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2020年02月08日17:28

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遠い異国の物語

古今東西、どこの国の映画にも共通している習わしがある。

当たり前のこと過ぎてなにを今さらと言われるかもしれないが。

それは自分の国を舞台とすることだ。

例えばやくざ者の物語ひとつとっても、アメリカはシカゴやニューヨーク

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フランスはパリやマルセイユ

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ニッポンは広島や呉を舞台にした映画を作った。

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それは主に言語の問題に起因していると思われる。

吹き出しのセリフがカタカナのときは外国語なのだexclamation という昭和の漫画が多用した便利なルールは映画では使えない。

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仁義なきシリーズに出演した多くの俳優たちにとって広島弁を身につけるのは難儀なことだったとは思うが、そうはいっても英語や仏語に比べればどうってことはなかったのではないか。

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そうでなくて異国の地を舞台にした映画も勿論各国にあるが、それらの多くは自分の国の人を主人公にしていた。

アフリカの都市を舞台にしても、ペペ・ル・モコは仏人でリックは米国人。

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中近東を舞台にしても、ロレンスは英国人で

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猿の惑星を舞台にしてすら、主人公(名前忘れた)は米国人だった。

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それはたぶん、お客のシンパシーに訴えやすいからであろう。

どこの国の映画屋さんもまずホームグラウンドでの客受けを狙うからね。


そういう中で画期的だったのはアニメ界の神、押井守師が作った実写版であろう。

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舞台は日本でないどこかの異国の近未来で、その異国感を出すためにキャストはヒロインを始めとしてポーランド人で固めて、ポーランドで長期ロケして、全員ポーランド語を喋らせた。

あれが英語だったらまったくサマにならなかった。

僕みたいなマルドメですら、英語ならば断片的に単語ぐらいは聞き分ける。

しかし、ポーランド語を解する人は日本にはあんまりいない。

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なので、作品の狙い自体は当たったと思うし玄人筋には受けたけど、興行的にはコケた。


そういう映画界の掟を破った旋風が1960年代のヨーロッパで巻き起こった。

今はそうでもない感もかなりあるが、かつては西部劇は米国人の心の故郷だった。

日本人における時代劇に相当する。

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それを異国の民のイタリア人が西ドイツ人やスペイン人と組んで作った。

それが一大ブームになったのだから、当時の映画界では驚天動地の出来事だったであろうことは想像に難くない。


ドイツ在住のとあるマイミクさんによると、英国国教会の島国が生んだジェイムズ・ボンドがのしているのに対抗すべく、カソリックの大陸諸国が連合してぶち上げたのがこの欧州製西部劇だという説があるそうだ。

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その欧州大陸勢には地の利があった。メキシコのかつての宗主国スペインの存在だ。

スペインと組めば、そこの荒野をロケ地にしてメキシコの物語が作れる。

同じラテンの血を引くイタリア人がスクリーンに大挙登場しても違和感は薄い。

しかも、メキシカンの言語であるスペイン語はイタリア語に似ている(ように思う)。

なので、ガンマンたちがイタ語をしゃべっても違和感は薄い(ように思う)。

少なくとも、侍が英語を喋るような具合にはならない。

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なので、イタリアン・ウェスタンは本家と違って、カウボーイや北米先住民族の人らはほとんど出てこないメヒコな物語が主流になった。

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本家の米国ではスパゲッティー・ウェスタンと呼ばれて亜流のゲテモノ、論評するに値せずと蔑まれたようであるが

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我が日本ではかの淀川長治が名付けたと伝えられるマカロニ・ウェスタンという名称が広く伝播し、本国以上ではないかというくらい爆発的なブームになった。

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細くて長いスパゲッティーでなくて、太くて短いマカロニ。

この第一次マカロニ・ブームは燎原の火のごとく映画界を席巻したものの、数年後には泡のように消えた。。  かにみえた。

僕自身はその当時、まだ小学生でウルトラマンやゴジラに夢中になっていたので、なんか大人たちが騒いでるなという程度の認識だった。


しかし、再びマカロニが復活した1970年代の中学生時代にハマった。

当時、テレビの洋画劇場で第二次マカロニ・ブームが勃発して、僕はその渦のど真ん中に飛び込んだ格好だった。

なにしろマカロニは60年代の第一次ブーム時に雨後の筍のように作られまくって、日本で公開されまくった。それがテレビの電波に乗るようになった70年代の第二次ブームのピーク時には、週に一本はどこかの局の洋画劇場がマカロニを放送していたといっても過言ではない。

