mixiユーザー(id:17610207)
2020年01月13日18:07
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ナンバー２の掟
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プロレタリアートの同胞諸君、成人式をはさんだ三連休を満喫してるかあい。
おいらはもうバリバリだぜい
今日はお日様ポカポカの春うららな日和だったんでさ。浦和の街を散策してきた。
で、ドトールでブレンドSを持ってカウンター席に座ったら、お隣で晴れ着のお嬢さん方がケーキをパクついていたぜい PARCOの前でも晴れ着のお嬢さんたちがそこかしこにいて記念撮影をしていたぜい
野郎もその辺にいたんだろうけど、まったく視野に入ってこなかったぜい
で、のんびりぶらぶら歩いて帰って、玄関のドアを開けたら、まりんが飛び出してきた。
もちろん僕を出迎えるためではない。
まりんとしても日向ぼっこをしたかったからだ。ただそれだけのことさ。ふっ。。
一方、昨日はどよよーんとした曇り空、凍れる日だったでね。
夫婦して引きこもっていた。
で、昼飯はどうする？と僕が聞いたら、お昼どきになったら屋台が来るから買ってきてちょうだいという指令があった。石焼き芋だ。
そして指令通り、ジャスト・イン・タイムにいしやーきいもーという牧歌的なおっさんの声が流れてきたので、買いに走った。
紅はるか、一本３００円。それを四等分して、夫婦で分かち合って昼飯にした。
美味かった。麦焼酎のロックによく合った。昼から焼酎は連休のだいご味だからね。
夜はお腹の調子が回復しないカミさんは納豆ご飯をかき込んで。
僕は彼女のスペイン土産のイベリコ豚の缶詰を開けた。
レバーペーストっぽい食物で、あったかいご飯とチリの赤によく合った。隣にちょこっと見えるのはご近所さんからおすそ分けしてもらった銀杏を炒ったの。これも美味い。
で、そういう豪華なディナーのお供はモヤさまにした。
新春初の舞台は千歳烏山周辺、東京都２３区ギリで世田谷区ギリ
で、あれはバザーのお店で三人がソフトクリームをパクついたときだったかな。
ＢＧＭを聴いたカミさんが即に反応した。ホール＆オーツの”Private Eyes”だわ。
まあ、８０年代の一大ヒット曲なのでたいていの人は知ってるだろうけど、イントロだけ聴いて早押しするクイズみたく、歌い手と曲名をあてる人はそう多くないと思うよ。
Daryl Hall & John Oates - Private Eyes
https:/
うちとこのカミさんはポップス全般に強い。
前回の日記で紹介した「ネコメンタリー」のＢＧＭにしても、僕がこれビートルズのなんだっけ？と聞いたら、”In My Life”と即答があった。
一方で、僕がこのＢＧＭのピアノ曲はバッハのゴールドベルク変奏曲だ、プレイヤーはグレン・グールドじゃないと思うと言っても、だからなんやねんの風情だったけど。
まあ、音楽一つとっても人には得意分野があるということだ。
そういう僕らがモヤさまで同時に反応したのは、昭和のオバサンたちが通う千歳烏山のアイドルスタジオで流れたこの曲だった。
おニャン子クラブ セーラー服を脱がさないで
https:/
同じように僕らがテレビに出たとたんに反応したナンバーがある。
あれは半年くらい前だったかな。
僕の朝の出勤前のことだ。 ＮＨＫの朝のニュースのちょっとした話題コーナーに往年のヘヴィメタのバンドが登場した。 引退することにしたという。 なにしろこの装束は２０数キロあるんでね、７０超えた身にはもはや無理なんだよ。 で、最後の日本ツアーをやるぜということでね。
で、僕らはこいつらキテレツな格好してたんでゲテモノ視する向きもいたけど、実はメロディラインはしっかりしてるナンバーをやってたんだよなということで意見が一致したのだった。 それはこいつら。
