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2020年03月14日09:01

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お高めな食事処

世の中には返答すると抽選で景品がもらえるアンケートがある。

うちとこのカミさんがそれで2千円のお食事券をゲットした。

どこのお食事券かというと、浦和PARCOの中に所在する焼き肉屋さんだ。

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叙々苑といえば高級店として名を馳せている。

PARCO通でお友達とのランチ会の幹事常連のカミさんですら、5階のレストラン街で足を踏み入れたことのない数少ない店だという。

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僕もこないだタイの日本人街で見かけたので入ろうとしたけど、高いのでやめた

と、日記に書こうとして、そのとき撮った写真をあらためて見てみたら。。

タイのは叙々苑でなくて叙苑だった。

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なんじゃ、こりゃあexclamation

カミさんに叙々苑はバンコクにも店を出してるんだぜと知ったかぶりしてしまったではないか。

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ど根性ガエルにひろしたちがピクニックに出かける篇があって

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野っぱらのテントで天地真理と森昌子と野口五郎の歌謡ショーをやってるので、喜び勇んで駆けつけたら

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それは一大地真理と森日日子とノロ五郎だったというオチだったが。。

それと同じような人寄せ看板ではないかexclamation

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というくらいネームバリューのある高級店なので。

せっかくだから、夫婦で行ってみようではないか。

2千円程度の食事券では晩飯なら焼け石に水であろうが。焼き肉屋だけに。

ランチだったら威力を発揮しよう。

ということで先週末、我々は高級焼き肉店のテーブルで相対したのであった。

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二人ともチョイスしたのは昼メニューの中で一番お安い牛肉切り落としランチ塩ダレ・セット。

お一人2300円。 これがねえ、よいではないかexclamationだった。

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美味い  実に柔らかい デザートも美味

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お上品なのにボリューミー。 

どのくらい腹いっぱいになったかというと、二人とも晩は納豆ご飯だけですませた。


ということで、日頃の日記はサイゼリヤやら日高屋やらはま寿司やらばっかりネタにしているので。 それが日常なので、その日常を日記にすれば当然なのではあるが。

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今回はいっちょうお高めの店の特集を組んでみたい。

高いというと。。 長年あちこちで接待族をやってきたので。。

銀座や新地や国分町のクラブやら祇園や先斗町のお茶屋やらも知らないではないが。

そういうところにプライベートでいった日には、勘定の段になって目ん玉が飛び出る。

キタローexclamation

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いや、昔、麻雀仲間にイースーチーの筋が脂っこい場になってるのに

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イーピンを叩っきるとき、きまって甲高い声でキタローと叫ぶ奴がいたもんだからさ。

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とにかくそういうバカっ高い接待場ではなくて、たまにはちょっと贅沢しようかという気分のときに手が届くレベル。

かつ、どこにお住まいのマイミクさんでも名前くらいは聞いたことのあるような全国的に知名度のある店を攻めたい。


そうなると、僕が実体験を持っているのはどうしてもランチが中心になる。

同じ高級店で同じような料理なのに昼の方が格段に安くなるのが通例だからね。


例えば叙々苑。 その広小路店。 昔、上野勤務時代の昼飯どきに職場の同僚と一回だけ行ったことがある。

有名な叙々苑の焼き肉ってどういうものなのか。話のタネに食ってみようぜ。

てな、感じでね。 僕はそういうのが多いんだよ。

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京都時代は同じように昼飯どきに職場の仲間と三嶋亭に行った。

三条のアーケード街に所在。 全国的な知名度はイマイチかもしれないが、地ではすき焼きの名店として知らぬ者なしの存在だ。 さすがのお味だったよ。

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るろうに剣心などに描かれているように、すき焼きは日本人が牛肉を食するようになった明治時代に発明された日本発の牛肉料理だ。

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そして、日本の代名詞となるグルーヴィな存在に急成長した。

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このように比較的新しい料理であるが、関西と関東では調理法が異なる。 池波正太郎によると江戸時代に開発されたという鰻の蒲焼と似たところがある。