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60年代当時は日本未公開だった作品も「夕陽の用心棒」なんていう滅茶苦茶なタイトルで放映された。面白かったので問題ないけど。

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そういう第一次も第二次もマカロニ・ブームの嚆矢となった作品はこれだった。

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ただし、第一次ブームの端緒となった頃はメリケン映画にしとかないとアンバイがよくないという判断があったのだろう。

主役に米国の人気テレビシリーズ・ローハイドに出ていた若いのを引っ張ってきて

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監督はセルジオ・レオーネというイタリア名前を伏せて、ボブ・ロバートソンなんていうとってつけたような名前でクレジットされて

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悪役のジャン・マリア・ヴォロンテもジョン・ウェルズという偽名を名乗った。

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さらにはハリウッドでさえ「荒野の七人」で西部劇への翻案の前例を作っていた世界に冠たるクロサワの時代劇の真似っこをシナリオにすることで、ますますイタリア色を薄くした。

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米国産の映画に錯覚させる偽装工作がふんだんに取り込まれたと思うわけだ。

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この「荒野の用心棒」が世紀の大ヒット作として日曜洋画劇場で放映されて、「現金に手を出すな」が持っていた洋画の視聴率記録を塗り替えたのが1971年のお正月のこと。

第二次マカロニブームが始まったこの日、中一だった僕もテレビの画面にくぎ付けになった。 決めのシーンのたびに膝が震えた。

以来、マカロニ・ウェスタンが放映されるたびに期末試験の前夜だろうがなんだろうがテレビの前に陣取る日々を送ったわけだ。


そういうマカロニの申し子だけに、アマプラでハリウッドの新作を見ていたら、懐かしいフランコ・ネロが出てきたので、うれしくなってmixi日記で紹介したら

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とあるマイミクさんが1月31日からアレがリバイバル上映されるぜと教えてくれた。

アレを大スクリーンで拝める。続・荒野の用心棒。ミネㇽヴァexclamation

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で、今週初めの日曜日の8時に起床して ネコに朝ご飯をあげて、トイレを掃除して

朝シャンして まだ寝床にいるカミさんに新宿で映画見てくると声をかけて

チャリンコこいで浦和駅に出て 湘南新宿ラインで新宿駅に出て

中央東口から新宿武蔵野館の通路に出て、「音楽」のポスターを眺めながら地上に出て

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三丁目に出て EJアニメシアターで先日見た作品のポスターを眺めて

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そのアニメ専門館の上の階にあるシネマート新宿に着いたのは9時過ぎだった。

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上映開始時刻は10:00、余裕のよっちゃんだった。

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で、そのシネマート新宿のロビーがもうねえ、あれを見ただけでも出かけてきた甲斐があったよ。

映画本体はまあ、知ってる人はよく知ってるし、知らない人はこれから見ることはあんまりないと思うので。 ロビーの写真でもって本編の紹介に替えたい。


まず、エレベーターのドアが開くといきなりドでかいポスター。横には展示物。

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奥にもポスター。

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続・荒野の用心棒って、実に様々なポスターがあったんだなという趣向になっていて

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一番奥にはTシャツ販売コーナーまであった。

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でも、肝心のジャンゴのシャツはソールドアウトで

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マカロニ史上類をみないほど魅力のない爬虫類みたいな悪玉のボスと

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そいつに対抗する野卑なメキシコのボスと

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ゲスな神父が耳を削がれるシーンのプリント地じゃあねえ

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売れ残るのは当たり前だと思う。


スチール写真もふんだんに飾られていたよ。これを見ればおおむねどういう話かわかる。

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まあ、かんたんにいうと。

こういうKKKみたいな奴らを

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フランコ・ネロ演じるジャンゴが西部劇の掟破りの機関砲でギタギタにして

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よく知らない女優さんとちょっとあって

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最後はこうやって締める映画だ。

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売店でははこういう飲み物も販売されていた。

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僕は普段は映画を見るときは水断ちを自己ルールにしている。 寄る年波なので尿意は天敵。 ポップコーンを頬張りながらコーラをがぶ飲みする若いのを信じられない思いで眺めるのが常なんだけど。

ジャンゴ・ダニエルズが200円と言われちゃあねえということで、一杯もらったら。

こういうちっさいグラスに盛ったテネシー・ウイスキーのストレートだった。

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ちなみにグラスの後ろにいるのは忠犬ジャン公というマスコットで、こういうポスターにもなっている。