Kiss - I Was Made For Lovin' You
https:/
同じ朝のコーナーにキアヌ・リーヴスも登場した。で、僕ら、へえっと見入った。
有名なハリウッドスターなので作品は見たことなくとも、名前くらいは知ってる人が大半だと思う。
そのキアヌがね、ネットで評判だというんだ。なんかやけによい人だということでね。
彼はあちこちで目撃される。 歩道やらベンチやらにぼろっちい格好で座って、コンビニパンかなんかを食ってる姿がね。 で、なにしろ大スターなのでお金持ちなんだけど、困ってる人がいるとさくっとあげちまうそうなんだ。
キアヌ・リーヴス
もちろん僕も知ってるよ、洋画派なだけに。
出世作になった「スピード」は悪役として復活したデニス・ホッパーの方に目がいって、アジア系の若い警官にはそんなに注目しなかったけど。
このクールジャパンの元祖ともいえる存在
そのそこかしこをもらって実写化したといわれるこいつにはぶっとんだ。
うっはあ、このビル内の銃撃戦、攻殻機動隊そのものじゃん、ウォシャウスキー 兄妹というか姉妹、よくやってくれたあという感じでね。
で、「２」は夫婦して浦和のシネコンで鑑賞した。またまた、うっはあだった。
まあ、僕はキアヌよりも回し蹴りや跳び蹴りを使いまくるスレンダーの極致みたいなキャリー・アン・モスにやられたんだけどね。
で、そのいい人と評判のキアヌ・リーヴスの話題のシリーズの第一弾を昨日見たよ。 アマプラに新規で入ってきたんでね。これだ。
面白かったぜい もうおいらの好きなＢ級アクション、バリバリ。
キアヌが演じるジョン・ウイックはＮ．Ｙ．の暗黒街では知らぬ者のないタフガイ。伝説のブギーマン殺し。でも、今は引退している。
ところが、ロシアンマフィアのボスのチンピラ息子がジョンのことを知らずに手を出しちまう。 ジョンの愛犬を手にかけちまうんだ。
マフィアのボス、顔面蒼白。 和睦を申し入れるが、ジョン・ウイックはもちろん聞く耳持たず。 で、ボスの息子を守るマフィアをズタボロに追い詰めていく。
いやあ、カタルシスのアドレナリン、ドバドバ。
やっぱ映画ってのは小難しい理屈やら作家の感性やらそういうのでなくて、こうでなくちゃ という感じだった。
アマプラには「２」も収録されている。見ねば、だ。
その「２」だけど。
三連休初日の土曜は職業婦人のカミさんが仕事で出たので。アマプラで２ものを三連打見た。いずれも何回も何回も何回も見てる面白いの確定のものら。
最初は「Ｔ２」を見た。
これはなんといっても最初のターミネーターが面白かった。僕は大阪の映画館で見てぶっとんだ。
なので「２」はまあ、どうなのかなあと思ったけど。シュワちゃんはシュワちゃんでよいとして。サラ・コナーのキャラが立ちまくりだった。リンダ・ハミルトンね。
「２」をヒットさせるには最初の主役でないキャラを立てる。そういう定石をきっちり実践していた。
ラストのショットガンの片腕ハンコック、久々に見たけど、相変わらず決まってたなあ。
土曜は次にこれを見た。
ターミネーターは第一弾がなんつってもで大方の評価は一致すると思うけど、こっちは票が割れると思う。 ローバジェットの第一作が好きだという人はいっぱいいる。
でも僕はねえ、この「２」が好きなんだよ。もう劇画の世界そのものでね。
実際バイク、モヒカン、片腕ボウガンにホッケーキーパーの面かぶりのボス。
この映画なくして、名作「北斗の拳」はなかったと思う。
もちろん、無茶苦茶な荒野を設定で作った元祖はこっちだと思うけど。
「バイオレンスジャック」も敗戦後の呉に荒野が出現したという「仁義なき戦い」は参考にしたと思うしね。
土曜の最後に見たのはこれだった。
恥ずかしながら、僕はこいつが好きでね。
ヴェトナム戦争の帰還兵をまじめに描いた第一弾もまあよかったけど。