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僕の理解では、でかくてひらべったい牛肉を先に焼くのが関西風で

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やや小ぶりな代わりに数の多い牛肉を煮るだけなのが関東風だ。

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そしてすき焼きの西に三嶋亭あらば、東にあるのが今半だ。 イマイチと響きが似ているけど高級店だ。

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ランチといえど3千円を下ることはないので、普段は森閑としているが。

夏だったかのお昼どきに一日こっきりのすき焼き半額デーがあり

そのときだけ、日頃は縁のないサラリーマンの長蛇の列が出来る。僕もこれまたやっぱりその列に並んだことがあるよ。 


なんて、なんだかサラメシみたいになってしまったので。

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もうちっと個人史的なことも書くと。

銀座アスターもけっこうお高い。 その中華屋を今は亡き親父がひいきにしていた。

その親父が茨城から単身赴任で出てきて、三軒茶屋の賃貸マンションを借り上げ社宅にしていた時分のこと。 そこは246と首都高の真横だったので、防音ガラスの窓を開けると深夜でも超絶な騒音だったけど、それはおいといて。

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僕も大阪から東京に転勤になって、今さら独身寮でもないので、そこに居候することになった。 で、週末の昼はちょくちょく父子で近くの銀座アスターに出向いたわけだ。

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焼きそばか炒飯に餃子をつけるのが定番だった。そのでっかい餃子が売りで、プリプリして美味かった。

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ただ、なにしろお高いのでねえ。銀座アスターは浦和にもあるけど、まだ一回も行ったことがない。


夜の部に行ったことのある有名どころでは。。上野精養軒なんかどうだろう。

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Wikiによると

東京都台東区の上野恩賜公園内にある老舗西洋料理店で日本におけるフランス料理店の草分け。明治期には国内外の王侯貴族や名士達が馬車で駆けつけるなど、鹿鳴館時代の華やかな文明開化を象徴する存在であった。夏目漱石や森鴎外の文学作品にも登場する。

という御大葬な施設だ。

僕自身は職場の忘年会かなにかのときにいっぺん行った。 

それだけなのであんまりよく覚えてないけど。。

まあ、ちょっとハイカラな洋食屋さんという感じだった。

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呑み会よりもご婦人方がランチを楽しむときなんかに適していると思う。

なんつっても、鴎外に漱石だから話のタネにもなるし。

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老舗の洋食屋ということでは新宿中村屋にも行ったことがある。

新宿駅東口からすぐのビルは今はどうか知らないけど、かつてはたしか日本で一番地価が高い地所として有名だったはずだ。

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ブルジョワの子弟だったへろへろさんが子供の頃よく連れてってもらったとかで。

前の会社の同期のろまさんと僕の三人会をそこでやりたいという所望があってね。

ビルの前はしょっちゅう通っていたけど、そのとき初めて中に入った。

やっぱりハイカラな処だったよ。

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そこでカニクリームコロッケかなにかをいただいて、生ビールを呑んだように記憶しているけど。 まあ、やっぱり仲間内の呑み会の場としてはちょっとという感じだったので、その後行ったことはない。


僕にとっての中村屋は肉まんだ。 レストランには行ったことがなかったけど、こっちの方なら子供の頃から好物だった。

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しかし、社会人になって大阪に赴任して。 難波の551蓬莱に連れていかれて、初めて豚まんを食したときにカルチャーショックを受けた。

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なんだ、このお肉たっぷり具合はexclamation このジューシーさ加減はexclamation

肉まんなんて目じゃない。シェーexclamation だった。

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しかし、安くて美味い食い倒れの街を代表する店をお高い店系列に入れては失礼千万だ。

やはり高級店探訪記は僕の柄ではないということだろう。

僕に似合っているのは、社長さんが自分のとこのライバルはファミレスではなくてコンビニだと喝破したというイタ飯チェーンや

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熱風中華や回転寿司だ

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次回からはまたそういう処に戻るので。 再見手(パー)
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