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ちなみにちなみに、よく知られているようにマカロニウェスタン界では「続」という言葉にまったく意味はない。

しいていえば、前作とはまったく関係ないけど、一応主演は一緒だよというケースはある。続・夕陽のガンマン、続・荒野の1ドル銀貨がこの系列だ。

しかし、続・さすらいの一匹狼に至っては主演まで違っていた。


続・荒野の用心棒も一緒。たぶん一番徹底して邦題の正編の真逆をいっていた。


主演は正編の荒野の用心棒の米国人とは別人28号のイタリア人。

本名がフランチェスコ・クレメンテ・ジュゼッペ・スパラネロ(Francesco Clemente Giuseppe Sparanero)にして芸名がフランコ・ネロ。

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監督は正編と同じセルジオでも、レオーネに唯一並ぶ巨峰(と僕は思っている)のコルブッチ。荒野の用心棒が作られた以前からイタリアン・ウェスタンを撮っていた斯界のパイオニアだ。

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音楽も違う。

かなた後にイタリア映画音楽界の大御所となるエンニオ・モリコーネに対して、こなたアルゼンチンからやってきたルイス・エンリケ・バカロフだ。

まあ、聴いてくれよ、アミーゴ。ゴキゲンなサウンドだぜ。新宿の朝にもこのロッキー・ロバーツの歌声が鳴り響いたんだぜ。

続・荒野の用心棒 .Django


https://www.youtube.com/watch?v=ll11Mab5WDQ


さらに正と続ではそもそもの設定が真逆だ。

新宿リバイバルのことを教えてくれたマイミクさんの指摘を得て、僕はなるほどexclamation
と膝をポンと打ったよ。 

両方ともどっかからやってきたガンスリンガーの話だけど。

正編のジョーがふらりとやってきた風来坊の流れ者だったのに対して、続編のジャンゴは亡き妻が眠る故郷に還ってきた地元の者なんだよ。

これはギターを持った渡り鳥とフーテンの寅さんが違うくらい違うのだ、たぶん。 両方とも見てないのでたぶんなんだけど。


正と続の唯一の共通項はスタジオセットだと思う。

これまた別のマイミクさんに教えてもらった受け売りなんだけど。

あの砂塵が吹きすさぶ街並みと泥んこまみれの街並みはスペインにあった同じセットを基にしたものだそうなんだ。

言われてみると、あの酒場は同じセットのように見える。酒場のオヤジはこれまた真逆の扱いになったけどね。

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さてこの日記、ここまででも畢竟の長話だったけど。 次もあるんだよ。

ここまで読んできてくれたマイミクさんたち、もうちっとつきあって。


普通の映画は自分の国を舞台にする。 マカロニ・ウェスタンはそういう映画界の掟破りの鬼っ子だった。

ただし、それは実写の世界でのことだ。

アニメーション界はもうちっと自由度が高い。

なぜなら言語の問題が壁にならない。

アニメの舞台が異国の地で主人公もその土地の者なのに観客の国の言葉をしゃべっても、人は違和感を持たないものなのだ。

なので、米国人はおとぎ話のアラビアンが中近東で活躍する物語を作り

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日本人は米国の特殊部隊の大尉が欧州やアフリカで敵を追う物語を作り

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フランス人は19世紀ロシアの少女が北極を目指す物語を作った。

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こないだ、自分史の中にそういう異国の物語がまた一つ加わった。

ときは先月末の火曜日。場所は恵比寿ガーデンシネマ。

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冷たい雨の降るその日、僕はヲタ仲間の総帥と二人してがたがた震えながらおしゃれな映画館を目指した。

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鑑賞したのはカナダ人の書いた原作を基にして

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アイルランド人が作ったアフガニスタンの物語というとんでもない作品だった。

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邦題はオリジナルからザをとったブレッドウイナー。

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舞台はカブール。アレクサンダー大王やチンギス・ハーンなど古から幾多の征服者が現れてそのたびに民が辛酸をなめさせられた地。

そして、原作が書かれた当時の支配者はタリバン。

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そこで生きる少女の物語。カナディアンのカの字もアイリッシュのアの字もない世界。

まいった。

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タリバンが女性差別主義者の集団だということは知識として知ってはいたけど、とんでもない理不尽の嵐。

女は男連れでないと外に出てはいけない、買い物もままならない。

それでも人は生きていかなくてはいけないというしんどい話。

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でもそのしんどさを乗り越えると、山の斜面の家々など

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スクリーンに映る風景に郷愁を感じるようになり、感動がじわじわ湧いてくる。