ノーテンキなこっちの方がずんと好きだった。 こいつが封切りになったとき、僕は大阪の独身寮生。で、梅田のナビオ映画館（今はもうない）でこいつを見てぶっとんだ。
なにこれ、やけにおもしれえじゃんという感じで。ワンマンアーミーがベトコンやソ連をバリバリに殺戮するシーンにカタルシスを感じた。
ただねえ、こいつを好きだというのはけっこう恥ずかしながらなんだよ。
例えばおいらは今でも「三丁目の夕日」は好きな漫画だけど。
どこぞの首相がそれの実写版を見て、ここに古き良き昭和の日本があるとか絶賛した途端にくらっと来たのと一緒でね。
ランボー�兇呂箸�の大統領レーガンが絶賛した。
それはかつてニクソンがよきアメリカの若者と絶賛したというカーペンターズをおいらは好きだぜというのとたぶん同義でね。
好きなことは恥ずかしいという気持ちを忘れてはならぬと思うわけだ。
それはそれとして、ランボー�兇暴个討い燭△僚�優さんはけっこう魅力的だったと思う。
なんとなく「燃えよドラゴン」で李小龍の妹を演った人と印象がかぶった。
「２」はほかにもいろいろある。
例えばこれはなんといっても第一弾でぶっとんだけど、「２」もよかった。
それはアポロとの完全決着もさることながら、たぶんエイドリアンとの夫婦愛を前面に出してきたところにやられたんだと思う。
一方、こっちはなにしろおいらはグロいには苦手なので、第一弾は勘弁してくれよだったけど。 「２」の「今度は戦争だ」のキャッチコピーにやられてレンタルで見た。
いやあ、面白かったね。リプレー、決まってるだった。
このように「２」というのはなかなか難しい。
やりようによっては前作を上回ることもあるけど、なにか趣向をこらさないとワンパターンでは生きていけない。
サラリーマンもそうだ。
映画の「２」は二代目という意味でそれはそれで大変だけど。サラリーマンにおいては二代目というのはオーナー会社くらいしかいない。
でも、組織においてナンバー２というのは常にいる。
おいらも何回かやった。というか３回やった。
たいていの会社はそうだと思うけど、直接的には課長が部下を使う。でもって、ケツはトップが拭く。部長とか支社長とかそういう存在だ。
で、間に副がいる。副部長とか副支社長とかそういうの。
で、これがねえ、けっこうアンバイが難しいポジションなんだよ。
実務は課長が仕切っている。最終決断と責任は部長が持つ。
だと、副部長はいなきゃいないでいい存在になりかねないんでね。
そういう中で副をやって僕が体得したのは。
信を得る最初は課長以下の部下でなくてその組織の長だということだった。
普通はね、下に信を得ている者が強いと思い込みがちなんだけど。そういう場合も、もちろんあるだろうけど。
実はそうじゃない場合の方が多い。ナンバー２はまずボスの信を得る。そうするとね、課長以下はあの人に相談すればボスに話を通してくれるとわかるんだよ。皆バカじゃないからさ、見てればわかる。
それがわかってからはだいたい順回転した。 上からも下からも、まあ、あいつはいた方がいいという風に思われたと思う。
その後、自分が組織の小ボスになったときもそれを応用した。
まあ、どうしようもない人がナンバー２だったときもなくはなくて、そういうときはしょうがないんだけど。 そうでないまっとうなときは、ナンバー２を言葉はあれだけど重用した。
簡単にいうと、あいつが言うことは俺が言うことだと内外に宣言した。 内外というのがミソでね。 外というのは有体にいうと会社の本部スタッフや役員。 身近な部下の人らは見てればわかるんだけど、上層部のそういう人らは違うからね。 それをハッキリさせたことでなんというか、肩の荷がけっこう軽くなったように思う。 だって、自分と同じように振舞える者がもう一人いるんだから。
なんて、ちょっと柄でもないことを書いちまったけど。
