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2020年04月04日15:32

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翔んで埼玉な騒動

僕はこの2か月ちょっと、コロナのことは書かないというのをmixi日記のささやかな掟にしてきた。

そりゃあ、実生活に多少のことはあったけどね。 

例えば、劇団四季だ。

ネコ好きな二人だけにこいつの前売り券をゲットして、夫婦して観劇に行くのを楽しみにしていたんだけど、公演中止の憂き目にあった。

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あるいはトレぺ。 コープさんに注文しても品切れだというので。 職場の近くのドラッグストアで買って帰った。 住む人はほとんどいないということでは、ある意味人里から離れたオフィス街なので、売り切れることもないだろうと思ったらビンゴだったので。

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しかしなにしろ、未知との遭遇的な状況だ。

無神経にへたなことを書き散らすとデマの元になりかねない。

もっと怖いのは知らないうちに偏見や差別に与してしまうこと。我が国には病気や民族に関する忌まわしい過去がいくつもある。

というわけで、コロナネタをmixi日記に書くことは自粛していたんだけど。

今やコロナが日常生活に確実に影響を及ぼしているのは厳然たる事実だ。

日常生活を綴るにあたって無視してはかえって不自然になるレベルになってしまった。


なので、多少のことを書くと。


例えば、マスクだ。

埼玉人は東京に行かないようにと知事は言うけど、勤め人はそういうわけにもいかない。

今週もスワロー赤城を見送って、コーズ行きの各停で荒川を渡って東京入りする日々を続けた。

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そうすると、マスクマンの群れの中に飛び込むことになる。

まるで、アデュー・ラミだ。

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あの仏映画の中に周りの男女が皆グラサンをしているのに指名手配をくったアラン・ドロンだけがスッピンというシュールな朝のパリの風景があったけど。。

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今や通勤電車内ではマスクをしてないと不気味博士視される。

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それは困るので、僕もマスクを着用している。

幸いカミさんが花粉対策用に買い込んでいた備蓄があるんだけど、なにしろ毎日のことだからね。

再びマスクがスーパーやドラッグストアに出回るようになるのはいつのことやら。

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しかも長期戦を覚悟せよと叱咤されるに及んでは

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これまでのように使い捨てというわけにはいかない。

元々、僕は咳やくしゃみが出るわけではない。マスクは白眼視されないための飾りに過ぎない。

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飾りであれば洗えば使える。デ・オウの出番だ。

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このところはお風呂に入るたびにマスクを洗面器でお湯に浸した後、デ・オウで洗って干して、使い回す日々を続けているわけだ。

ということで、懐かしい一曲を。 

いわゆるシンガー・ソング・ライターが歌謡アイドルに提供した曲は数多いけど、僕はその中でもこいつがピカイチじゃないかと思っているんでね。

飾りじゃないのよ涙は  井上陽水 中森明菜 玉置浩二


https://www.youtube.com/watch?v=I6SkVmWK1qc


さらに我が家では手洗いを超えて家内制手工業さえも登場した。

裁縫上手の義理のおふくろさんがサラシの布などを原材料にして、手作りマスクの製作に励んでくれてね。 木曜日に第一便が到着した。 実にいい感じのマスクだった。

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マニュファクチュアリングexclamation  マックス・ヴェーバーexclamation

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欲しがりません、勝つまではexclamation

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やはり、先週、オリンピック延期の決定直後に飛び出した都知事の声明でステージが大きく変わったと思う。

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五輪のことなどは想定の範囲内だった。この声明で条件が整い

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首相の国会答弁、五輪は無観客試合なんかじゃなくて完全な形でやるという意味が今年は無理だという意味なことなのもよくわかった。

わかっちゃいるけど、あの時点でははっきり言えない事情もよくわかった。 野党の人が実施する時期を明確にしろと言ったみたいだけど、それは野暮ってもんだろうと思った。

その五輪延期で条件が整って

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それまでは言うに言えなかったことをぶちまけた都知事の声明はそれまでのものとはインパクトが段違いだった。


どのくらいインパクトがあったかというと。。

我が家ではあの記者会見が報じられたニュースを見た直後、カミさんから映画館の出入りと呑み会の禁止令が布告された。

僕もこれには無条件で従わざるを得なかった。

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なので、今週火曜に予定されていたヲタ仲間との新宿の映画館会合も

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盟友との週末昼呑みも

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ぜんぶ、ふっとんだ。


そういう折りだったんでねえ。このニュースが入ってきたときは目が点になった。

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このタイミングで「桜を見る会」をやらかした神経もさることながら、まあ、宇宙人のやったことなのでそれだけならまだしも

