昨日、御用納めをやってきた。
で、速攻で家に帰って留守番していたまりんとテレビを楽しんだ。
今日から黄金の九連休。九蓮宝燈だ。
へたにつもると麻雀放浪記の出目徳のように昇天してしまうのだ。
今週もいろいろあったよ。
まず、日曜は早朝5時過ぎにカミさんとその母上を蒲団の中からお見送りした。
二人してスペインに旅立ったのだ。
おいらの天下だ。 居間の壁掛けテレビでアマゾンプライムビデオ見放題だ。
しかも大阪のおっかさんのお土産があるので、買い出しに出る必要もない。
昼と晩に2個ずつありがたくいただくべ。
で、アマプラ見まくった。
例えばこれ。 わかりますかね。
。。。ええとですね、こういうのです。
いや、これが抱腹絶倒でね。 一方で沁みるところもある。 特にこのEDなんかね。
まあ、聴いてみてよ。 多くのマイミクさんが好む昭和テイスト満載な唄だから。
TVアニメ「アフリカのサラリーマン」EDテーマ「ホワイトカラーエレジー」
https://www.youtube.com/watch?v=-4tMzOMlEPo
あるいはこういうのも見た。これならわかる人もいると思うよ。
はい、これです。
あいかわらず、アニメと特撮ばっかりだと思うでしょう。
そんなこともないんだよ。
晩飯は豚まんに目玉焼きに野菜焼きにナンドッグをワンプレートにしてパクついた。
で、これを食事のお供にした。
わかりますかね。ヒントはスタちゃんにシュワちゃん。
よくもまあ、これだけタフガイ・スターを集めたもんだ。
傭兵野郎らが悪い奴らをぶっとばす。典型的なB級アクション。
ノーテンキそのもので面白かったよ。
そして月曜はいつものヲタトリオで日比谷のTOHOシネマズに行ってきた。
これを見るためだ。
ほんとは火曜にすれば会員割引でお安くなるんだけど、火曜はクリスマス・イブだったんでねえ。 日比谷の辺は恋人も濡れる街角化する。
さすがにおっさん三人でうろつくのはアンバイがよくなかろうということで、月曜に前倒ししたんだよ。
初のフル3CGルパンはまあ、それなりに楽しめたよ。
最初はベタ過ぎ、ネタ割れし過ぎだと思ったけど、コンピューター画像に慣れるにつれて乗れたよ。
ただ、新キャラの声をアテた広瀬すずちゃんは声優には適していないと思った。
なんというか、あまりにも広瀬すず声でさ。 実写ならそれでいいんだけど、アニメのキャラ声としてはいただけなかった。
キャラの特性を際立たせるようにデフォルメしつつナチュラル感を出すのがプロの声優というものなんでね。
それは例えば、今週は仕事が忙しくてプロジェクトに参加できなかった若が愛好する声優が然りだ。
これらのぜんぜん違うキャラになりきる声というのは女優には出来ないと思う。
しかも、すずちゃんの場合は新キャラの名前がいただけなかった。
レティシアっていったら。
おいらの銀幕の女神じゃないか。
普段なら、サイゼの銀座店の反省会でそういうことをダベるんだけど。
僕はそれはパスして家路を急いだ。
もちろん、まりんが待っているからだ。
で、翌日は年休を取った。
で、大宮のこのビルの中でパスポートの更新手続きをした。
カミさんに負けてられん。おいらも来年は海の外に行くぜ
で、帰りに浦和PARCOに寄ったら、こういうのが入り口に置いてあった。
今日はイブであるか。ということで、PARCO地下のヤオコーでこれらを買って
スペインにいる妻に対抗するためにこれも買った。
カミさんはアンダルシアのイブを母娘で満喫中。
おいらも負けてないぜ。アンダルシアだったら、茄子があるぜ。
ということで、この作品を夕餉のお供にした。
その白眉、結婚式のシーンでね、シャベルですくう本場のパエリアが登場するんだよ。
で、翌水曜日はまたアフリカのサラリーマンして、ネコのために定時に帰宅して。