今日まで休みで明日からまた働きに出るマイミクさんの中に僕より年下の人がいたら、多少とでも参考にしてもらえたら幸いです。
おいらはもうバリバリだぜい
今日はお日様ポカポカの春うららな日和だったんでさ。浦和の街を散策してきた。
で、ドトールでブレンドSを持ってカウンター席に座ったら、お隣で晴れ着のお嬢さん方がケーキをパクついていたぜい
PARCOの前でも晴れ着のお嬢さんたちがそこかしこにいて記念撮影をしていたぜい
野郎もその辺にいたんだろうけど、まったく視野に入ってこなかったぜい
で、のんびりぶらぶら歩いて帰って、玄関のドアを開けたら、まりんが飛び出してきた。
もちろん僕を出迎えるためではない。
まりんとしても日向ぼっこをしたかったからだ。ただそれだけのことさ。ふっ。。
一方、昨日はどよよーんとした曇り空、凍れる日だったでね。
夫婦して引きこもっていた。
で、昼飯はどうする？と僕が聞いたら、お昼どきになったら屋台が来るから買ってきてちょうだいという指令があった。石焼き芋だ。
そして指令通り、ジャスト・イン・タイムにいしやーきいもーという牧歌的なおっさんの声が流れてきたので、買いに走った。
紅はるか、一本３００円。それを四等分して、夫婦で分かち合って昼飯にした。
美味かった。麦焼酎のロックによく合った。昼から焼酎は連休のだいご味だからね。
夜はお腹の調子が回復しないカミさんは納豆ご飯をかき込んで。
僕は彼女のスペイン土産のイベリコ豚の缶詰を開けた。
レバーペーストっぽい食物で、あったかいご飯とチリの赤によく合った。隣にちょこっと見えるのはご近所さんからおすそ分けしてもらった銀杏を炒ったの。これも美味い。
で、そういう豪華なディナーのお供はモヤさまにした。
新春初の舞台は千歳烏山周辺、東京都２３区ギリで世田谷区ギリ
で、あれはバザーのお店で三人がソフトクリームをパクついたときだったかな。
ＢＧＭを聴いたカミさんが即に反応した。ホール＆オーツの”Private Eyes”だわ。
まあ、８０年代の一大ヒット曲なのでたいていの人は知ってるだろうけど、イントロだけ聴いて早押しするクイズみたく、歌い手と曲名をあてる人はそう多くないと思うよ。
Daryl Hall & John Oates - Private Eyes
https:/
うちとこのカミさんはポップス全般に強い。
前回の日記で紹介した「ネコメンタリー」のＢＧＭにしても、僕がこれビートルズのなんだっけ？と聞いたら、”In My Life”と即答があった。
一方で、僕がこのＢＧＭのピアノ曲はバッハのゴールドベルク変奏曲だ、プレイヤーはグレン・グールドじゃないと思うと言っても、だからなんやねんの風情だったけど。
まあ、音楽一つとっても人には得意分野があるということだ。
そういう僕らがモヤさまで同時に反応したのは、昭和のオバサンたちが通う千歳烏山のアイドルスタジオで流れたこの曲だった。
おニャン子クラブ セーラー服を脱がさないで
https:/
同じように僕らがテレビに出たとたんに反応したナンバーがある。
あれは半年くらい前だったかな。
僕の朝の出勤前のことだ。 ＮＨＫの朝のニュースのちょっとした話題コーナーに往年のヘヴィメタのバンドが登場した。 引退することにしたという。 なにしろこの装束は２０数キロあるんでね、７０超えた身にはもはや無理なんだよ。 で、最後の日本ツアーをやるぜということでね。
で、僕らはこいつらキテレツな格好してたんでゲテモノ視する向きもいたけど、実はメロディラインはしっかりしてるナンバーをやってたんだよなということで意見が一致したのだった。 それはこいつら。
Kiss - I Was Made For Lovin' You
https:/
同じ朝のコーナーにキアヌ・リーヴスも登場した。で、僕ら、へえっと見入った。