そういう作品だ。

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僕がどのくらい感銘を受けたかというとパンフレットを買った。

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僕はよほどの出来でないとパンフは買わない。

去年は1年通じて何十作も見た中でパンフを買うほど感極まったのは二作だけだった。

それが今年は年初早々に三作買っちまった当たり年だ。

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と言っても説得力に欠けると思うので、サヘル・ローズに助太刀してもらう。

このイラン出身の美人さんのことは知っている人が多いと思う。

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しかし、来歴はどうか。 僕がこないだNHKのこの料理番組を見て知った彼女の半生はハードそのものだ。

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イライラ戦争で両親、兄弟姉妹をすべて亡くして孤児になり。 後に養母となる人に救われて現地の孤児院に入るもいろいろあり。 家族の反対を押し切って勘当までされて養子縁組をしてくれた養母さんと来日。 

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しかし日本でもいろいろあって、公園で生活するまでに至り。 それでもなんとかなって今はその養母さんと二人で穏やかな暮らしを営む。

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そのサヘル・ローズがブレッド・ウイナーをイチオシしているんだよ。

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続・荒野の用心棒は好き嫌いが分かれるし、そもそも半世紀も前の映画なので関係者の大半は鬼籍に入ってしまっている。 なのでまあ、見ていない人にお薦めするのもなんなのな映画だけど。

一方、現代の作品、ブレッドウイナーは老若男女どなたでも入っていけるし、この日本ではやけにマイナーな扱いなので、少しでも世に広めたい。

今はまだ東京、横浜、名古屋、大阪などのアートシアター系で上映されているに過ぎないけど、それ以外のところにお住まいの方の街にもやってきたり、ソフトになって手に取れるようになったら、試しに見てみることをお薦めするよ。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月08日 17:59
    クリント・イーストウッドが、『マカロニウェスタン』に出演した経緯については、『本人曰く』「『ローハイド』の撮影が、3ヶ月空いたんで、イタリアに行った」らしいですwww
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月08日 21:21
    基本的に、映画も漫画も
    自国が舞台、自国人が主人公ですが、
    戦後間もない頃のSF漫画「不思議な国のペリー」とか

    それに影響を受けた手塚治虫漫画は無国籍な作品が
    あります。
    あと、少女漫画がイキナリヨーロッパとか。
    最近では「進撃の巨人」も架空の世界ですね。

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月08日 21:41
    「ブラッド・ウイナー」のヒロイン、良いね!/好きなタイプですね。日記の途中に1枚だけ「ノース…」の画が有りましたが、個人的に非常に素敵好みタイプ絵かも…。
    【続荒野の用心棒】、以前DVD所有していましたが、最終的に残ったソフトは「ウエスタン」(昨年リバイバルされたけど未見)…結果的に手放した理由が何なのか?は今後の課題。
    「アバロン」は現在も所有ソフト/下北沢のドラマで購入(購入当時、中古だったけどかなりの高額価格だった気がします/コレクターエディションでは有りません)。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月08日 23:23
    どこから書き込もうか悩むほど、あれこれ盛りだくさんです。一度寝てしまいました。
    さて、確かに名無しの男は浪人三十郎のようにぶらりと現れ消える。ジャンゴは、愛した女の眠る土地にやってきて、なすべきことをなして、おそらく女と出直しの旅に出るのでしょう。
    あの展示の機関銃、あまりにも持ったらしょぼくて、写真の人のようにははしゃげないです。あのTシャツもダサい。
    ジャンゴの名は、リンゴ・キッドのように、あっちこっちの映画で使われましたね。
    この映画、今見ても古びれないので、どこで知ったか20代の女性も見に来るので、大いに宣伝してお勧めしてください。
    アニメ、ユジクでいろいろ企画されていますね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 08:31
    > mixiユーザー 

    いやあ、ありがとうございます。手(パー)

    装甲騎兵いっちゃんさんが26000個めのキリ番を踏んでくれました。

    やっぱり単に立ち寄った方でなくて、コメントをくれた方に踏んでもらいたいですからね。

    はい、イーストウッドのそのエピソードは僕も聞いたことがあります。 ローハイドの撮影は空いたけど、契約に縛られていたので米国の映画に出ることはできない。 そのとき、イタリアから声がかかったので、アルバイト気分で出かけることにしたと。