旦那の国会答弁はあんまりだった。

報道によると、公園じゃなかったから花見じゃないのだ、会合なのだ、宴会じゃないのだ、それでいいのだと言ってのけたあと。 ほんとにいいのか?と問われて、レストランがいけないのか?と気色ばんだという。

13人で宴会はレストランでもダメ、花見だと言われれば返す言葉もない、申し訳なかった、妻には厳しく言って聞かせた

と、なんで言えないのかねえ。

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各種競技には「線を引く」というフレーズがある。

ぎりぎりすれすれでファウルにならないプレイをする。そこで笛を吹かなかったアンパイヤはその試合の間中、その範囲内のプレイであれば黙認せざるを得ない。

僕は「SLAM DUNK」でビッグ・ジュンがやってのけたのを見て、そういうのがあることを知った。

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本来の線を引くという行為はそういうきわどい神経戦のはずなんだけど。

一国の首相がやけにぼよよんとした線を満天下に向かって引いてしまった。

13人ぐらいでレストランだったら、宴会は自粛の対象外だよ

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しかし、首相がそのくらいだったらいいんだよと言おうがどうしようが、我々は国民の義務として週末は夫婦して家に引きこもった。

2人だけとはいえ三密の部屋にこもるのは厳禁だ。 先週土曜の昼はカミさんは2階でネコとともにアフタヌーンティを楽しみ。 僕は1階の居間でアマプラを楽しんだ。 今期作の最終回が目白押しだったんでね。

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そして、晩に再び居間に参集してトンカツを食した。コロナにかーつexclamation

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しかし、翌日曜はときならぬ大雪だった。 やけに寒い。 居間にこもらざるを得ない。

で、我々はアマプラのラインナップに新しく登場したこれを見ることにした。

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紅白歌合戦と同じ理屈。こういうおバカなのは一人で見ても面白くもなんともない。

ああだこうだダベりながら夫婦で共に楽しもうではないかということでね。


なにしろ、浦和市内の書店、紀伊國屋でも蔦屋書店でも原作がバカ売れ。

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まさかの映画化に唖然とし

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浦和PARCOのシネコンで上映されるや否や

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連日ソールドアウトが続き

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浦和の誇る知の殿堂でも特集コーナーが開設されたという

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埼玉県民なら必見という話題作だ。


で、僕らは最初は熊谷話やらなんやらにギャハハと笑っていたんだけど

カミさんが45分経過したところで落ちた。もう見たくない。

カミさん曰く 笑いのレベルが低いexclamation

私は横山やすし・西川きよしのお笑い芸を見て育ったんやでえexclamation


で、やむなくいったんストップせざるを得なくなった。

ちょうどそのとき盟友のろまさんからLINEが入った。

あっちも夫婦でアマプラ・翔んで埼玉を見ているところだと。

で、僕がこっちの状況を報告して、そっちはどうだ?と聞いたら。

やはり奥さんは、はあ?という感じだと言う。 あちらの奥さんは兵庫育ち。

僕らは本作は関西の人には受けないのであろうということで意見が一致した。


で、まあ、その後、カミさんが別室に移ってくれたので、僕は一人で残り1時間を完遂したのだった。

まあ、くだらないといえば史上最低にくだらないんだけど。

僕は面白く見たよ。


東京に紛れ込んだ埼玉人を見分けるための踏み絵がこれだったり

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川中島の合戦みたいなので、千葉陣営がこういうのぼりをあげると。

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埼玉陣営がこれで対抗して

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その後も小倉優子やらなんやらが入り乱れて、最後はこれが出てきたところなんか、ギャハハだった。

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そんなわけで、ドラマの主役は埼玉解放同盟と千葉解放同盟なんだけど。

ほかの関東県もちょこちょこ出てくる。

茨城はこういう扱いで

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群馬に至っては翼竜が空を飛ぶ秘境

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唯一、通行手形なしで東京と行き来できる神奈川県はシウマイを献上して東京にこびへつらう。

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その東京にお住まいの方も安心しちゃいけない。都会指数というのがあってね。

一番上が赤坂や青山の港区民で。ドンケツが都会指数ゼロの田無や八王子なんだよ。

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まあ、そういうカムイの生きていた江戸時代の日本はかくやの世界なんだけど。

こういうのがヒットする埼玉はかつてのダサイタマとは違うステージに入ったと言えるのではないかと思ったよ。


さて、今日もこれからアマプラだ。

コロナのせいで火曜に劇場で見損なった一作をアマプラで見れる。

入国者に対する差別を撤廃するためにアイドルから東京都知事になった女子と彼女を守るべく奮闘する公安局刑事一課の者たちの物語だ。

クオリティ抜群だぜい。

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