有名なハリウッドスターなので作品は見たことなくとも、名前くらいは知ってる人が大半だと思う。
そのキアヌがね、ネットで評判だというんだ。なんかやけによい人だということでね。
彼はあちこちで目撃される。 歩道やらベンチやらにぼろっちい格好で座って、コンビニパンかなんかを食ってる姿がね。 で、なにしろ大スターなのでお金持ちなんだけど、困ってる人がいるとさくっとあげちまうそうなんだ。
キアヌ・リーヴス
もちろん僕も知ってるよ、洋画派なだけに。
出世作になった「スピード」は悪役として復活したデニス・ホッパーの方に目がいって、アジア系の若い警官にはそんなに注目しなかったけど。
このクールジャパンの元祖ともいえる存在
そのそこかしこをもらって実写化したといわれるこいつにはぶっとんだ。
うっはあ、このビル内の銃撃戦、攻殻機動隊そのものじゃん、ウォシャウスキー 兄妹というか姉妹、よくやってくれたあ
という感じでね。
で、「２」は夫婦して浦和のシネコンで鑑賞した。またまた、うっはあだった。
まあ、僕はキアヌよりも回し蹴りや跳び蹴りを使いまくるスレンダーの極致みたいなキャリー・アン・モスにやられたんだけどね。
で、そのいい人と評判のキアヌ・リーヴスの話題のシリーズの第一弾を昨日見たよ。 アマプラに新規で入ってきたんでね。これだ。
面白かったぜい
もうおいらの好きなＢ級アクション、バリバリ。
キアヌが演じるジョン・ウイックはＮ．Ｙ．の暗黒街では知らぬ者のないタフガイ。伝説のブギーマン殺し。でも、今は引退している。
ところが、ロシアンマフィアのボスのチンピラ息子がジョンのことを知らずに手を出しちまう。 ジョンの愛犬を手にかけちまうんだ。
マフィアのボス、顔面蒼白。 和睦を申し入れるが、ジョン・ウイックはもちろん聞く耳持たず。 で、ボスの息子を守るマフィアをズタボロに追い詰めていく。
いやあ、カタルシスのアドレナリン、ドバドバ。
やっぱ映画ってのは小難しい理屈やら作家の感性やらそういうのでなくて、こうでなくちゃ
という感じだった。
アマプラには「２」も収録されている。見ねば、だ。
その「２」だけど。
三連休初日の土曜は職業婦人のカミさんが仕事で出たので。アマプラで２ものを三連打見た。いずれも何回も何回も何回も見てる面白いの確定のものら。
最初は「Ｔ２」を見た。
これはなんといっても最初のターミネーターが面白かった。僕は大阪の映画館で見てぶっとんだ。
なので「２」はまあ、どうなのかなあと思ったけど。シュワちゃんはシュワちゃんでよいとして。サラ・コナーのキャラが立ちまくりだった。リンダ・ハミルトンね。
「２」をヒットさせるには最初の主役でないキャラを立てる。そういう定石をきっちり実践していた。
ラストのショットガンの片腕ハンコック、久々に見たけど、相変わらず決まってたなあ。
土曜は次にこれを見た。
ターミネーターは第一弾がなんつってもで大方の評価は一致すると思うけど、こっちは票が割れると思う。 ローバジェットの第一作が好きだという人はいっぱいいる。
でも僕はねえ、この「２」が好きなんだよ。もう劇画の世界そのものでね。
実際バイク、モヒカン、片腕ボウガンにホッケーキーパーの面かぶりのボス。
この映画なくして、名作「北斗の拳」はなかったと思う。
もちろん、無茶苦茶な荒野を設定で作った元祖はこっちだと思うけど。
「バイオレンスジャック」も敗戦後の呉に荒野が出現したという「仁義なき戦い」は参考にしたと思うしね。
土曜の最後に見たのはこれだった。
恥ずかしながら、僕はこいつが好きでね。
ヴェトナム戦争の帰還兵をまじめに描いた第一弾もまあよかったけど。
ノーテンキなこっちの方がずんと好きだった。 こいつが封切りになったとき、僕は大阪の独身寮生。で、梅田のナビオ映画館（今はもうない）でこいつを見てぶっとんだ。
なにこれ、やけにおもしれえじゃん