    相手は聞いたこともないイタリア人たち。 たぶん出演者の中で一番名前が売れていたのは西ドイツの女優のマリアンネ・コッホだっただろうけど、彼女でさえ米国ではあまり知られていなかったのではないか。 しかもクロサワのチャンバラの翻案だという。 ほんとに西部劇が出来るのかい。

    という気分だったのではないかと想像しますが。

    結果は世界的な大ヒット。後のハリウッドでの大成功の足掛かりになった。

    僕はこの故事を仕事はえり好みしないでこなしていけばチャンスにつながるという教訓として捉えています。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 09:09
    > mixiユーザー 

    「不思議の国のペリー」という漫画は知りませんでした。あせあせ(飛び散る汗)

    ペリーというとかの浦賀沖に現れたペリー提督を思い出しますが、日本が舞台ではないようだし、そもそもSFだとするとまったく関係ないのでしょうね。

    手塚治虫の作品は「鉄腕アトム」も主人公たちは日本人でしたが、未来都市が舞台だったので無国籍な感覚が強かったと思います。 旧帝国陸軍の秘密兵器だった鉄人28号とは大分趣きが違っていました。

    はい、少女漫画は異国を舞台とする異国人の話が満載です。萩尾望都の「ポーの一族」は吸血鬼が生き残っているヨーロッパのどこかの話だし、「アメリカン・パイ」はタイトル通りのアメリカの話で、いずれも日本人は出てきませんでした。

    山岸涼子の「アラベスク」はソ連(ロシアではない)のヴァレリーナの話だし、青池保子の「エロイカより愛をこめて」に至ってはNATOの将校の話でした。

    一方、ご指摘の「進撃の巨人」のようにオトコの漫画は架空の世界を舞台にした傑作がときどき登場します。 荒川弘は女性ですがオトコの雑誌育ちのオトコの漫画家。 彼女の代表作の「鋼の錬金術師」もヨーロッパっぽい架空の世界が舞台でして、日本人とはまったく無関係のヨーロッパや中国っぽい名前の者たちの冒険譚でした。

    アニメもその延長線で言語に縛られない自由度がありますが。

    実写映画はマカロニ・ウェスタンのように一定の条件がそろわないと、自分の国の人の話にしないとアンバイがよくないようです。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 09:38
    > mixiユーザー 

    やあ、続・荒野の用心棒の新宿リバイバルを教えてくれた人よ。手(パー)

    うれしいなあ、ブレッドウイナーに好感を持ってくれて。

    この日記、マカロニ・ウェスタンやジャンゴのことを長々書いたし、たしかに自分にとっては思い入れがあるので長々書けたのですが。 

    末尾に書いたように今の世に広めたいのは半世紀前の昔の映画ではなくて、現代の傑作のブレッドウイナーの方なものですから。

    ヒロインのパヴァーナはよい顔をしてるでしょう。

    彼女とロングウェイノースのヒロイン・サーシャとは顔立ちに共通項があります。

    二人とも普段は困り眉、眉が下を向いてる困った困ったの顔なんですが、決意を固めると眉が上を向いてきりっとした顔立ちになるのです。

    両作品とも東京で細々と上映中ですので、機会があったらご覧になってみてください。

    一方、僕は続・荒野の用心棒のDVDは未だに所蔵しています。 そういうことではいつでも再生できるんですが、大スクリーンであの機関砲のバリバリを堪能したくなりましてね。 一念発起して起床して新宿まで出かけていったわけですが、その甲斐はありました。 えがったあ。

    「ウェスタン」はレオーネのオペラ的西部劇の集大成のような作品ですね。僕も去年のリバイバルは間合いを逸して見れなかったんですが、こっちの方はジャンゴよりもリバイバルの機会はあるんじゃないかと思っています。

    いやあ、アヴァロンまでソフトをお持ちだったとは。 僕はあれはけっこう好きなんですよ。続編にあたる「ASSAULT GIRLS」はハッキリいって残念な出来だったけど、アヴァロンはポーランド語にしろ、路面電車にしろ、彫像のように動かない男にしろ押井師の狙いというか描きたかったイメージがわかる感じがしましてね。

    でもそうはいっても、師には早くアニメの世界に復帰してもらいたいというのが僕のささやかな希望です。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 10:13
    > mixiユーザー 

    うひゃひゃ、マカロニの大盛りに仕立てたでしょう。

    続・荒野の用心棒を映画館で見てきた。日記にしよう。そのためにはそもそもマカロニ・ウェスタンが自分にとってどういう存在であるかを始めに書いておこうなどと考えているうちにこういう形になりました。

