッチッチッ

なにしろ昭和のことだからね。

男子たるもの、酒とタバコと麻雀が出来て一人前の気風だったんだよ。

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昭和はよい時代だったという声をよく聞くけど。

そりゃ、僕だって個人的には懐かしいけど。 なにしろ、見るもの聞くものがキラキラと輝いていた子供時代と青春時代を過ごしたんだからね。 

昔はよかった発言はそういう個人的な思い出と一般論をごっちゃにしているケースが多いように思う。

一般論としては、昭和の頃は男女やら民族やら障害やらの差別が今よりもはるかに露骨だったし

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公害はたれ流しだったし

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ブラックどころでない滅私奉公の猛烈サラリーマンが当たり前だった。

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けっして三丁目の夕日的な世界だけがあったわけではないので

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今の若者から見たら、ひでえ時代に映るのは必定だと思う。

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中でもタバコだ。

自分もいい気になってホイホイ吹かしていたので、今さらジローでざんげの値打ちもないのだけど。 こんな感じだったんだからねえ。

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グループサウンズ界のツートップも

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2人で仲良くプカプカやってた。

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シネマに至ってはキモのシーンではお約束のようにタバコが登場した。

ちょうどこんな感じ。ガールズバンドをバックにして、ムッシュご機嫌だよ。

Hiroshi Kamayatsu ゴロワーズを吸ったことがあるかい


https://www.youtube.com/watch?v=cpmm1SFPwR4



そんなことで昔の銀幕では男はもちろんのこと、女優もタバコを吹かさないと商売にならない気味があった。 

例えば、米国ではこの人ら。

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仏はこの辺。

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日本の女優さんは50〜60年代の人らには疎いので70年代にすると、この人なんかしょっちゅう吹かしてた印象がある。

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そしてもちろんこの人がいる。 りりィは酒とタバコで喉をやられてハスキーボイスになったと自分で言ってた。 イカすなあと思ったもんだ。

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その70年代末に感動の嵐が全国に広がる的にヒットした日本映画があった。

なんだか聞いたことのあるようなタイトルだし、あんまりタイプじゃないなとは思ったけど、であるか、そんなに感動するのであるのかということで名画座で見た。

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そしたら、武田鉄矢に感動するだろ、泣いてもいいんだぞと耳元でがなり立てられる感じがしてね。 げんなりした。

で、なんて暑苦しい奴だと思って。 金八先生なんて冗談じゃない。 坂本龍馬もなんか勘違いしてるんじゃないかと見もしないで決めつけていたんだけど。

去年の父の日に蕨で開催された大林宜彦作品の上映会に行って目からうろこが落ちた。

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その映画には自転車をギッタンバッコンこいでくるおじいさんのお医者さんが出てくる。

これがとぼけたいい味を出していてね。

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どこかで見た顔だとは思っていたんだけど。 エンドロールを見たら、それまでずっと暑苦しい奴だと思い込んでいた武田鉄矢だった。

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その後二人のマイミクさんに相次いでこのエッセイが如何に素晴らしかったか、武田鉄矢という男が如何に素晴らしい奴かを教わった。

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そんなことで、昭和は遠くなりにけりで。

あれだけ好きだったタバコもやめたし。麻雀からも足を洗って早や10数年だし。

コロナ、コロナでしんどいこともないではないけど、それでもしのいでいけば新しい発見にも出会えるってもんだ。

その武田鉄矢のこのステージが最近の僕のお気に入りなんだよ。

海援隊 「思えば遠くへ来たもんだ」


https://www.youtube.com/watch?v=dxNr-eCvJkQ
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