という感じで。ワンマンアーミーがベトコンやソ連をバリバリに殺戮するシーンにカタルシスを感じた。
ただねえ、こいつを好きだというのはけっこう恥ずかしながらなんだよ。
例えばおいらは今でも「三丁目の夕日」は好きな漫画だけど。
どこぞの首相がそれの実写版を見て、ここに古き良き昭和の日本があるとか絶賛した途端にくらっと来たのと一緒でね。
ランボー�兇呂箸�の大統領レーガンが絶賛した。
それはかつてニクソンがよきアメリカの若者と絶賛したというカーペンターズをおいらは好きだぜ
というのとたぶん同義でね。
好きなことは恥ずかしいという気持ちを忘れてはならぬと思うわけだ。
それはそれとして、ランボー�兇暴个討い燭△僚�優さんはけっこう魅力的だったと思う。
なんとなく「燃えよドラゴン」で李小龍の妹を演った人と印象がかぶった。
「２」はほかにもいろいろある。
例えばこれはなんといっても第一弾でぶっとんだけど、「２」もよかった。
それはアポロとの完全決着もさることながら、たぶんエイドリアンとの夫婦愛を前面に出してきたところにやられたんだと思う。
一方、こっちはなにしろおいらはグロいには苦手なので、第一弾は勘弁してくれよだったけど。 「２」の「今度は戦争だ」のキャッチコピーにやられてレンタルで見た。
いやあ、面白かったね。リプレー、決まってる
だった。
このように「２」というのはなかなか難しい。
やりようによっては前作を上回ることもあるけど、なにか趣向をこらさないとワンパターンでは生きていけない。
サラリーマンもそうだ。
映画の「２」は二代目という意味でそれはそれで大変だけど。サラリーマンにおいては二代目というのはオーナー会社くらいしかいない。
でも、組織においてナンバー２というのは常にいる。
おいらも何回かやった。というか３回やった。
たいていの会社はそうだと思うけど、直接的には課長が部下を使う。でもって、ケツはトップが拭く。部長とか支社長とかそういう存在だ。
で、間に副がいる。副部長とか副支社長とかそういうの。
で、これがねえ、けっこうアンバイが難しいポジションなんだよ。
実務は課長が仕切っている。最終決断と責任は部長が持つ。
だと、副部長はいなきゃいないでいい存在になりかねないんでね。
そういう中で副をやって僕が体得したのは。
信を得る最初は課長以下の部下でなくてその組織の長だということだった。
普通はね、下に信を得ている者が強いと思い込みがちなんだけど。そういう場合も、もちろんあるだろうけど。
実はそうじゃない場合の方が多い。ナンバー２はまずボスの信を得る。そうするとね、課長以下はあの人に相談すればボスに話を通してくれるとわかるんだよ。皆バカじゃないからさ、見てればわかる。
それがわかってからはだいたい順回転した。 上からも下からも、まあ、あいつはいた方がいいという風に思われたと思う。
その後、自分が組織の小ボスになったときもそれを応用した。
まあ、どうしようもない人がナンバー２だったときもなくはなくて、そういうときはしょうがないんだけど。 そうでないまっとうなときは、ナンバー２を言葉はあれだけど重用した。
簡単にいうと、あいつが言うことは俺が言うことだと内外に宣言した。 内外というのがミソでね。 外というのは有体にいうと会社の本部スタッフや役員。 身近な部下の人らは見てればわかるんだけど、上層部のそういう人らは違うからね。 それをハッキリさせたことでなんというか、肩の荷がけっこう軽くなったように思う。 だって、自分と同じように振舞える者がもう一人いるんだから。
なんて、ちょっと柄でもないことを書いちまったけど。
今日まで休みで明日からまた働きに出るマイミクさんの中に僕より年下の人がいたら、多少とでも参考にしてもらえたら幸いです。
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