    荒野の用心棒と続・荒野の用心棒の対比が一番くっきりするのは、主人公のガンマンの成り立ちにあるという考え方は、u.n.c.l.e..さんの日記のやりとりの中で指摘してもらったのですが、思わず膝を打ちました。

    これを発展させると、マカロニ世界は純粋流れ者型と還ってきた者型に大きく分かれるように思います。

    レオーネのドル箱三部作でイーストウッドが演じたガンマンはいずれも純粋流れ者だった。

    一方、コルブッチの二大傑作のジャンゴと「殺しが静かにやって来る」のサイレンスは出自がはっきりしている還ってきた者型でした。

    ご指摘のリンゴォ・キッドはたぶん「駅馬車」でジョン・ウェインが演ったヒーローの名前をマカロニが持ってきたものだと思いますが、それを定番名前にしたジュリアーノ・ジェンマ、当時はモンゴメリー・ウッドというメリケン名前を名乗っていた俳優のマカロニ初主演作は邦題こそ「夕陽の用心棒」という滅茶苦茶なものでしたが、原題は「リンゴォのピストル」でした。

    いやあ、こういうマカロニ話を始めると止まらなくなりますが。。

    それは僕らマカロニファンクラブ会員の者同士のことのように思います。

    僕は本文末尾に書いたように「続・荒野の用心棒」は好き嫌いが分かれる映画なので、マイミクさんたちに広くお薦めするのはちょっとと思っているんですよ。あせあせ(飛び散る汗)

    例えば自分自身、あれを日曜洋画劇場で初めて見たとき、ジャンゴが機関砲をバリバリに撃ちまくるところではカタルシスを感じましたが、その直後にジョナサン神父が耳を切られて口の中に押し込められるシーンではうげっとなりましたしね。

    それは自分の好きな多くのアニメ作品を皆さんにお薦めしないのと同じです。

    ただ、ご指摘のユジク阿佐ヶ谷で上映中のフランスアニメ「ロングウェイノース」や今回のアイルランドアニメ「ブレッドウイナー」は万人にお薦めできるタイプだし、そのわりにやけにマイナーな扱いなのでもっとPRしていきたいなと思っています。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 13:09
    私の幼少期、少女期はマカロニウエスタンをテレビで観るのは日常風景でした。
    それも洋画劇場で
    好きな世界でした。


    オスカーノミネート作品シリーズ、短編アニメーション賞ノミネート
    こんな作品もあります。
    猫も出てきますよ。
    https://youtu.be/kNw8V_Fkw28

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 14:20
    長い長い大河小説のような日記の冒頭でハタと膝を打ちました。 吹き出しのセリフがカタカナのときは外国語なのだexclamation という昭和の漫画が多用した便利なルールは映画では使えない。
    カタカナは外人が使う言葉として使用した人はエライなあ。

    映画を見ながらウィスキーを呑んだなしごれんさんはエライなあ。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 16:55
    > mixiユーザー 

    やあ、マカロニ女子よ。手(パー)

    中学生当時、テレビの洋画劇場でブームになったマカロニ・ウェスタンにずっぽりハマった僕ですが、クラスメイトに同好の士は見当たりませんでした。 

    みんな、俺は男だexclamationとかに夢中になってましてねえ。 おいおい、そんなののどこがいいんだよと思ったものです。 いわんや女子をやexclamation

    考えてみると、あの頃から周りとは違うものに喜びを見出す自分の趣味が形成されていたのかもしれません。 当時のマカロニも今のアニメも世間一般ではメジャーなはずなんですが、自分の周りに仲間を見つけるのは難しいということで。

    今でもマカロニ・ウェスタンはセルジオ・レオーネものだけを別格視する人が多くて、たしかにあれはまさに巨峰なんですが、コルブッチも負けてない、さらにはベタなマカロニも仇花だったかもしれないけどいいようもない味わいがあったというのが僕の立場です。

    Hair Love、ありがとうございますexclamation

    ブレッドウイナーもさることながら、それと同時公開された無言だけどよくわかるショートアニメを彷彿させる作品です。

    あはは、ネコも出てきますね。 ただし、うちとこのネコはこんなものじゃないです。 こないだの日曜もネコに額をペンペン叩かれて起床したのがきっかけなんですが。 うちとこのまりんは単に朝ご飯が食べたい、自分のトイレの始末をしてもらいたいから僕をペンペンして起こしたんですよ。