木曜が今週の白眉だった。
この日、僕はまたしても年休を取った。
で、朝にまりんをかかりつけの獣医さんのとこに定期健診に連れてった。
おしっこ、体重ともに基準値。 システム・オールグリーン。
で、僕は午後の作戦の事前学習をした。アマプラでこれを見たのだ。
いや、もちろん帰りマンや鉄男じゃないよ。懐かしいこれだ。
なぜかというと、夕方に広島弁の物語を仲間と鑑賞することになっていたのでね。
で、僕はまりんに夕飯分のご飯も用意して家を出た。 目指すは新宿。
この日、僕が赴いたのは東宝娘のいる館ではなく
モギリさんが待つ館だった。
ここだ。
3年前、大手が手を出さない中で旗艦館として、堂々これを上映した文化の灯のような存在だ。
僕が思うに世の中の傑作には二種類ある。
ひとつは何回も何回も何回も見てそのたびに痺れる作品だ。
片淵須直の監督作品ではこれがそうだ。もうねえ、何回見たことか。しかもアマプラに収録されてるので、また見る。
一方、もうひとつは記憶が薄れないようにごくたまに見る作品だ。
片淵須直の監督作品ではこれがそうだ。
あれは忘れもしない三年前の11月のことだった。
当時、僕は大阪に単身赴任中で、同じ阪チョン族だったヲタ仲間の巨乳派と梅田のシネ・リーブルというアートシアターに赴いた。
どの辺がアートシアターかというと、その日上映されていたのはこういうのだった。
そこの一番小さいシアターで掛けられていたのがコノセカだったんだよ。3週間の期間限定上映だった。
その上映が終わった直後、巨乳派がため息と共に吐いたセリフ。
今年NO.1だ。
その年、2016年はね、ヲタクにとって画期的な年だったんだよ。
それまではヲタクの間では神だったけど一般にはクズだった庵野秀明がこいつのヒットで一気にメジャーになり
同じくヲタクの間では神だったけど一般には無名だった新海誠がこいつのヒットで一気に
市民権を獲得した。
二つとも名作だ。 だがしかし、それらのメガヒットの陰で文字通り片隅で公開されたこいつこそが2016年のNO.1だった。 巨乳派が上映直後に喝破した通りだった。
で、そのエクスプロージョンに火をつけたテアトル新宿が上映したのは
単なるリバイバルではなかった。
タイトルをよく見て。 「この世界の」と「片隅に」の間に「さらにいくつもの」という言葉が挿入されているでしょう。
それはテアトル新宿の階段沿いに掛けられたパネルにもある。
これね。
なにかというと、今回公開されたのはヒロインのすずちゃんと遊郭の女の人との淡い交わりをより深く描くためのシーンを新たに追加したロングバージョンなんだよ。
ああ、なんというかねえ 素晴らしかった。
で、総帥と巨乳派と僕のトリオは反省会で泡のワインなどを賞味しつつ、なんて素晴らしい映画なのだろうとため息をついたのだった。
その反省会で2016年の劇場版ベスト1は「この世界の片隅に」で決まりとして、今年2019年はどうなのだろう、お互いのベスト3を出し合おうぜということになった。
でも僕ら、いっぱい見たからねえ。しかも酔っ払い。なかなか収束しない。
で、翌日メール交換しようぜということになり。
2位以下は票が割れたけど、ベスト1は三人とも一発で決まりだった。
フランス映画のこれだ。
ということでマイミクの皆さん、今年もお世話になりました のお
わしゃあ、これから、アマプラ漬けになって、真っ白な廃人になるけえ、のお
締めはコノセカと共に見事に現代に蘇った昭和の名曲
コトリンゴ / 悲しくてやりきれない
https://www.youtube.com/watch?v=KRcn_bjy7rQ
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