    まあ、そのおかげで、続・荒野の用心棒を映画館で見れたので、まりんには感謝しなくてはいけないのかもしれないですけどね。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 17:19
    > mixiユーザー 

    いやあ、今回の長ーい冒頭の話はですねえ、それだけだと今さら何言ってんだ、バカじゃないかと思われるものですが、カタカナの吹き出しのことを思いついたので挿入した次第です。

    あれはちびまる子ちゃんだったかな、他のなにかだったかもしれないですが、とにかく外人と話がしたくて紙にカタカナを書いて外国の人に見せる、相手は?になったという思い出話の漫画がありました。

    そのくらい昭和の子供にとってカタカナは外国語というのが常識だったんですよ。

    でも、あと少しだと思います。

    さんまがCMをやっているポケトークがあるじゃないですか。 あれはまだまだのレベルだと思いますが、そうはいってもあとちょっとでほんとにすごいことになるレベルだとも思います。

    あとちょっとで外国語は専門家のものではない、誰でも外国の人と普通に喋れる世界が来るように思います。

    そうなった暁には漫画やアニメと同じように実写版の映画の世界も言語の壁を突破した新たな世界が開けるんじゃないかなあ。

    うひゃひゃ、ジャンゴ・ダニエルズはですねえ。 ショットグラスを大事に抱えてスクリーンの会場で腰を落ち着けて。

    本文中にYouTubeを貼った続・荒野の用心棒のテーマソングを満喫しながらカッといきました。美味かったあ。

    僕が見ていた限りではあのワンショットを買い求めていた人は他にいなかったけどもったいないことだ、コーラなんかは比べにならない美酒なのに、と思ったものです。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 19:41
    > mixiユーザー 

    マイミクさんに教えてもらったことはかなり活用しています。

    今回のような映画のこともあるし、もっと多いのは音楽関係のことかな。

    あと、トリビア的な豆知識。 今回の日記でもいくつか受け売りを散りばめさせてもらいました。 まあ、最低限の仁義として「これはとあるマイミクさんに教えてもらったこと」といった注釈は入れるようにしています。

    mixiの効用のひとつだと思いますよ。

    マカロニは美味しいですよね。僕が家庭料理で好きなのはマカロニグラタンです。

    ところが、あるときから食卓に出てこなくなった。なんでじゃ?とカミさんに聞いたら、長男がグラタンをおかずにしてお米のご飯を食べるのはおかしいと駄々をこねたからだと。 なんでじゃあexclamation & question

    ということで、また食卓に出してもらえるようになりました。マカロニとチキンとゆで卵がうちとこのグラタンのメインでして、ほかに各種野菜が入ります。

    一方、外食で好きなマカロニものはサイゼリヤのアラビアータです。トマトまみれのマカロニ。あれに粉チーズを思い切りかけて、ワインと一緒にいただくとグーです。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月10日 04:32
    イーストウッドは好きだし
    流れていた西部劇は視ていたけど
    知識の範疇ではないなーとか
    近い感覚はザブングルかなー
    ティンプとか悪役として最高な設定だと思うのです
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月10日 19:34
    > mixiユーザー 

    あれは高校生の頃だったかな。映画俳優のグラビア集みたいな単行本が書店に並んでましてね。スティーブ・マックイーンとかオードリー・ヘップバーンとかの有名スター。ただし、かなりお高いので立ち読みで眺めるだけだったんですが。

    僕がそのシリーズで唯一買ったのがクリント・イーストウッドの本でした。

    まあ、そういう昔の人なんですが、90近くなった今でも監督としても俳優としても大活躍中で皆の尊敬を集めているんですから、まさに生けるレジェンドです。

    いやあ、ザブングルってなんだろう、わからんとググってしまいました。

    『戦闘メカ ザブングル』は、1982年2月6日から1983年1月29日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜17:30 ‐18:00(JST)枠に於いて全50話が放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメである。wiki

    渋いなあ。でもこの時期、僕は社会人駆け出しの独身寮生だったので、ザブングルはおろか、かのガンダムでさえ見てなかったんですよ。あせあせ(飛び散る汗)

    悪役についていうと、イーストウッドの「荒野の用心棒」のジャン・マリア・ヴォロンテは黒豹みたいに精悍でギラギラした魅力を放っていましたが。。

    フランコ・ネロの「続・荒野の用心棒」の悪役はマカロニ史上類を見ないほど、ほんっとに魅力がないイヤな奴でした。

    悪役についても、正と続は真逆だったんですよ。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月11日 09:53
    前半の「続・荒野の用心棒」にしか反応できなくて申し訳ないですが、やはりあの映画をテレビのロードショーでたまたま観ることができたのは、本当に幸運だったと思っています。

    冒頭の、泥だらけの地面を棺桶を引き摺りながら登場するというケレン味満点のシーンにまずやられました。
    あとは説明しませんが、とにかく有名俳優が出てるわけでもなんでもないマカロニウエスタンに何となくチャンネルを合わせていた、当時の自分に感謝。

    ラストの墓場での銃撃戦も、本家ウエスタンでは宗教上の禁忌から、あり得なかっただろうという話をどこかで読んだ覚えがあります。
    追い詰められ、負傷した指を布で縛り上げ、銃を十字架に引っかけながらの・・・ファニング!!!!!
    これこそカタルシスと言わずに何と言う。

    (いつもながらの遅コメントを申し訳なく思うのと、記憶だけで書いてる不安はありますが、許してやってくださいませ。)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月11日 10:35
    > mixiユーザー 

    いえいえ、いつも申し上げているように次の日記をアップするまではそれが僕の新作日記ですので、コメントはいつでも大歓迎です。

    レオンさんの場合はたまたまでしたか。僕の場合はあの日曜洋画劇場は満を持して待っていたexclamationという感じでした。

    なにしろ「荒野の用心棒」でぶっとんで、マカロニ漬けになって、フランコ・ネロも「真昼の用心棒」や「ガンマン無頼」で馴染みのスターでしたからね。

    しかし、あれはマカロニの中でも掟破りの連続の鬼っ子でした。

    ご指摘の泥んこのOPから始まって、機関砲は出るわ、復讐の話のはずなのにそうでない方向に流れるわで。

    後年、そのセルジオ・コルブッチの「殺しが静かにやって来る」を同じ日曜洋画劇場で見て、さらに掟破りの連続にぶっとんで、この監督は鬼才だexclamationと感服したものです。

    なるほど、あの十字架の墓場のシーンはそうなのかもしれないですね。 でも、信仰の上では新興勢力の米国ではダメで、キリスト教自体では本家のはずのイタリアではOKというのもよくわからない話ではありますね。

    まあ、僕はその道は文字通り門外漢なので、あまり余計なことは言わないようにしますが。

    あはは、僕も記憶を頼りにこの日記を書きました。 まあ、フランコ・ネロの本名のFrancesco Clemente Giuseppe Sparaneroなんてのはさすがにソラでは書けないので、ネットからコピペしましたが。

    例えば、日記ではスペインを前面に出しましたが、たしかユーゴスラヴィアもマカロニ・ウェスタンの重要なロケ地だったはずです。

    まあ、そういうことまで書きだすと真面目な論考になってキリがないので、自分の都合のよいように組み立てたのがこの日記です。

    それはそれとして、マカロニ・ウェスタンってけっこう日本の文化に影響していると思います。 僕らが熱中した「木枯し紋次郎」なんかはキャラ立て、筋立てから音楽までマカロニの影響がドバドバだったし。 同じ時期に流行った「太陽にほえろ!」でショーケンが演った役はマカロニだったし。 もっと前の「ハレンチ学園」にはマカロニ先生が出てくるしで。

    本文中に貼ったルイス・エンリケ・バカロフのテーマソングなんて、なんとかの北島三郎が日本語カバーを出してますからね。^^
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月17日 21:47
    > mixiユーザー 

    やあ、これはこれは。手(パー)

    もう一方の方はまああれとして、あの日曜日、バニシングの方はポスターを見て、これは見てもいいかなと思ったんですよ。

    僕はあのビルの映画館はかつての角川シネマ新宿、今のEJアニメシアターは以前からちょくちょく出入りしているんですが、上の階のシネマート新宿はスルーしていたんです。 

    ちょうどあれです。 この日記でもちらっとだけ触れた新宿駅東南中央口直結の新宿武蔵野館と一緒でしてね。 僕はかつては、よくこういうのばっかり上映していてお客が確保できるなあとある意味感嘆していたのと一緒です。

    かつ、新宿武蔵野館の方も先月もとある超マイナーなアニメ作品を上映してくれて、それを見てぶっとんだばっかりなんですよ。 ああいう映画館はシネコン全盛のこの時代で貴重な存在だと思います。

    で、もう一つニアミスです。 僕は三泊四日でタイに旅行に出かけていて今日還ってきたところでしてね。

    四日ぶりに日記を開いたら、千花さんがコメを入れてくれていました。^^

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